ソルティな旨味がクセになる!「アンチョビ」を使った人気のレシピ
2016/04/28
Suuchi_07
オイルサーディンとアンチョビ。DHAを豊富に含むイワシから作られているから栄養価満点で、使い方は簡単なんです。オイルサーディンとアンチョビを使った簡単レシピを2つづつご紹介してますので、是非この機会にお料理のレパートリーを広げてくださいね!
オイルサーディンとアンチョビは、どちらも小魚の保存食ですが、簡単にいうとオイルサーディンの方は「調理済みの油漬け」、アンチョビの方は「非加熱で塩漬けにした油漬け」となります。
オイルサーディンはそのままでも美味しく食べられますが、アンチョビは大変塩辛いものです。少量をトッピングやソースに使ったり、小さく刻んでサラダやパスタに混ぜ込むなど、風味付けのようにも使われます。
オイルサーディン
オイルサーディンは、主にマイワシやウルメイワシを原料とします。一般的な作り方は、頭と内臓を取り除いて下処理したのち、植物油、香辛料などを合わせ、加熱して漬け込む方法です。
アンチョビ
日本で一般的にアンチョビというと、カタクチイワシを原料にした缶詰やビン詰めのことです。頭や中骨をとった小魚を塩漬けにして缶やビンに詰め、植物油を注いで密封します。非加熱ですが、塩分が多いので長期保存がききます。
オイルサーディンとアンチョビの原料となっているイワシですが、下記のような栄養価が含まれています。
・たんぱく質
・ビタミンA、ビタミンB、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
・葉酸
・カルシウム
・鉄分
・セレン
・リン
イワシに多く含まれるビタミンB群やビタミンEは女性、特に妊娠中や授乳中の方は、多く摂ると良い食品のひとつと言われています。
また、鉄分やカルシウムなども豊富なので、丈夫な骨や身体を作ってくれる優秀な食材です。さらにDHAやEPAも大変豊富に含まれているので優秀な食品ですね。
栄養たっぶりのイワシですが、やっかいなのは買ってすぐに調理しなければいけないこと。小骨も処理が面倒だったりしますよね。だからオイルサーディンとアンチョビの缶詰は強い味方!イワシの高い栄養価はそのままで、保存期間が長いので忙しいOLや主婦には嬉しい食材なのです♪
たったの8分!グリルドオイルサーディン
<材料>
オイルサーディン 1缶
にんにく 1片
粒胡椒 3〜4粒
バゲット薄切り 好きなだけ
*好みで鷹の爪1/2(ちぎって種を除く)を混ぜても美味しいです
ニンニクは包丁の背でつぶす。オイルサーディンの缶詰を開け、油を捨てずに、そのままニンニクと粒胡椒をのせる。もしあふれそうな場合は少し油を捨てる。
トースターまたはグリルに①を缶ごと入れ、油が熱してグツグツしてくるまで約8分焼く。
オーブンの場合は200℃で10分ほど焼く。
バゲットやブルスケッタにのせて食べるだけ!残った汁にはオイルサーディンのうま味が移っているのでパンにつけて食べると美味♪
パンではなくご飯と合わせても美味しいです。炊きたてご飯に②をのせ、少し醤油をたらせば出来上がり!刻んだネギをのせてもさらに一味加わって最高ですせ。
オイルサーディンとミョウガの炊き込みご飯
<材料> 米2合分
米 2合
オイルサーディン缶 1個
ミョウガ(千切り) 大きめ3個
生姜(みじん切り) 1かけ分
●醤油 大1と1/2
●酒 大2
●砂糖(ブラウンシュガー使用) 小2/3
刻みネギやシソ好みで仕上げに
米は洗ってざるにあげておく。●の調味料を入れ、通常の水量まで水を加えて炊飯器にセットする。
オイルサーディンは油を捨て、生姜と一緒に米の上に乗せる。炊飯器で普通に炊く。
炊き上がったら蒸らしてからミョウガを加える。全体を軽く混ぜて出来上がり。好みでネギやシソをトッピングしても美味ですよ。
トマトのアンチョビ風味
<材料>4人分
トマト (大) 1コ
たまねぎ (薄切り) 少々
アンチョビ (フィレ) 4枚
【フレンチドレッシング】
酢 大さじ2
サラダ油 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
トマトは皮をむき1cm程度の厚さの輪切りにする。器に盛り、たまねぎの薄切り、アンチョビをのせる。手作りの【フレンチドレッシング】をかけるとさらに美味です。
アンチョビとキャベツの塩パスタ
<材料> (2人分)
パスタ 200g
キャベツ 大4枚
アンチョビフィレ 2枚
にんにく 大1片
鷹の爪 1本
オリーブオイル 大さじ2
塩適宜
コンソメ(顆粒) 小さじ1/4~
粉チーズお好みで
*アンチョビフィレは好みで増やしても美味しいです
キャベツは洗ってざく切りし、レンジでチンして柔らかくしておきます(600wで約1分)。にんにくは厚めにスライスしておきます。鷹の爪は2つにちぎって種を抜いておきます。
その間、たっぷりのお湯に塩を入れ、パスタを茹ではじめます。
フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れてから火をつけ、弱火でじっくり焼きます。にんにくに軽く色が付いたら鷹の爪を取り出し、アンチョビを入れてアンチョビを潰します(油ハネが嫌な場合はアンチョビを事前に細かく切っておいて投入するといいです)。
フライパンにキャベツとコンソメを加え軽く炒め、茹で汁をお玉1杯くらい加えます。味をみて、必要なら塩を足します(アンチョビの塩気だけでも美味しいです)。茹で上がったパスタをフライパンに加え、軽く混ぜたら完成です!あつあつのうちにいただきましょう♡
主にイワシを加工したオイルサーディンとアンチョビ。イワシの栄養価を手軽に取り入れられる加工食品ということがお分かりいただけたと思います。和食から洋食、主食からサラダまで使い勝手がとても広いのも嬉しいですね。疲れたから買い物に行きたくないなあ〜という時のために1缶づつ常備しくと安心ですね!
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