2015/12/18
nadeshiko0103
あると便利なツナ缶。離乳食にも応用が利きます。下ごしらえが面倒な魚でもツナ缶ならさっと使うことが出来て栄養もとれます。離乳食では中期頃より食べることが出来るようになります。そのままだと少し食べづらいので、食べやすく調理してあげましょう。
ツナとは、スズキ目サバ科マグロ属に分類される魚の総称です。日本においてツナはマグロの油漬け缶詰について言うことが多く、その種類は主にビンナガマグロ、キハダマグロです。近年、マグロの高騰でカツオが代用として使われることもあります。そして最近のツナ缶は、油漬けではなくスープに漬けて油脂の一部をカットしたものや、油分がないものなど多様化しています。
高たんぱくでDHAやEPAなどが含まれるツナは離乳食にも取り入れていきたい食材です。何といってもツナ缶はすでに加熱され、ほぐされているので離乳食にはもってこいです。しかしツナは離乳食初期からは食べさせることはできません。ツナ缶は塩分や油分が多いからです。離乳食中期になると少しづつ食べさせることが出来ます。
油漬けになっているツナ缶は油分と塩分が多いので、下ごしらえをしてから離乳食に使います。ツナの油をきり、茶こしにいれてお湯を回しかけます。鍋にお湯を沸かして少し煮るのでも良いです。下ごしらえをしたら軽くほぐして、フリージングしておくとすぐに使うことが出来ます。
★材料(1食分)★
ツナ缶 1/4缶
にんじん 15g
たまねぎ 15g
野菜スープ 100cc
七倍かゆ 60g
★作り方★
玉ねぎ、にんじんは角切りにし軟らかく煮る。野菜スープに玉ねぎ、にんじん、ツナを入れて煮る。七倍がゆをいれて一煮立ちさせたら余熱でなじませる。
ツナはぼそぼそとして舌触りが悪いのではじめは嫌がる赤ちゃんもいるかもしれません。離乳食中期ではとろみをつけたりおかゆに混ぜたりするとのどごしがよくなるので、食べさせやすいかもしれません。
★材料(1食分)★
パスタ 1/4
トマト 1/6個
ほうれん草 葉先5センチ
ツナ缶(ノンオイル) 大さじ1
牛乳かフォローアップミルク 50ml
粉チーズ 少々
★作り方★
パスタは柔らかめにゆでる。トマトは湯むきして種をとって刻む。ほうれん草は柔らかくゆで、ツナはさっとゆでほぐす。鍋に牛乳とチーズを入れて煮立たせたら、パスタ、トマト、ほうれん草をいれてさっと混ぜる。
離乳食後期では3回食になってくるので、主食もおかゆだけではなく麺類を上手に使っていくとバリエーションが広がります。野菜とたんぱく質の入った麺類は、一食でたくさんの栄養が取れるので忙しい時には重宝するレシピです。
★材料(1食分)★
アスパラ 10g
パン(8枚切り) 1枚
牛乳 30ml
ツナ缶(ノンオイル) 15g
粉チーズ 小さじ1
★作り方★
アスパラは柔らかく茹でてみじん切りにする。パンは耳を取りちぎって牛乳に浸しておく。ツナは汁を切ってほぐしておく。耐熱皿にアスパラ、パン、ツナを入れ粉チーズをかけてトースターで焼く。
離乳食後期ではツナレシピもバリエーションが増えてきます。洋風の離乳食にも和風の離乳食にもツナはあうので万能ですね。
★材料(1食分)★
白菜(葉先の柔らかい部分) 5~6枚
小松菜(葉先) 5枚
ツナ缶 1/2缶
塩 ひとつまみ
水溶き片栗粉 少々
★作り方★
白菜、小松菜を1cm角に切って油をひいたフライパンで炒める。しんなりしたらツナを加えてさっと炒め、塩で味付けをする。水溶き片栗粉でとろみをつける。
離乳食完了期ではしっかりと噛むことが出来るメニューも取り入れていきましょう。野菜も細かくしすぎてしまうと噛まずに飲み込むだけになってしまうので、離乳食で使う野菜は大きさに気をつけましょう。
★材料(1食分)★
卵 2/3個
ブロッコリー 1房
ツナ(ノンオイル) 大さじ1
牛乳 大さじ1
ケチャップ 小さじ1/2
バター 小さじ1
★作り方★
ブロッコリーは茹でて細かく刻む。卵の中にブロッコリー、ツナ、牛乳を入れてよく混ぜる。バターを溶かしたフライパンに卵を流し込みしっかり火を通す。
離乳食完了期ではノンオイルのツナならそのまま使うことができます。塩分が気になるときは湯をかけて塩抜きをしてもいいと思いますが、塩などの調味料を使うかわりにツナの塩分を利用すると旨みがアップします。素材の味を活かして離乳食を作ると減塩でおいしい離乳食が出来ます。
ツナの離乳食レシピは参考になりましたか?離乳食作りは大変なこともありますが、赤ちゃんが喜んで食べてくれたら嬉しいですよね♪様々な味の離乳食を作って味覚の発達を促してあげましょう。離乳食づくりを楽しみましょう。
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