2016/04/24
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毎年、梅雨頃になるとスーパーや八百屋で出回りはじめる青梅。自分で漬けたりするのは大変…と思うかもしれませんが、簡単なレシピもたくさんあるんです!今回は青梅の下処理の方法から青梅を使ったいろいろなレシピをご紹介していきたいと思います。
青梅とは、まだ熟していない青い梅の実のことです。
ちょうど梅雨頃が収穫時期で6月中旬から遅くても下旬くらいまで出回ります。
傷がなく粒が大きくシワのはいっていないものがおいしい青梅です。
青梅とはまた別の意味で未熟である未熟果を避けるためには出回りはじめてすぐの青梅は買わないことも重要です。
青梅を選ぶことができたら、調理の前にまず下処理です。
青梅の下処理は難しい工程はありませんが梅の変色と傷をつけないように気をつけておこなってください。
☆まず、青梅を水につけてアク抜きをします。
このときに梅の実に傷があったり水に長くつけすぎると変色してしまうので注意が必要です。
☆次にアク抜きが終わった青梅を一粒一粒丁寧にキッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
☆竹串を使って梅のヘタをとっていきます。ヘタのスキマから竹串をさしこんであげるときれいにヘタととることができます。このときに竹串で梅の実を傷つけないように気をつけてください。
青梅…1kg
氷砂糖…1kg
【1】下処理をする!
瓶を熱湯消毒する。
下処理した梅をジップロックなどに入れて凍らせる。
【2】梅を漬ける!
一晩凍らせたら瓶に梅と氷砂糖を交互につめて冷暗所で保存する。
【3】完成!!
氷砂糖が溶けやすいように毎日ゆすり、1週間~10日程で砂糖が全部溶けたら出来上がり。
子どもやアルコールが苦手なかたも楽しむことができる梅シロップのレシピです。
そのままだと濃いので水割りやソーダ割り、冬にはお湯割りで楽しむのがオススメです。
青梅…1kg
氷砂糖…500g
ホワイトリカー…1.8L
【1】梅を漬ける
熱湯消毒した瓶に青梅と氷砂糖を交互につめて、ホワイトリカーを注ぎ入れます。
しっかりとふたをして冷暗所で保存する。
【2】完成!!
氷砂糖が溶けるまでは瓶をゆすり、全て溶けたら放置する。3カ月後程で飲めるようになりますが半年から一年が飲み頃です。
ロック、水割り、ソーダ割りと楽しめる女性にも人気の梅酒は果実酒の代表格ですよね。
青梅のレシピの中でも大人気なレシピです。
自分で漬けると美味しさも格段にあがりますよ!!
青梅…500g
砂糖…400g
水…840cc
【1】梅を煮る
下処理した梅を鍋に並べ、水全てと砂糖1/3を加え、弱火にかける。
アクを取り除き、ガーゼで落し蓋をして5分程煮る。
ガーゼの上から砂糖1/3を加え5分程煮たあと、残りの砂糖をガーゼの上から加える。
そのまま5分煮て、そのまま冷ます。
【2】完成!!
容器に移して出来上がり。
甘酸っぱくてとろっとした青梅の美味しさがぎゅっとつまった甘露煮はこの季節だけのおたのしみ!!
梅酒や梅シロップに入れるのもよし、ゼリーにいれるのもよしな万能レシピです。
青梅…1kg
砂糖…800g(梅の70~90%)
【1】梅を茹でる
下処理を終えた梅を鍋に入れたっぷりの水を注ぎ中火にかける。
手でゆっくりかき混ぜながらゆで、水温が手で熱さを感じるくらいになったらお湯を全部捨てる。これを2~3回繰り返す。
【2】梅を細かくする
茹であがった梅をざるにあげて水気をよくきって冷ます。
冷めたら種を取り除き包丁で細かくする。このときに裏ごしするとなめらかになる。
【3】煮詰める
鍋に梅の実と砂糖1/3を入れて焦げ付かないようにかき混ぜながら煮詰める。
煮たってきたら残り砂糖の半分を加えて5分程煮詰める。
アクを取り除き残りの砂糖を全て加えて透明感がでるまで15~20分煮詰める
【4】完成!!
冷まして瓶に詰めて完成!!
青梅でも完熟梅でも作れるこのレシピは他のレシピに比べて長く作ることができます。
青梅と完熟梅の風味の違いを楽しむことができるレシピでもあります。
甘酸っぱい梅ジャムはトーストにもヨーグルトにもなんにでも合いますよ!!
青梅の下処理の方法と4つの代表的なレシピをご紹介いたしましたがいかがでしたか?
梅を使ったレシピは難しく見えてあまり難しくないのでぜひ挑戦してみてください!
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