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おでんはだしが決め手です!だしのきいたホクホクおでんで温まろう♡

さむ〜い冬、ホクホクおでんが美味しいですよね♡だしの染みた大根、こんにゃく、はんぺん...優しい味がほっくり内側から身体を温めてくれます。おでんの決め手、だしを美味しくおうちで手作りするレシピをご紹介します♪おでんを食べて冬を乗り切りましょう!

おでんとだしをより美味しく!おでん鍋の選び方

家庭でつくるおでんの鍋といえば、やっぱり土鍋。
おでんの具材とだしをしっかり美味しくしてくれる鍋を選びましょう!

①おでん鍋の形で選ぶ

おでんに使う土鍋は口が広く、底が平らなものが適しています。
具材を重ねずに入れられるので、だしが均等に染み渡り、なおかつ煮くずれを防ぐ形です。

②おでん鍋の大きさで選ぶ

おでんは2人前だけ作るよりも、少し多めにまとめて作ると便利です。
約4〜5人分の大きさを目安に選べば、家族が増えたり来客があってもずっと使えます。
丸い鍋だと直径30cmぐらい、四角い鍋だと30×40cmぐらいを選ぶと、だしと具材をゆったり入れることができます。

おでん鍋の素材で選ぶ

家庭用として最適なのはやはり土鍋です。
おでん屋さんで見かける赤銅鍋よりも扱いやすく、手入れもしやすいです。
火から下ろして食卓に出しても、中のだしと具材が冷めにくいのも魅力です。

知ってる?土鍋を最初に使う時のお手入れ

土鍋を初めて使うときは米のとぎ汁を張って30分程おき、しばらく弱火にかけます。
火を止めてそのまま冷ましておくと、土鍋の焼き目の隙間の接着が強まり割れにくくなります。
普段洗う時は内側だけ洗うようにしましょう。外側や底は洗うと耐久性が弱まるので、特にひどい汚れが無ければ洗わない方が良いです。

だしをしみ込ませるには大切!おでんの下ごしらえ

こんにゃくにだしをしみ込ませるには

おでんのこんにゃくは表と裏、両面に浅く網目状に切り込みを入れるとだしがしっかりしみ込みます。
縦に2~3㎜間隔で包丁を入れ、そのまま垂直方向、十字になるように包丁を入れていきます。
その後、こんにゃく一切れにつき小さじ2分の1ほどの塩をまぶし、5分おきます。
こうすることでこんにゃくから臭みのもとの水気が出て行き、だしの味がより一層美味しくしみ込みます。
そのまま1分くらい下ゆでします。これでおでんのこんにゃくの下ごしらえは完了です!

大根にだしをしみ込ませるには

おでんのだしで炊く前に大根を一度下ゆでしておくと、だしも薄くならず、しっかりと大根にだしの味が染み込みます。

まず大根を3~4㎝の輪切りにし、皮を厚めにむきます。
煮崩れを防ぎたい場合は、大根の角を包丁で面取りをしましょう。
下ゆでをする前に、大根の片方の面に包丁で1cm程の切り込みを十字にいれます。これは、大根により一層だしの味を染み込ませるための「隠し包丁」といいます。
切り込みが終わったら、鍋に米のとぎ汁または水をはり、大根に竹串がスッと通るようになるまで下茹でをします。

これで、大根にだしをしみ込ませるための下ごしらえは完了です!

じゃがいもにだしをしみ込ませるには

おでんのじゃがいもはあらかじめ蒸すか、茹でるかしておきます。
中側まで柔らかくなったら取り出して、皮をむいておきます。

練り物や揚げ物にだしをしみ込ませるには

ちくわなどの練り物や厚揚げなどの揚げ物は、だしに入れる前に一度湯通ししておくと良いです。
包丁で2~3口で食べられる大きさに切り、ざるに並べて、上から熱湯を回しかけます。
こうすることで余計な油を落とし、だしの味がしみ込むのを邪魔せず美味しくおでんを味わうことができます。

たまごにだしをしみ込ませるには

家庭でおでんを作る時に、最もだしがしみ込みにくいのが、たまご。
でもしっかりだしがしみていて欲しい、たまご!
たまごに関しては、少し早めから準備しておくとしっかりだしをしみ込ませることができます。

まず、沸騰したお湯でゆで卵を作ります。このとき少し固ゆでを意識して作ると良いです。
ゆで卵ができたら、写真のようにポリ袋に温めたおでんのダシ汁と卵を入れ、空気を抜いて口を閉じます。
最低2時間、時間があれば1晩おいておきます。
こうすることで、おでんのたまごにだしの味がしっかりしみ込んで美味しいたまごになります★

美味しいおでんのだしの作り方!

だしの取り方2パターン

こんぶと鰹のあっさりだしの作り方

材料(10カップ分):
水11カップ
昆布20cm角1枚
削りがつお50g

昆布は固く絞ったぬれぶきんで汚れを拭き取り、3〜4カ所切れ目を入れる。 鍋に水と昆布を入れて火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。 削りがつおを加え火を止め、削りがつおが沈んだら、ふきんで漉す。

出典:https://www.kibun.co.jp

だしの香りを存分に楽しむ、あっさり味のおでんだしです。
どんなおでんの具材にも美味しく合います★

鶏ガラのコッテリだしの作り方

材料(10カップ分):
水14カップ
鶏ガラ1羽分
昆布20cm角1枚

鍋に水と、サッと水洗いした鶏ガラを入れて火にかけ、 強火でひと煮立ちさせ、アクを除く。
弱火にして、アクをすくいながら約1時間煮る。
サッと水洗いした昆布を加え、10分間くらいしたら火を止め、 ふきんで漉す。

出典:https://www.kibun.co.jp

昆布と鰹より濃厚な、コッテリ風味のおでんだしです。
アクをしっかりとるのがポイント!

味の付け方2パターン

関東風「濃厚だし」の味付け

だし汁10カップに対し、しょうゆ1/2カップ弱、みりん2/3カップを加えて味付けをする。

関西風「あっさりだし」の味付け

だし汁10カップに対し薄口しょうゆ1/3カップ、酒大さじ1、砂糖1/4カップ、塩小さじ2を加えて味付けをする。

これでおでん上級者!おでんを煮る順番とポイント

おでんの具は煮えづらいものから

おでんのだしは沸騰直前まで温めておきます。
まずは味の染みにくい、大根、こんにゃく、ゆで卵、厚揚げを入れて、30~40分間煮込みます。

次に、ジャガイモなど練り物意外の具を入れます。
この時火は決して煮立たせないようい調節して下さい。
5〜10分ほど煮たら、一度火を止めて、しばらく冷まして味をしみ込ませます。
出来れば半日ほど置いておくと、しっかりと味がしみ込みます。

食べる直前の、だし汁を再度温めるときにようやくさつま揚げ、つみれ、はんぺんなどの練りものを入れます。
練り物をあたためる時間は長くても15分程度で十分です。
煮込みすぎると、練り物の旨味がおでんの汁に溶け出してしまい、美味しさが損なわれます。

だしのきいた熱々おでんで温まろう!

いかがでしたか?
コンビニやお店だとすでに出来ている美味しいおでん、きちんと手順を踏めば自宅でも作ることができるんです。
だしのしっかりきいたおでんを、是非ご自宅で作ってみて下さいね★

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