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くせになるほどおいしい やみつき生姜の佃煮を作ってみよう

生姜はピリッと辛く、そのまま食べるようにも薬味として食べることの多い野菜です。ふだんよく使っている土(ひね)生姜のほかに、旬の時にだけ手に入る新鮮でやわらかな新生姜は、佃煮にして食べると絶品のおいしさです。やみつきになる生姜の佃煮のおいしさにはまってください!

スパイシーな生姜で作る佃煮は、実はやみつきになるおいしさ

わたしたちの食生活に身近な薬味の生姜は、スパイシーで料理に広く使われています。生姜には薬効成分も多く、食欲増進、疲労回復、新陳代謝を活発にする効果など、積極的に食事に取り入れたい野菜です。

この生姜を使った佃煮が、実は絶品のおいしさで、これはぜひ多くの人に知っていただきたいのと、もっとたくさんの生姜を食べていただければと思いました。

作りやすい生姜の佃煮レシピをいくつかご紹介します。

生姜の佃煮① 新生姜で作る、ごまのきいた佃煮

新生姜の香りが新鮮で、佃煮にしたときに繊維がやわらかいのでおすすめです。

≪材料≫

新生姜 400g
酒 100g
みりん 100g
醤油 100g
砂糖 100g
水 100g
鰹節 50g
ゴマ 少々

≪作り方≫

1、新生姜を綺麗に洗い、千切りにして、お湯で茹でます。生姜を切っていく際には、筋に垂直に切ると切りやすいです。垂直に切っていった生姜を重ねて、千切りにしていきます。

400gだとこんな感じで、結構あります。

2.それを沸騰したお湯にいれて3分ほど茹でます。

3.鰹節、ゴマ以外の調味料と生姜を一緒にいれます。
そして強火で茹でていきます。

4.茹でていくと、汁っ気がどんどん減っていきます。
なくなってきたら、鰹節とゴマを投入します。
鰹節の量でも結構味がかわるのでお試しください。

生姜の佃煮② 新生姜で作るシンプルな佃煮

材料も手順もシンプルで、作りやすいレシピです。

≪材料≫

新生姜 300g
刺身醤油 大さじ1 *なければ普通の醤油で結構です
白ごま 大さじ1

【A】
醤油 大さじ4
砂糖 大さじ3
かつおぶし 2パック (6g)

≪作り方≫

1.新生姜は汚れた部分などを水でよく洗い流し、赤い芽の部分は切り落としてから、薄くスライスしておきます。

2.スライスした新生姜を水から茹でて沸騰させ茹で汁を捨てます。これを2回繰り返し水けを絞っておきます。(辛みを抜く作業です)

3.鍋に【A】と②を入れ弱火で汁けがほとんどなくなるまで煮ます。

4.汁けがほとんどなくなったら刺身醤油とゴマを入れ、次は中火で汁けがなくなるまで煮て完成です。

材料も手順もシンプルで、気軽に作れます。

生姜の佃煮③ スライスした土生姜で作る佃煮

千切りとは違う食感の佃煮です。

≪材料≫

しょうが 4個(350g)
(a)
酒、みりん 各1/4カップ
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ2

≪作り方≫

1、しょうが(4個(350g))は皮をむいて薄切りにする。

2.しょうがの佃煮小鍋(またはフライパン)に(a)の酒、みりん(各1/4カップ)、しょうゆ(大4)、砂糖(大2)を煮立てる。※調味料を先に煮立てるおとで、味にムラが出ない

3.しょうがの佃煮しょうがを入れ、落し蓋をして、たまに混ぜながら中火で15分煮る。

4.しょうがの佃煮ほぼ煮汁がなくなったら、しょうがの佃煮の完成。
●冷めると味が落ち着き、辛みもやわらぐ。

生姜の佃煮④ 土生姜のかんたん佃煮

土生姜を佃煮にする方が水分が少なく煮詰めやすいです。

生姜  100g
酒 40ml
みりん 40ml
砂糖  大さじ1
しょうゆ  大さじ2
鰹節パック 4個(10g)

≪作り方≫

1.生姜は皮をむき細い千切にしたら熱湯で3分程茹で水気を切る。(エグミを取る)

2.鍋に生姜、酒、味醂を加えアルコール分が飛んだら砂糖を加える。

3.水分量が半分位になったら醤油を加え、水気がなくなるまで煮詰める。

4.出来上がりに鰹節を加える。

生姜の佃煮⑤ 細い千切りにした生姜と、少し甘めの味付け

皮を剥いて佃煮にすると、上品な仕上がりです。

≪材料≫

生姜(ひね) 200g
※今回は皮をむいた状態で200g(皮ありで220g)使用
炒りごま 大さじ1
かつお削り節 1~2パック
濃口醤油 大さじ4(60ml)
酒 大さじ3(45ml)
砂糖 大さじ2(30ml)
みりん 大さじ2(30ml)

≪作り方≫

1.生姜の佃煮に使う生姜は、年中スーパーで売っている“ひね生姜”がおすすめです。まず生姜は洗ってから、スプーンなどを使って皮を薄くむきます。

2.続いて生姜を切るのですが、2㎜角くらいのせん切りが食べやすく、生姜の風味も感じる美味しい太さだと思います!※細すぎると食べごたえがないし、太すぎると辛さを感じやすいので、ここはお好みで調整してみてください。 切った生姜は一度さっと水にさらしてから水気を切っておきます。

3.生姜が余裕をもって入る鍋を用意し、まずはじめに鍋にAの調味料をすべて合わせます。鍋を火にかけて調味料が沸いてきたら、水気を切った生姜のせん切りを加えます。



4.火加減は中火に落とし、およそ6分くらい炊きます。(※はじめは生姜が頭を出しているが、1~2分炊くと生姜のかさが減って汁気のほうが多くなります)

5.6分中火で炊くと、汁気もだいぶん減ってきます。そのあとは、かつお削り節を手でもんで細かくし、その粉を入れて混ぜ合わせます。火加減を弱火に落とし、炊くのはそこから1~2分程度で十分だと思います。 下の写真右くらいの「少しだけ汁気が残っている状態」くらいがおすすめ。味をみてみてよければ火を止めます。

6.最後に炒りごまをふって混ぜ合わせて完成です。粗熱が取れたら冷蔵庫で保管します。1週間くらい保存可能です。

生姜の佃煮は健康的で食欲が出ますよ。

食欲増進の効果がある生姜を佃煮にすると、胃腸の働きも活発になり、殺菌効果もあるので健康的な一品になります。
生姜の佃煮のレシピはたくさんあるのですが、調味料の配合が違ってくるだけでいずれの佃煮も難しいものではありません。佃煮はひね生姜でもおいしくできますし、旬の新生姜の季節にたくさん佃煮を作って、親しい方におすそ分けをしても喜ばれますよ。

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