形がかわいいだけじゃない！知られざるスターフルーツの食べ方とは？

スターフルーツはゴレンシとも言い、切った断面が星の形に見えることからこのような名前が付けられました。スターフルーツの原産地は諸説あり、マレー半島やジャワ島、インドなどではないかと言われ、古くから熱帯アジア地域やインド地方などに分布しています。
スターフルーツが日本へ渡来したのは、18世紀末頃。沖縄に渡来し栽培が行われ、現在では、宮崎県や沖縄県、鹿児島県で栽培されています。

スターフルーツの味は、ほんのり甘みと酸味があり、ジューシーでシャリッとした食感です。

スターフルーツには体内の水分量を調節したり、血圧を安定させたり、筋肉の働きをコントロールするカリウムが豊富に含まれています。カリウムは塩分を多く摂取した時や利尿作用の強いお茶やコーヒーなどを摂りすぎたときには不足しがちになります。カリウムは高血圧の予防にもなります。

残念ながら、スターフルーツにはカリウムの他には目立った栄養素は見られないようです。

甘味種と酸味種があります。甘味種は、果実は大き目で甘みがあり、熟すと皮が黄色くなります。
酸味種は果実は小さめで酸味が強いタイプです。
食べ方にも違いがあり、甘味種は生食にピッタリで、酸味種はピクルスやジャム、砂糖漬けなどに加工して食べられます。

それぞれに合った食べ方で楽しみましょう！

スターフルーツには、緑がかったものや黄色っぽいものなどさまざまな色のものがあります。どのようなものを選べば良いのでしょうか。食べ方の前に選び方を学びましょう！

スターフルーツの選び方のポイントは表面につやがあり、触ったときに張りがあるものです。

スターフルーツは追熟する果物なので、全体に黄緑色が強いものはまだ未熟で甘みがほとんどなく酸味が強いです。食べ方としてサラダやピクルスなどの料理用に使いましょう。
生食する場合は少し追熟させて、黄色く色が変わってきたら、酸味が落ち着き、甘味が出てきます。

料理をする食べ方の場合は黄緑色のもの、生食での食べ方の場合は黄色いものを選ぶと良いようです。

いよいよ気になる食べ方のご紹介です。
星形を活かした食べ方はというと、まず角の部分がやや固く渋みがあるので包丁などで切り落とします。次に端っこも切り落とし、あとは５ｍｍ幅に薄くスライスだけ。とっても簡単ですね。
また、同じように角の固い部分を切り落とした後、星の中央を残すように縦にスティック状に切り落とすという食べ方もあります。
この食べ方なら誰でもすぐに挑戦できそうです。

少し未熟で青いものは、シャキシャキとした食感と酸味が楽しめるので、サラダに加える食べ方がおすすめです。食卓が一気におしゃれに！星形がとってもかわいいですね。

ピクルスにする食べ方です。ビンに詰めるとスターフルーツのかわいい形が光ってますね。
お弁当の彩りやアクセントにもおすすめの食べ方です。

砂糖に漬ける食べ方です。シロップでにてコンフィにしても星形がかわいい！デザートやヨーグルトのトッピングなどにおすすめの食べ方です。
スターフルーツはジャムにもできますが、香りもほとんどないので何のジャムかわからないほどだとか。

紅茶に入れる食べ方です。
スターフルーツを粗みじん切りまたはすりおろし、軽くかき混ぜてできあがり！お好みで砂糖やはちみつを加えます。グラスにスライスしたスターフルーツを添えるととってもおしゃれ！
南国の雰囲気を楽しめそうな食べ方です。

こんな食べ方も！スターフルーツが和食にもなっちゃうんですね。口に入れた瞬間は胡麻と白だしのしょっぱさ、噛んだとたんに甘さがジュワ～っと広がるのだそう。お醤油とも合うのならば食べ方のバリエーションが増えそうです。

スターフルーツには星形に切って食べる食べ方やスティック状に切って食べる食べ方、お料理にしたり、彩りや飾り使う食べ方などいろいろな食べ方がありました。
星形に切って盛り付けるだけでも、あっと驚くおもてなしにもなりそうです。
まだまだ秘められた可能性を持ったスターフルーツ。是非いろいろな食べ方をでスターフルーツを楽しみましょう！