長期保存可能な手作り健康飲料★しそジュースとその効果とまとめ

しそジュースの一番わかりやすい効果は、食欲増進でしょう。さわやかな香りが、食欲をアップしてくれます。あまり食欲の無い夏などには効果的な飲み物と言えますね。

しその食欲増進の効果は、ペリルアルデヒドの効果です。この香りを吸い込む事で、胃液が分泌され「お腹がすいた～」と感じるのです。また、疲労回復成分は、しそに含まれるビタミンB1の効果です。ビタミンB1が不足すると、乳酸が作られやすくなり疲労を感じてしまいます。

しそにはα-リノレン酸が含まれており、これが体内でEPAに変わる事で、血液をサラサラにしてくれる効果があると言われています。また、中性脂肪が増える(血液がドロドロになる)と、新陳代謝が悪くなり、こちらも疲れの原因となります。血液サラサラも疲労回復の効果があります。

体に良いしそジュース。手作りの物だからさすがに長期保存は無理かなと思いがちです。しかし、このしそジュース、なんと冷蔵庫で1年ほど保存が可能です。しそには除菌効果があり、さらにクエン酸を使う事で、長期保存が可能になっているようです。

青しそジュースも、さわやかな飲み物です。赤しそジュースよりも、しその風味が強く、さわやかさでは青しそジュースの方が、さっぱりと感じるでしょう。しかし、赤しそジュースの方が注目されているのはなぜでしょうか？

青じそも、基本的な効果は赤しそと、ほとんど変わりありません。しかし、赤しそと青しその効果には、とても大きな違いがあります。それは、よく耳にする事も多いポリフェノール。色の濃い植物にはこのポリフェノールが豊富に含まれていると言われています。

赤しそに大量に含まれるポリフェノールが、青しそには含まれていません。しそジュースで青しそのしそジュースよりも、赤しそジュースがよく作られるのは、このポリフェノールの違いにあるようです。

青しそには無く、赤しそにあるこのポリフェノール。赤しそに含まれるものはアントシアニンと言うもの。この赤しそのアントシアニンには抗酸化作用があり、老化や生活習慣病に効果があると言われています。

赤しそ300g／砂糖800g／クエン酸20g
砂糖の加減で甘さを調整してください。クエン酸は薬局で購入できますが、家にある材料で作りたいなら酢で代用も可能です。

赤しそは、おおまかに手でちぎってよく洗ってからザルにあげておきます。鍋に水、2Lを入れ、赤しそを入れ火にかけます。5分ほど煮こんで色が十分に出たら、こして赤しその葉を取り除きます。

鍋にしその煮出し汁を戻し、砂糖を加えます。温めて、砂糖が溶けたら火を止めます。クエン酸(または酢)を入れると、パッと鮮やかな赤に色が変わります。これで出来上がりです。
よく冷やして、お好みの濃さに薄めて、お召し上がりください。

しそジュースの健康効果を、そのままデザートにしちゃいました！しそジュースレシピは濃縮タイプなので、様々なレシピに応用可能です。

しそジュースは、そのまま飲むのではなく、好みの濃さに稀釈していただく、いわばしそシロップです。薄めていない濃いものをかき氷にかければ、キレイなしそジュースかき氷の出来上がりです。

さわやかなしそジュースを凍らせてシャーベットにしたら、ジュースが苦手な人にも人気のシャーベットになりました。しそジュースをタッパに入れて冷凍庫で凍らせただけ。スプーンでガリガリこそげとって盛り付けます。お好みでレモンを加えて凍らせると、爽やか度がアップします。

キレイなしそジュースは、ゼリーにしても美味しくいただけます。作りやすいゼラチンで固めて。カロリーが気になる人は、寒天で固めると、健康的なダイエットおやつにもなります。

基本のしそジュースレシピは、濃縮タイプでお好みで水や炭酸水で薄めていただきます。シロップは味が濃いので色々なデザートレシピに応用可能。ぜひ、オリジナルなしそジュースデザートで、暑い夏を乗り切ってみてください。

しそジュースの効果とレシピのまとめ、いかがでしたか？ビタミンB1が豊富に含まれているしそには、ダイエット効果も期待できるのではないでしょうか。クエン酸を入れるとパッと鮮やかな赤に変わるしそジュース。ぜひ、この楽しさも感じてみてください。