2015/10/17
m.s24
ささみは低カロリーでタンパク質があり、ダイエットやサラダにも活用できる食材です。ささみを茹でるとパサパサになりませんか?それは茹で方に原因がありました。茹で方を一工夫でささみは本来の美味しさを味わえます。今回はささみの美味しくする茹で方と活用法を紹介します。
ささみは茹でる際に気を付けなければならない事は沸騰したお湯で茹でる事です。高温の状態で茹でるとささみの水分が急速に外に出てしまい、パサパサになります。
他の食材の様に熱湯で茹でてしまいますがこれがささみをパサパサにしてしまう致命的な行為です。
ささみを失敗しない茹で方として調味料を使う方法があります。その調味料は酒・片栗粉です。
・酒で身を堅くする効果を防ぎ、独特の臭みをなくす効果があり、ささみを美味しく食べれます。
・片栗粉でささみの表面に膜を作り、外に水分を逃がさずにしっとりできます。
ささみ単品よりも調味料を使うことでささみは下味がつき、柔らかいのでいろいろな料理に生かすことが可能です。
水から徐々に温度を上げて、沸騰しない程度でじっくりと茹でる事でささみの水分は逃げずにしっとりで仕上がります。水の温度は65℃でそれ以上になるとささみの水分・旨味が逃げてしまいます。
水から茹でるほかに沸騰したお湯を火を消してからささみを入れ、予熱で調理する茹で方もあります。
家庭用の真空パックにささみを入れ、真空にした状態のゆでる茹で方があります。真空にする事でささみの旨味も逃がさず、調理できます。真空パックに入れているので粗熱をとって、保存もできます。
材料(2人前)
ささみ2本
水400〜500cc
ネギ適量
大葉飾り付け
ポン酢適量
400~500㏄の水をブクブクとなるまで沸騰させます。
その間にささみの筋を取りましょう。
沸騰したら火を止めて、ささみを入れます。目安は1分~1分半です。
ささみを冷水につけます。
手で触れるくらいに冷ましたら、水気を切り、斜め切りにします。
後はお皿に移すして、上からネギをかけて完成です。冷蔵庫で冷やしてたべましょう。
ささみを短時間でしっとりと茹でる事で表面は火は通し、芯は半生のカツオのたたきのような見た目でポン酢でさっぱりと召し上がれます。ささみの刺身は鮮度の良いささみで作る事をお勧めします。
材料(3人分)
ささみ3本
きゅうり1本
トマト1個
いりごま適量
■ タレ
焙煎ごまドレッシング大さじ1.5
味噌大さじ1
ハチミツ 小さじ1〜大さじ1
豆板醤 お好みで
ささみを茹でます。沸騰したお湯にささみを入れ、火を止めしばらく放置すると柔らかく茹でれます。蒸す調理でもOKです。
タレの材料をすべて混ぜ合わせます。甘さや辛さは自分好みで調節しましょう。
きゅうりを千切りにし、トマトをスライスしておきます。
きゅうりを盛り、ささみを手でさいて、その上に盛り、トマトを添える。
混ぜておいたタレをかけて、ごまをふりかければ、あっという間に出来上がりです。
ささみの茹で方を生かした代表的な料理バンバンジーは茹で方を誤ったささみでは美味しさも半減してしまいます。
しっとりとしたささみで作ったバンバンジーとは比べ物にならない仕上がりです。タレの味は水分で薄くなるのでささみの他に食材の水気はあまり出さないようにしましょう。
材料(4人分)
ササミの茹で汁お茶碗4杯分
キャベツ2枚
ニラ1/4束
卵1個
冷凍コーン大さじ2
しめじ1/4株
塩小さじ1
醤油少々
水溶き片栗粉大さじ1
キャベツとニラは2,3cmほどに切り、しめじは石づきを落としてさいておく。
①と冷凍コーンを茹で汁の中に入れ、具材が煮えたら、醤油、塩を入れる。水溶き片栗粉を入れ、とろみをつけたら、溶いた卵を入れて完成です。
下味をつけたささみを柔らかい茹で方で出来た茹で汁は塩、酒、ささみのダシと捨てるのもったいないです。低カロリーなささみで一品、茹で汁のスープで一品と体もお財布にもやさしい料理が作れます。
ささみの茹で方と活用いかがでしたか?ささみも茹で方を知るとパサパサとせず、美味しくなります。ほんの一工夫の茹で方なので、今日からささみを料理に使い際には実践してみてください。
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