2015/12/18
nadeshiko0103
2016/06/12 更新
小さい子供はもちろん、大人も大好きな卵料理のオムライス。しかしうまく卵で包めなかったり、半熟に仕上げるのが難しかったりしますね。昔ながらの卵固めのオムライスからとろとろ卵のオムライスまで上手に作るコツ・裏技をお教えします。
オムライスは簡単そうで実は難しいものです。
お店や本で見るきれいなオムライスは、子供心にも憧れますが、家庭で作るとなるとなかなかうまくいかず、卵が破れてしまったり、半熟にするところの火加減に失敗してしまったりすることも多いようです。
オムライスに限らず料理をきれいに作るにはちょっとしたコツや工夫が必要です。きれいな黄色いオムライスはきっとお子さんも喜ぶはず♪卵の仕上げの固さ別に、上手に作るポイントをまとめてみました。
これからご紹介するポイント以外での大事なことは、卵を焼くときはきれいなフライパンで焼くことです。焦げ付きやすい・ご飯を炒めてそのままのフライパンでは上手に焼けません。盛りつけの際に卵をすべらせて動かしやすいように加工のしっかりしたフライパンで作るのもオムライスをきれいに仕上げる手のひとつです。
また、レシピを見て作る場合はきちんと分量を守るのも大事なポイントです。ご飯が多すぎたり卵を少なくすると、オムライス全体のバランスも不格好ですし卵で包みきれなくなる原因になります。
昔からの「洋食屋さんのオムライス」は卵は薄くしっかり火が通っており、ご飯を包み込む形です。お弁当に入れたり、上にケチャップで絵を描いたりするのにもこちらのタイプのオムライスが向いていますね。
このタイプのオムライスは均一な卵の色も大きな魅力です。それには焼く前にひと工夫を。
卵の白身と黄身がまだらにならないようにしっかりと混ぜ、最後に漉して滑らかにすることでできあがりのオムライスもきれいな黄色いオムライスになります。
一人分のオムライスを作るなら20センチほどのフライパンが最適です。卵を広げて全体を軽くまぜながら均一に火を入れていき、卵を広げたら、真ん中にご飯をおきます。そして卵ごとフライパンの奥に滑らせて少しずつ手前に返すようにしてご飯を卵で包み込みます。
この時、20センチ前後のフライパンなら縁を上手く使うことができ、滑らすときも包むときもとてもやりやすいのです。もし大きいフライパンしかない場合は薄焼き卵を作って、お皿で盛りつけたご飯に上からのせる方法の方が向いています。その場合は最後にペーパーで包んで形を整えるとできばえが違いますよ。
ちょっとした工夫として、卵を全体に広げて火を通す段階で、完全にかたまる前に縁の部分を一周、内側に折り曲げておきましょう。勝手にはがれてきたときは大丈夫です。卵の縁の薄い部分がフライパンにくっつくことを防げます。
ご飯の上にとろとろの卵がのっている状態のオムライスは、お店で食べて虜になった人もいるのではないでしょうか?卵料理のポイントとも言える火の入れ加減が難しく、このオムライスをマスターしたらオムレツも同じ要領でお好みの堅さに仕上げることができるようになります♪
このオムライスで多い失敗は卵に火が通り過ぎてしまうことだと思います。卵の凝固がゆっくりになるマヨネーズを加えることで一気に卵がかたまってしまうのを抑えることができます。
また、とろとろオムライスの場合は卵液の撹拌はコシを切る程度で、マヨネーズは溶けるのでダマになっていても大丈夫です。
多めのオイルを熱したフライパンにたっぷりの卵をいれたら菜箸で全体を大きくまぜます。かたまり始めたら一度ボールに卵を移し、ボールの中でかき混ぜて全体をちょうどいい半熟状態にします。手慣れてきたらぬれ布巾にフライパンをのせた状態で作業してもいいでしょう。
そのあと弱火で形を整えながら表面を固めオムレツ状にします。皿にのせたご飯の上にそっとのせてナイフで真ん中を切れば、とろとろオムライスの出来上がりです!
いかがでしたでしょうか?このコツを全部守ればきれいなオムライスができる…かもしれません。オムライスのできばえは手際のよさも大きく関わってきますので、料理に慣れていない方は多少の練習も必要になってきます。
しかし洋食屋さんのオムライスもとろとろオムライスも一度できるようになれば大丈夫!きれいなオムライスを前にしたときの幸福感のために、ぜひマスターしてください♪
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