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使えるレシピは多種多様!玉ねぎのスライスをマスターしよう

生姜焼きやハヤシライス、サラダなどバリエーション豊かなレシピに使える玉ねぎのスライス。正しいスライスの仕方と辛みの抜き方、知っていますか?玉ねぎの正しい処理を覚えておくと、料理の手際がぐっと良くなりますよ!玉ねぎの基本のスライス方法と活用レシピをご紹介します。

まずは基本から!玉ねぎのスライス方法

玉ねぎスライスの手順

まずは基本の玉ねぎのスライス方法をおさらいしましょう。
①玉ねぎの頭と根を切り落とす。
②皮を剥く。包丁を使うと剥きやすい。
③玉ねぎを縦半分に切る。
④平らな面を下にし、端から好みの厚さでスライスしていく。

玉ねぎスライスの手順を動画でチェック

「玉ねぎの薄切り」by HEINZ

こちらの動画で、実際の玉ねぎのスライス方法を確認しましょう。

玉ねぎスライスの辛みを抜く方法

玉ねぎのスライスは、生で食べると独特の辛みがあります。
炒め物など火を通す料理は良いのですが、サラダなどに入れる場合など辛みを抜きたいこともありますよね。
玉ねぎスライスの辛みを上手に抜く方法をご紹介します。

①繊維と垂直方向にスライスする

玉ねぎの繊維は、頭から根まで上下に走っています。
煮物や炒め物など、玉ねぎのシャキシャキ感を残したい場合はこの繊維にそって縦方向にスライスします。

サラダや酢漬けにする場合など、玉ねぎの辛みを抜きたい場合は、繊維と垂直にスライスしていきます。

このように玉ねぎの繊維が横に走るように玉ねぎを置き、普段と同じように端からスライスしていきます。

玉ねぎをタテではなくヨコに切ると、繊維が断ち切られるため空気に触れる面が多くなります。
玉ねぎの辛みの原因となるのは、玉ねぎの持つ「硫化アリル」という成分です。
この硫化アリルは「揮発しやすい・水に溶けやすい」という性質を持っており、空気にふれる面を多くすることで玉ねぎの辛味成分が抜けやすくなるというわけです。

②玉ねぎスライスを空気に触れさせる

玉ねぎを繊維と垂直方向にスライスしたら、ザルなどに広げて全体を空気に触れさせます。
そのまま常温で15分〜1時間ほど放置すると、玉ねぎの辛みが抜けます。

よく、スライスした玉ねぎを水にさらして辛みを抜くという方法を耳にします。
確かに水にさらすと硫化アリルが溶け出して辛みは抜けます。
しかし同時に、玉ねぎに含まれる栄養も水に溶け出て失われてしまいます。
硫化アリルは空気にさらすことでも揮発するので、辛みを抜く時は空気にさらす方法をおすすめします。

玉ねぎスライスの活用レシピ★加熱調理編

豚の生姜焼き

材料(2人分)

新玉ネギ1個
豚肉(細切れ)200g
サラダ油小さじ1
サラダ菜4枚
プチトマト4個
<タレ>
ショウガ(すりおろし)小さじ2
しょうゆ大さじ2
酒大さじ1
砂糖小さじ1

玉ねぎスライスレシピ手順①

新玉ネギ:幅1cmに切る。
豚肉(細切れ):3cmに切る。
<タレ>の材料:混ぜ合わせておく。

玉ねぎスライスレシピ手順②

フライパンにサラダ油と豚肉(細切れ)を入れる。
強めの中火にかけ、炒める。

玉ねぎスライスレシピ手順③

豚肉がほぐれてきたら新玉ネギを加えて軽く炒める。<タレ>を入れ強火で汁気をとばしながら炒める。お皿に盛り、サラダ菜とプチトマトを添える。

玉ねぎスライスレシピ完成!

玉ねぎスライスの加熱調理といえばやっぱりこれ!豚の生姜焼き♪
先述の通り、加熱調理の場合は玉ねぎのシャキシャキ感を生かすため、繊維と同じ縦方向にスライスするようにしましょう。

玉ねぎスライスの活用レシピ★生食編

サーモンのカルパッチョ

材料(2人分)

刺身用の魚(サーモンや鯛などお好みで)100g
玉ねぎ1/2個
★オリーブオイル 大さじ2
★ポン酢大さじ1強
★醤油小さじ1
★にんにく(チューブ可) 適量
★しょうが(チューブ可) 適量
★ブラックペッパー(なくても可)

玉ねぎスライスレシピ手順①

玉ねぎは薄切りにし、お皿に並べる。
辛みが気になる場合は空気に触れさせておく。
★の材料を混ぜ合わせておく。

玉ねぎスライスレシピ手順②

お刺身用のサーモンを薄切りにし、玉ねぎの上に真ん中を中心に1枚ずつ並べる。
最後に中心にくるっと丸めたサーモンを盛り付ける。
混ぜ合わせた★を回しかけたらできあがり。

玉ねぎスライスレシピ完成!

こちらは玉ねぎを生食で!カルパッチョのレシピです。
生食の場合玉ねぎの辛みが出やすいので、気になる方は先ほど紹介した手順で玉ねぎの辛みを抜いておきましょう。

玉ねぎスライスを美味しく食べよう♪

いかがでしたか?
基本なようで、意外と知らない玉ねぎの正しいスライス方法と辛みの抜き方。
是非マスターして、色々なレシピで玉ねぎスライスを活用してみて下さいね!

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