【おいしくパラパラ！】チャーハンの作り方・コツ伝授します♪

それほど多くない具材とご飯を炒め合わせる。そんな単純な作り方の料理であるチャーハンですが、なかなかお店で食べるようなチャーハンが作れない、といった方も多い料理です。しかし材料や作り方・必要な道具の単純さから、自炊初心者から忙しい主婦まで、チャーハンはメニューによく出る料理ではないでしょうか？

チャーハンは作り方次第で出来上がりが全然かわります。しかもその作り方は手間ひまかけるものではなく、ちょっとした作り方のコツをつかめるかどうかなのです。
せっかく作るならおいしいパラパラチャーハンを♪基本の作り方のおさらいから作り方のコツと裏技、アレンジチャーハンの作り方までご紹介します。

まずは基本となるチャーハンの作り方をおさらいしましょう。ここでもべちゃっとしない作り方のポイントがありますよ♪

【ご飯１膳半・卵１個・ベーコンやハム・ネギ】
筆者も失敗していた作り方の１つに、「玉ねぎをたくさん入れる」というのがありました。常備野菜であり、甘みと旨味がでておいしい玉ねぎは、入れすぎてしまうと水分が出てチャーハンがべちゃっとしてしまう原因になります。

慣れていない方でまずパラパラチャーハンを目指すならば、具は長ネギ・ハムやソーセージ・卵のシンプルなチャーハンで挑戦しましょう。

【塩小さじ1/4・胡椒少々・醤油少々】
調味料も基本のチャーハンならば最小限にしましょう。醤油もご飯に直接かけずにフライパンに回し入れる形で、香ばしさとともに味や水気にムラのないようにします。めんつゆを使うと味が決まりやすく便利ですが水分が残りやすいので要注意です。

家族が多いとどうしても一度にたくさん作りがちですが、家庭用の火力のコンロ・フライパンでチャーハンを作るには2人前ほどが上限です。すこし面倒でも2人前ずつ仕上げたほうがパラパラのチャーハンが出来上がります。

1.まずフライパンと多めの油をしっかり温めます
2.軽くほぐした卵を入れ、すぐにその上にご飯を入れて返します
3.ご飯をほぐしながら焼き付けるようにし、しっかりほぐれたらみじん切りの具材を入れて炒め合わせます

慣れた方なら、ここまでの作り方とポイントでパラパラチャーハンが出来上がります♪

基本のチャーハンの作り方はわかっているけどどうしてもおいしくできない方へ、ちょっとした作り方の裏技をご紹介します。

フライパンと油はしっかり温めた状態でご飯を入れましょう。中途半端な温度でご飯と油が出会うとご飯が油を吸ってベチャッとするもとになります。

チャーハンのパラパラはご飯一粒一粒に油や卵のコーティングがされることでうまれます。本当は加熱しながらコーティングする作り方がベストですが、なかなか難しいようです。

そこで、卵・もしくは油をご飯に混ぜ合わせてからフライパンに入れる裏技があります。もともと卵と油が乳化しているマヨネーズを使うとより成功率があがります！
油やマヨネーズを混ぜる場合はフライパンには何もひかなくてOKです。

チャーハンをパラパラに仕上げる作り方をマスターしても、基本のチャーハンばかりではいくらおいしくても飽きてしまいますね。
アレンジを加えたひと味違ったチャーハンの作り方のご紹介です。

あんをかけてしまってもやはりパラパラチャーハンで作ると、抜群においしく出来上がります。寒い日にもぴったりのチャーハンです♪こちらは具材は自由に入れられるので野菜を入れて栄養バランスを整えても◎ですね。

【あんの作り方】ごま油でネギのみじん切りを炒め、 中華スープ150mlを加え、酒・塩・醤油で味を整えます。
水溶き片栗粉でとろみをつけてから卵白1個分を加え、チャーハンにかけて出来上がりです。

水気が出にくいものならば、具材も調味料も自由にアレンジできます。
・カレー粉と中華だしの素でカレーチャーハン
・醤油の代わりにナンプラー、＋砂糖少々でエスニックチャーハン
など、日替わりでも飽きないチャーハンができますよ♪

チャーハンはおいなりさんのご飯にしてもおいしくできます♪チャーハンが余ったときにも、おいなりさんの揚げが余ったときにもぜひ一度試してみてください。ひと工夫でチャーハンにお漬け物を刻んでまぜると食感と味にアクセントがついて面白いですよ。

せっかく作った料理がおいしくないとがっかりも倍増です。ぜひ作り方のコツや裏技を使って、手軽においしい自炊を始めてください。料理に不慣れなことで上手にチャーハンが作れなかった方は、作り方の裏技で慣れていくことで手際が良くなり、裏技なしでも上手に作れるようになるかもしれません。

また、忙しい時こそおいしいものが食べたいもの。アレンジチャーハンの作り方も参考にして、毎日のご飯つくりが少しでも楽になったら嬉しいです♪