お手軽に作れて栄養満点!小松菜と卵を使った人気の炒めレシピ5選
2016/06/22
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卵というと、成人病などがきになる方はコレステロール値が高い食品として少し敬遠しがちなのではないでしょうか?でも、本当に卵のコレステロールは体に悪いのでしょうか?卵のコレステロールについて正しい認識を検証してみたいと思います。
私たち人間の体は、約60兆個もの膨大な数の細胞から成り立っていて、コレステロールはそれらの細胞を構成する細胞膜の材料で、細胞膜を強くして支えています。
コレステロールは他に、私たちの体の生体機能を調節するホルモンの材料で、副腎皮質ホルモン、男性ホルモン、女性ホルモンなどを構成する成分でもあります。また、食事からとり入れた脂肪などの消化吸収を助ける胆汁酸も、コレステロールを材料として肝臓でつくられています。
善玉コレステロール、悪玉コレステロールという言葉をよく耳にすると思いますが、コレステロール自体には善玉悪玉はありません。コレステロールは「リボたんぱく」という物質になって血液中を移動しますが、その時に善玉コレステロールと悪玉コレステロールのどちらかに変化するのです。
悪玉コレステロールが血液中で増えすぎると、それが血管壁に入り込み、動脈硬化を促進してしまいます。一方、善玉コレステロールは、血管壁に付着したコレステロールを回収し、動脈硬化を抑えます。善玉コレステロールと悪玉コレステロールは敵対関係にあります。
卵を食べても、悪玉コレステロールが増える心配はありません。卵黄に含まれるレシチンというリン脂質は、コレステロールの体内での蓄積を抑え、悪玉コレステロール値を低下させる働きがあります。さらに卵には、悪玉コレステロール値を低下させるオレイン酸という脂肪酸も含まれています。レシチンやオレイン酸は、悪玉コレステロール値を低下させるだけでなく、善玉コレステロール値を増やしてくれる働きもあるのです。
低コレステロールの人は脳卒中の発症率が高いと言われています。また、かねてから言われる動脈国かを原因とする心筋梗塞を発症する人の、卵を食べる量については全く関連がないということも調査で分かりました。さらに、低コレステロールは「うつ」をも引き起こしやすいとのことです。
もちろん、食べ過ぎは良くありませんが、毎日1〜2個の卵の摂取は、体にとってとてもいいことです。以下に卵を美味しく食べられるレシピをまとめました!
卵:2個
豆腐:1/4丁
白だし:大さじ1
みりん:大さじ1
サラダ油:大さじ1
毎日食べるだし巻き卵です。ボリュームそのままで卵の消費とコレステロールを抑えられるとっておきレシピです!
豆腐をかくはんします。多少粗めでも大丈夫です。そこに、卵、白だし、みりんを入れて混ぜます。
卵焼き器にサラダ油を入れて加熱します。その後は通常の卵焼きの要領で焼いていきます。
豆腐が入る分、通常より多少柔らかめで崩れやすいですが、最後は熱で固まるので心配ありません。
お皿に移して食べやすいサイズに切って、簡単!コレステロール控えめ*ふわふわだし巻き卵の出来上がりです!
お好みでいろいろな具を混ぜて作っても美味しくできます。卵一個分を豆腐に置き換え、ふわふわの食感にもなり、卵の消費も節約できます。
卵:1個
きくらげ(今回は生、乾燥でもOK):1枚
かにかま:2本
★水:1/2カップ
★酒:大さじ1
★砂糖:小さじ1
★酢:大さじ1
★中華だし:小さじ1/3
★しょうゆ:小さじ1.5
★片栗粉:小さじ1
卵1個で作れるので、コレステロールやカロリーが気になる人向けのかに玉です。
きくらげを切って、かにかまは割いておきます。卵は解きほぐします。
熱したフライパンに油をひき、卵を流しこんで広げます。
手順②の卵の上に、きくらげとかにかまを乗せます。
かにかまとキクラゲを包みます。真ん中は少し開いてもOKですが、開きすぎるとひっくり返すときに困難になるので注意してください。
ひっくり返して形を整えつつ、上から押さえます。
火が通ったら、お皿に移します(写真では3人分作っています)。
あんかけを作ります。★の材料を混ぜたものを火にかけて、とろみがつくまで手早くかき混ぜます。
手順⑥の卵の上にあんをかけて、卵1個で作れる!簡単かに玉の出来上がりです。
ひっくり返すときに具が飛び出しやすいので、弱火でゆっくり落ち着いて作業してください。形は後からフライ返しで整えることができます。
半熟卵:4コ*または固ゆで卵
【衣】
卵黄:1コ分
水:カップ1/3
小麦粉:カップ1/2
塩:一つまみ
青のり粉:適量
揚げ油
塩
青のりの香りよい卵の天ぷらは、半分に切って揚げると油の中で破裂しません。
ボウルに衣の材料を入れて、混ぜ合わせます。
半熟卵は殻をむいて半分に切り、手順①の衣にくぐらせます。
揚げ油を170℃に熱し、手順②のものをカラリと揚げます。
器に盛り、塩少々を添えて、半熟卵の天ぷらの出来上がりです。
材料の項にも記載していますが、固ゆで卵でも作れますが、半熟卵の方が食感を楽しむことができますよ。
いかがでしたか?卵は栄養たっぷりの食材です。正しい知識を知り、食べ過ぎたりしなければ、私たちの健康にとっても役に立ってくれる食べ物なのです。皆さんも安心して卵を食べてくださいね!
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