2016/08/19
ががさま
健康の為に野菜ジュースを飲んでる方もいると思いますが、一方で野菜ジュースは栄養を摂取する効果はないという話も結構言われていますよね。普段は野菜を食べないから何もしないよりはマシでしょ…という声もあるかと思いますが本当のところどうなのか効果を検証してみましょう。
効果を検証するにあたり野菜ジュースにはどんな栄養が入っているのか、生野菜とどう違うのか(野菜ジュースに加工するとどんな栄養素が失われるのか)を確認しましょう。
その後に、野菜ジュースで一日に必要な栄養を摂取できるのか=健康に効果的なのか、というのを検証していきたいと思います。
リコピンやβカロテンは加工品のほうが吸収率が高いとのことなので、生野菜より野菜ジュースのほうが効果的に摂取できます。
あとは野菜ジュースに加工しても失われにくい栄養としては、カルシウムやカリウムなどのミネラルなどがありますので、野菜ジュースに全く栄養が無いというわけではないようです。
野菜ジュースは加熱して作られるものが多いので熱に弱いビタミンCなどは期待できません。また、飲みやすくするために食物繊維を取り除いているものも結構あります。
しかし、失われた栄養素を補うために添加している商品もありますので野菜ジュースに一概にこれらの栄養素が無い、というわけでもないようです。もちろんそれぞれ商品によって違うので成分表を確認するようにしましょう。
一日に必要な野菜の摂取目安量は350gと言われています。実際これだけの量の野菜を食べるのは大変です。ですので効果的に手軽に野菜を取りたいと思うのもわかるのですが、野菜ジュースのみで必要量を取るのは危険です。
メーカーさんも言われている通り食事のバランスを考え、その補助として飲むのが良いとされています。時間がないからと言って毎回野菜ジュースに頼るのはやめましょう。
皆さんは野菜ジュースってどんなものがあるの?と聞かれて何と答えますか?普段から目にしているけれど、意外にどんな種類があるかは答えられないもの。そこで、どんな野菜ジュースがあるか見ていきましょう。
厳密にいうと果汁を加えたものは“野菜ミックスジュース”になりますので野菜ジュースとは区別するべきですが、最近は飲みやすさを期待して果汁を加えている野菜ジュースも多く出回っています。
原材料はリンゴ、オレンジ、マンゴー、ブルーベリーなどがあります。
果汁入りのジュースは砂糖が多く入っているので飲みすぎには注意です。健康効果を期待して飲んでるのに病気になれば元も子もないですからね。
野菜を使った野菜ジュースは原材料に、ほうれん草、トマト、ニンジンなどがあります。これらを主に使用し、飲みやすくすするために様々な野菜を加えます。こちらは果物系とは違い糖分より塩分を気にする必要があります。やはり飲みすぎには注意です。
大豆は野菜なので豆乳も野菜ジュースの一種です。
市販の野菜ジュースもいいですが、栄養素が失われたり、塩分・糖分が多かったりしますので健康のためなら手作りが効果的です。
作る手順と野菜の効果を失わないポイントをご紹介します。
お好きな野菜をそのままミキサーにかければよいです。その際に皮や種なども一緒に入れましょう。皮や種には沢山の栄養が詰まっているので捨てるのはもったいないです。せっかく野菜を摂りやすい形にするのですべて効果的に栄養を摂りましょう。
注意点としては固い皮や種は砕ききれないで残ってしまうので、そういった場合は取り除きましょう。残ってしまうと口当たりが悪くなります。
飲みやすいからと言って一種類だけを続けるのはよくないです。偏った栄養ばかり摂ることになるので野菜効果を期待するなら数種類を飲むようにしましょう。
効果を求めるなら続ける必要がありますし、相性の悪い野菜・果物もありますので自分の好みを見つける意味でもいくつか試してみるのをおすすめします。
手作りの野菜ジュースは特に加工しないので作ったまま放置しておくと酸化して風味が落ちますし、ジュースで混ぜた野菜が分離してしまいますのでおいしくなくなってきます。
酵素などが変化し栄養的な効果もだんだん時間とともに落ちていきますので、出来立てのおいしいうちに飲み切ってしまいましょう。
野菜ジュースは飲むだけではありません、料理にも使えるんです!加熱したりして栄養摂取効果が若干落ちるものもありますが、無理なくたくさん野菜を摂りましょう。以下に一例を載せます。
ジュースだけに液体なのでそのまま利用して簡単にスープができます。トマトジュースをベースに野菜とベーコンで煮込めば即席ミネストローネが完成ですし、野菜ジュースと牛乳とコンソメで簡単ポタージュができます。
ひき肉・玉ねぎを炒め、トマト缶と野菜ジュースを入れて煮込みます。いろいろな野菜を一度に入れられるので少ない材料でも単調な味になるのを防げます。
野菜の深みを出すためにカレーに少し野菜ジュースを足してみましょう。ただし入れすぎは禁物です。あくまで隠し味程度にしましょう。加減しながら様子をみて投入してください。
野菜ジュースに関して効果や利用方法など見てきましたが、いかがでしたでしょうか?色々な効果が期待できますが、あくまでも栄養補助食品として考え、日常生活に上手に取り入れてみてください。
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