【卵と玉ねぎ】この２つさえあればどうにかなる！自炊への第一歩

自炊でつまずく大きなポイントは、「作りたいときに食材がない」ことだと思います。
朝起きた時、スーパーがしまっている時間に帰る時、大雨で外に出たくない時に、自炊しようと思っても食材を揃えるのが面倒でお弁当や外食・出前になってしまった経験はないでしょうか？

かといって一人暮らしなどだと、いつでも豊富な食材をストックさせておくのもなかなか難しいものです。使おうと思って野菜や肉を買っておいて、使おうと思ったときに傷んでいた、なども自炊を遠ざけるきっかけになりますね。

そんな方におすすめする卵と玉ねぎのストックです！
卵は10日ほど、玉ねぎは普通のものなら場所がよければ何ヶ月もくさらず保存できます。（新玉ねぎは傷みやすいので要注意です）そしてなんといってもアレンジの幅広さが魅力な２つ！玉ねぎと卵をあわせても、それぞれでも手軽でおいしい料理が作れます。

１.玉ねぎを炒める
２.だし汁と醤油・砂糖少々で煮る
３.卵でとじてご飯にのせる
とても簡単な３ステップです！

玉ねぎと卵だけのシンプル料理ですが立派に一食として満足できるのが「玉ねぎ卵丼」です。人参やキャベツの残ったものをいれてもおいしくしあがります。
これに鶏肉をたせば親子丼に、豚肉や油揚げ・豆腐などでもボリュームアップできるアレンジのきく料理です。

１.玉ねぎをみじん切りにする
２.玉ねぎを炒め、溶き卵を割り入れすぐ温かいご飯をいれて炒める
３.お好みの味に調味する
最初にニンニクを入れると食べ応えがでますし、塩こしょうでシンプルに仕上げてラーメンとセットにしても中華料理店のようで楽しいです。

自炊の強い味方チャーハンも、卵と玉ねぎがあれば十分おいしい完成されたチャーハンを作ることができます。玉ねぎを入れすぎると水気がでてぱらぱらになりにくくなるのでご飯一膳分に４分の１個ほどがおすすめです。

１.玉ねぎ（一食分に１個以上がおすすめ）を繊維に垂直に5〜10mmに切る
２.玉ねぎをよく飴色になるまでいためてからコンソメ・水で煮込む
３.食べる前に卵をそっと落とし入れて卵が好みの堅さになったらできあがり
玉ねぎは太く切った方が食べ応えがありますが炒めるのに時間がかかります。たくさん使えるなら薄めに切る方をおすすめします。

玉ねぎたっぷりの温まるスープです。最後に卵を入れることで栄養バランスもボリュームもよくなり、忙しい朝のパンのお供にも最適です。玉ねぎを炒めるのが手間ですが、前日の夜に作っておいたり、炒め玉ねぎの状態で冷凍しておくことで食べる前の時短もできます。卵を崩すとまろやかな黄身がスープと混ざり合い、ほっくりしたおいしさになります。

自炊をしていても時間のないときや疲れているときはお惣菜も上手に活用したいですね。もし少しだけ余裕があるならお惣菜とご飯だけ、ではなく次にご紹介する卵だけ、玉ねぎだけで作れる一品をプラスすることをおすすめします。手作りの料理が１つあるだけで食べた充実感や満足感が大きくなります。

卵は焼いてもゆでてもそのままで食べられるとても便利な食材です。ふわっふわなオムレツやマイベストな味付けの卵かけ御飯などを極めるのもおもしろいですが、今回は卵に一手間かけた立派な副菜をご紹介します。

１.卵を溶いて卵一個につき200ccのだし汁と合わせてから漉す
２.塩、醤油少々で味を整え、容器に入れる
３.蒸気のあがった蒸し器で強火5分、弱火で5分ほどでできあがり
蒸し器がないときはアルミホイルでふたをして、お湯の入ったフライパンに入れ弱火で7分→火を止めてふたをして7分ほど蒸らす方法でもできます。

卵だけ茶碗蒸しはあつあつもおいしいですが冷たく冷やしてものどごしがよく、暑い日にもするりと食べられます。もちろん具材をいれたら立派な茶碗蒸しになります。蒸し時間や火加減は容器の大きさにもよるので調節してくださいね。

１.好きな堅さのゆで卵を作る
２.つけ汁に付けて一晩置く（ビニール袋で漬け込むとつけ汁の無駄がでません）
味付けは２倍麺つゆや、醤油と酢・みりんを合わせたもの、さらにはソースに漬けるのも合います。自分好みの味を見つけてください。

難しそう、面倒そう…と思いがちですが、こんなに簡単なのが味付け卵です。ラーメンなどのトッピングにも使えますし、半熟に作れればご飯の上でくずして食べるのも美味です！ストックもできるのでお友達との家のみでさっとだしてもかっこいいですね。

１.玉ねぎをみじん切りにして１個につき片栗粉大さじ２を混ぜ合わせる
２.塩、黒胡椒、ごま油で調味する
３.食べやすい量をラップで１つずつ包み、レンジで２分ほど加熱する

玉ねぎだけでもちもちのシュウマイができあがります。レンジだけでできるのでコンロが空いてないときや暑い時期にもぴったりの料理です。

１.玉ねぎを２cm厚ほどのくし切りにして爪楊枝をさす
２.油をしいたフライパンで焼き目がつくように弱火でふたをしてじっくり焼く
食べるときに塩や醤油、ポン酢などで味付けしてください。フライパンの上でバターと醤油をかけてから火を止めて仕上げるのもおいしいです。

オリーブオイルとニンニク・鷹の爪と一緒に焼いて塩をかければワインに、ごま油で焼いて生姜とかつおぶし・醤油を最後にかければ日本酒や焼酎にぴったりのおつまみになります。もちろんごはんのおかずにもばっちりですよ。シンプルながら玉ねぎの甘みがおいしい一品になります。

このように卵と玉ねぎをストックしておくだけで一品、もしくは一食きちんとできてしまいます。もちろん毎日卵と玉ねぎだけではいけませんが、自炊の第一歩としてぜひ活用していただきたいです♪