記事ID29079のサムネイル画像

小麦粉料理といえばお好み焼き。おいしいお好み焼きを作ろう

小麦粉を使う料理はたくさんありますが今回は比較的簡単に、しかも楽しみながら作れるお好み焼きをご紹介したいと思います。小麦粉の基本的な知識やお好み焼きのレシピなどこの記事を見てお好み焼きが食べたくなっちゃったらお家でも気軽に作っちゃいましょう!

小麦粉の保存方法

お好み焼きは小麦粉をたくさん使います。せっかく買った小麦粉を余ったのでそのままにしておいたらダメになってしまったので捨ててしまう・・・ということがないようにきちんと保存して長く持つようにしましょう。お好み焼き用に用意したからほかの小麦粉とは別の特別な方法で保管する、といったことももちろんありませんので一般的な小麦粉の保管方法のポイントをご紹介したいと思います。

保存容器

粉せっけんや粉砂糖など粉は湿気に弱く、小麦粉は粉なので必然的に小麦粉は湿気に弱くなります。ですので密閉できるタッパーなどを用意しましょう。その中に買ってきた小麦粉の袋のまま入れておけばOKです。乾燥剤などを入れるとなおよいでしょう。

最近は100均一でもおしゃれなタッパーがいっぱい売っています。小麦粉用に一つ用意しましょう。

保存場所

基本的には常温でも構わないので直射日光の当たらない涼しい場所(冷暗所)での保存がおすすめです。床下やシンクの下などは湿気がこもりやすいので避けましょう。また、梅雨時期など湿気が多い時期や夏場の暑い時期には高温多湿を避けるため冷蔵庫に保存するというのも一つの手でしょう。ただし冷たいまま出しっぱなしにすると結露が発生しますので注意しましょう。

シンクの下は一見小麦粉の保管に便利そうですが、湿気がこもり易いので避けるのが無難です。

保存期間

お好み焼きに適している小麦粉は中力粉で、薄力粉・中力粉は約1年程持つそうです。ちなみに強力粉は約6カ月が目安となります。開封したものは、早め(1~2か月を目安)に使い切ったほうがいいでしょう。言うまでもないですが、カビが生えたり酸っぱい匂いがしたらやめておきましょう。

どの小麦粉使う?

前章の保存のところで小麦粉の種類に少し触れましたが、それぞれの小麦粉に特徴があります。ここではそれぞれの小麦粉の特性と、どんな料理に使うかを解説していきます。

小麦粉の種類の違いを分ける物質とは?

小麦粉にはたんぱく質が入っているのですが、そのタンパク質(主にグリアジン、グルテニン)の量の違いが種類の違いになります。このたんぱく質が水を吸うとグルテンになり、麺類やパンなど、小麦粉で料理を作る際に弾力(もっちり感)を出す役割を果たします。ほかには柔軟性を決定し、膨張を助ける役割もあります。

麩は主にグルテンを材料に使って作られています。

強力粉

強力粉はグルテンが多く含まれる小麦粉です。パンや中華麺、ピザなどに適しています。

中力粉

中力粉は強力粉よりグルテンが少なく、薄力粉より多い小麦粉のことです。具体的にはタンパク質の割合が9%前後のものです。適している料理はお好み焼き、たこ焼き、などです。うどんにもよく使われるそうです。

薄力粉

薄力粉は最もグルテンの量が少ない小麦粉で、お菓子類や天ぷらに使われることが多いみたいです。

定番から変わり種まで!お好み焼きに合う好きな具材を見つけよう

小麦粉の基礎知識を見たところで今度はお好み焼きを見ていきたいと思います。お好み焼きは小麦粉が主体ですが入れる具材によって大きく味の印象が変わりますのでお勧めの具材をご紹介します。

