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カリッ!フワッ♡食感が美味しい鱈のムニエルの焼き方のコツ

鱈の定番レシピといえば「ムニエル」ではないでしょうか。そんなムニエルですが、作るのが難しいと感じたことはありませんか?手軽に作れるものの、なんだかベチャベチャとした仕上がりになってしまうこともありますよね。鱈のムニエルを美味しく作るコツをまとめてみました。

鱈の定番メニュー『ムニエル』

プリプリの身と蛋白な味わいが美味しい鱈ですが、鱈といえばムニエルが定番レシピという方も多いはず。
カリッ!とした歯ごたえと、フワッ!と口の中でほどけていく身を噛みしめるのは幸せですよね。

ムニエルとは?

ムニエルとは、フランス語で『バター焼き』という意味です。
調理法は簡単で、お魚に粉をはたいてフライパンでソテーしたらできあがりです。
シンプルで美味しいのがムニエルの良い所!

ムニエルは失敗しやすい?

しかしシンプルだからこそ難しいこの『ムニエル』という調理法。
フライパンで手軽に作れるものの、失敗しやすい落とし穴がたくさんあるのが難点です。

身崩れしてしまう

フライパンで鱈をひっくり返す時に、身崩れしてしまうことがありますよね。
ボロボロになってしまった鱈のムニエルはなんとも無残です。

仕上がりがベチャベチャ

カリッとした表面に仕上げたはずなのに、いつの間にかベチャベチャ…
ということはありませんか?
こちらもありがちな失敗ですよね。

生焼けor黒焦げ

表面はいい感じにカリッとしているのに、中身が生では食べられません。
しっかり中まで火を通そうとしたら真っ黒に!なんて事も…

せっかくの鱈のムニエルは美味しく食べたいですよね。
シンプルだからこそ難しい、ムニエルを作るコツをまとめてみました!

鱈の下ごしらえ

鱈のムニエルを美味しくいただくためには、下ごしらえからきちんと手間をかけてあげましょう。
鱈のムニエルの身崩れの原因は、下ごしらえで解決できます!
手間といっても簡単なので、是非実行してみてください。

生鱈の下ごしらえ

【1】
鱈に塩と酒を振って、10分程度置いておく。
酒は白ワインでも風味が出ますよ。

【2】
出てきた水分をキッチンペーパーできれいに拭き取れば、下ごしらえ完了です。

塩鱈の下ごしらえ

【1】
鱈を冷水につけて塩抜きする。

【2】
一度水洗いしたら、塩水に30分程度浸けておく。
(鱈の余分な水分を抜きます)
 
【3】
水洗いして、キッチンペーパーで水分を拭き取ったら下ごしらえ完了です。

鱈の身崩れの原因はずばり『水分』です!
そのため、下ごしらえの段階で余分な水分を抜いて、きちんと拭き取っておくことで身崩れを防止できます。
同時に臭み取りにもなるので、独特の生臭さもきれいに抜くことができますよ。

美味しく鱈のムニエルを焼くコツ

美味しいムニエルといえば、やはりカリッ!フワッ!の食感ですよね。
鱈のムニエルを美味しくいただくための焼き方のコツを押さえておきましょう。

鱈のムニエルは最後に調理する

付け合せや他のメニューは先に調理しておきましょう。
最後に鱈のムニエルを調理することで、カリッとした焼きたての食感を味わうことができます。

余分な粉はしっかり落とす

カリッとしたムニエルの食感を意識するあまり、粉をつけすぎていませんか?
小麦粉が水分を吸うとベチャベチャとした食感になってしまうため、粉のつけすぎはNGです。
下味をつけた鱈に粉をまぶしたら、余分な粉は落としておきましょう。

粉をつけたらすぐに焼く

粉が鱈の水分を吸ってしまう前にソテーしてしまいましょう。
放置しすぎると鱈から水分が出てしまい、ベチャベチャなムニエルになってしまいます。

火加減は『弱中火』

フライパンのバターにシュワシュワと小さな泡が出てきたら、弱火~中火くらいの火加減で鱈をソテーしましょう。
身が厚いものは弱火でじっくり火を通すのがコツです。
強すぎる火加減は、ムニエルが生焼け&黒焦げになってしまいます。

鱈に触るのは『1回』だけ!

フライパンの上の鱈に触るのは、ひっくり返す1回のみにしましょう。
気になって何度も何度も触ってしまいがちですが、身崩れの原因になってしまうので、必ずひっくり返す『1回』だけにしましょう。

火を通しすぎない

片面からじっくり火を入れた鱈は、ひっくり返したら20~40秒程度で中まで火が通ります。
焼きすぎてしまうとどんどん水分が出てベチャベチャなムニエルになってしまいます!

工程ごとに細かいポイントがありますが、ひとつひとつはちょっと気をつけていれば簡単に実行できますよね。
何度かムニエルを作っているうちに、すぐにコツがつかめると思います。

鱈のムニエルの美味しい焼き方◆まとめ

シンプルなムニエルを美味しく作るためには、細かいところへの気配りがポイントです。
下ごしらえをきちんとして、焼くタイミングや焼き方にきちんと処理しておけば、美味しいムニエルができるはず。
今まで美味しいムニエルを作ることができなかった方も、是非挑戦してみてくださいね。

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