鉄板!定番!なお好み焼き

お好み焼きの基本の食材といえば小麦粉以外ではキャベツ・卵・山芋・揚げ玉・紅ショウガ・出汁といったところでしょうか。この食材を混ぜ合わせた生地にメインとなる具材を加えていきます。メインは1つでもいいですしいくつかミックスしてもおいしいと思います。定番ものと言えばお肉系なら豚肉、魚介系なたイカ、エビあたりが一般的な具材です。

お好み焼きの定番具材、豚肉。

変わり種の具材いろいろ

定番以外にもお好み焼きに入れて見ると意外と合う、という具材もありますのでいくつか見ていきたいと思います。

魚介系だとちくわとかほたてなんかがおすすめです。あまり水分の多いものは避けましょう。大阪には牛すじをこんにゃくと一緒に甘辛く煮込んだ煮込みとたっぷりのネギで作るお好み焼きの一種でネギ焼きというのがあります。たっぷりのネギが取れて牛すじのコラーゲンなど栄養も豊富でうれしいですね。後は触感をがお好み焼きっぽくないもちとか、チーズなんかも合うと思います。ちょっと刺激が欲しいならキムチを入れてみても面白くなります。

大阪のご当地お好み焼きのねぎ焼き。なんだかお好み焼きっぽくないけど小麦粉もちゃんと使っているのでこちらもお好み焼きの一種です

ここがポイント。焼き方のコツ

材料が決まったら混ぜ合わせて生地を作ります。記事はシャバシャバにならないように加減しながら作りましょう。生地ができたら次はいよいよ焼いていきます。焼き方のポイントを押さえて上手にお好み焼きを焼いていきましょう。

焼き始め

あらかじめ余熱しておいた鉄板(ホットプレートでもフライパンでもOKです。ホットプレートなら200度、フライパンなら中火)に油を薄く引きます。具材にお肉を使っているなら先に焼きましょう。生地(小麦粉)は容器の底に溜まりやすいので、鉄板に乗せる直前にもう一度軽くかき混ぜるのをお忘れなく。鉄板に生地を乗せたら1cmほどの厚みにして円形になるように形を整えます。

火を通す~仕上げ

固まってきたらヘラで返します。両面をきつね色になるまで焼きますが、温度が高いとすぐ焦げやすいので火加減に注意してください。焼いてる途中はあまりヘラで押さえないほうが良いでしょう。ある程度焼けて来たら火が通ってるか確かめます。箸を突き刺してその両端を押さえ、引き抜いたときに生地がくっついてこなかったらOKです。あとは2,3回ひっくり返し仕上げます。ソースを塗りお好みでマヨネーズ・かつおぶし・青のりを振りかければ完成です。

これくらいのきつね色になれば一度火の通りを確かめてみましょう。お好み焼きの完成も間近です。

調味料も自家製で

お好み焼きが仕上がったらあとは盛り付けですが、自分の家でお好み焼きを作ったのなら、せっかくなので調味料も手作りしちゃいましょう。調味料も自作すればより自分の好みのお好み焼きに近づけると思います。

お好み焼きソース

材料のケチャップ:大さじ1・ウスターソース:大さじ1/2・中濃ソース:大さじ1/2・醤油:小さじ1/2・はちみつ:小さじ1を混ぜ合わせば出来上がりです。

マヨネーズ

材料は卵黄:1個分・酢:大さじ1・サラダ油:3/4カップ(150cc)です。
こちらはただ混ぜればよい、というものではなくちょっとコツがあります。卵黄と酢を半分混ぜたものに少しずつ油を入れながらひたすら攪拌します。だんだんとクリーム状になりますのでそのまま混ぜ続け、油を全部入れ切ったら最後に残りの酢を混ぜて完成です。
手で混ぜ続けるのは大変なのでハンドミキサーがあると非常に便利です。

みんなで作ってみよう

今回は小麦粉の基礎知識からおいしいお好み焼きを作るコツを見てきました。お好み焼きの魅力は簡単においしく、しかもみんなでワイワイ楽しんで食べれることだと思います。お好み焼きパーティーなんかも面白いのでぜひ試してみてください。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