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知ってる?オイルサーディンとアンチョビの違い!それぞれレシピも♪

アンチョビやオイルサーディンを使った料理は、ワインとも良く合って美味しいですよね!両方とも魚がオリーブオイルに浸かっていて、塩っぽい味で似ています。間違えて買った事がある人もいるのではないでしょうか?そこで今回はオイルサーディンとアンチョビの違いに迫ります!

オイルサーディンとは?

英語で「サーディン」はニシン科の小魚の総称という意味です。その中にはマイワシ属などが含まれ、主にオイルサーディンに使われています。
このサーディンに属する小魚の内臓を取り出して頭を切り落とし、高濃度の塩水に数時間漬けた後オイルに漬け、加熱したものがオイルサーディンです。

アンチョビとは?

塩水にカタクチイワシ科の魚を10時間ほどつけてから内臓を取り出し、頭を切り落とす。その後食塩、ローレルなどの香辛料と一緒に漬け込んで、約半年熟成・発酵させる。最後にオリーブオイルに漬けてビンや缶に詰める。これがアンチョビです。

オイルサーディンとアンチョビの違いとは!

それぞれの材料としては魚・塩・オイルを使用している点で共通しています。
それでは結局オイルサーディンとアンチョビの大きな違いはどこなのでしょうか?
以下が違いのまとめです。

①塩水につける時間
オイルサーディンが数時間なのに対して、アンチョビは10時間とかなり長い。
②加熱の有無
オイルサーディンはオイルに漬けて加熱するが、アンチョビは最後にオイルに漬けて加熱はしない。
③アンチョビは発酵食品だが、オイルサーディンは発酵食品ではない。
④味の違い
アンチョビの方がオイルサーディンより長く塩水に漬けて熟成・発酵されるので、かなり塩辛い。

  

なるほど!これで納得ですね!

オイルサーディンとアンチョビの栄養

オイルサーディン、アンチョビ共に使われるイワシは、サプリメントになるほど栄養満点!
DHA、EPA、カルシウム、ビタミンD、B2、タウリン、鉄分などが含まれており、高血圧の予防、骨粗しょう症、老化予防、肝臓病や心筋梗塞・脳卒中の予防、疲労回復などなど・・・本当に多くの健康効果が期待できます。
※アンチョビは特に塩分が多いので食べ過ぎには注意しましょう。

オイルサーディンを使ったレシピ

ここからはオイルサーディン、アンチョビを使ったレシピを紹介します。まずはオイルサーディンからです。
アンチョビより塩気が少ないのでそのまま食べても美味しいですが、もちろん料理にも使えます!ぜひ参考にしてみてください。

オイルサーディンを使ったレシピ①:オイルサーディンの缶ごとおつまみ

(材料)
オイルサーディン 1缶
玉葱のみじん切り 1/8個くらい
にんにくのみじん切り 1かけ分
サラダスパイス 多めの適量
粗挽き胡椒 適量
パルメザンチーズ 多めの適量
レモン汁・パセリ 適量
フランスパン お好み

⑴缶詰を開けてにんにくをまんべんなく入れる。その上に玉葱を乗せる。
⑵全体にサラダスパイスをかける。そのままトースターで1000wで約10分焼く。
⑶やけどに気を付けて取り出す。チーズ・レモン汁・パセリをかけて缶ごとお皿に盛り付ける。

オイルサーディンを缶ごと調理した楽チンレシピです。
にんにくの香りで、よりオイルサーディンが美味しくなりますね!チーズが少しマイルドにしてくれるのも良いです!お酒がどんどん進んじゃいそうな一品です。
缶ごと使うので洗い物も少なく済みます。

オイルサーディンを使ったレシピ②:オイルサーディンの和風パスタ

(材料4人分)
スパゲティー 160~200g
塩 16~20g
オイルサーディン 1缶
ベーコン 1.5~2枚
大葉 10枚
刻みのり 適量
しょうゆ 小さじ2~3
一味唐辛子 適量
オリーブ油 大さじ1.5~2

《下準備》
・オイルサーディンは取り出して半分に切り、オイルも残しておく。
・ベーコンは細切りにする。
・大葉は葉の部分を縦半分に切り、さらにせん切りにして水につけた後水気を切る。

⑴フライパンにオリーブ油とオイルサーディンの油を熱し、オイルサーディン、ベーコンを加えて中火で炒める。パチパチした音がおさまったら弱火にし、木ベラで混ぜながら7~8分炒める。
⑵スパゲティーをゆでる。指定時間より短めにしてザルに上げ、オリーブ油をからめておく。
⑶(1)にしょうゆを加え、さらに炒める。スパゲティーを加えて混ぜ、一味唐辛子で味を調える。最後に大葉、刻みのりを乗せる。

アンチョビのパスタならぬオイルサーディンのパスタです。
和風なのでオイル漬けのサーディンもさっぱりいただけますね。似てるからと言って、同じレシピでアンチョビを代用しないようにしてくださいね。(塩気が違うので味が変わってしまいます!)

アンチョビを使ったレシピ

続いてアンチョビを使ったレシピを紹介します。
アンチョビは塩辛いので基本的にはそのまま食べず、料理に使った方が美味しいです。
料理の味がぐっと深くなるのでオススメです♪

アンチョビを使ったレシピ:ピーマンとゆで卵アンチョビのせ

(材料4人分)
ピーマンのオリーブ油煮 4コ
ゆで卵 1個
アンチョビ 4枚
塩漬けオリーブ 4コ
バゲット (2cm厚さに切る) 4枚
マヨネーズ 大さじ2
※「ピーマンのオリーブ煮」はピーマンをオリーブオイルで火が通るまで煮たものです。

⑴ピーマンのオリーブ油煮を作る。
⑵バゲットは焼いておく。ゆで卵は4等分にする。
⑶バゲットに⑴ゆで卵、マヨネーズ、アンチョビ、オリーブの順に乗せて爪楊枝で刺す。

アンチョビを使ったピンチョスです。
アンチョビの独特の味と塩気が良いアクセントになった上品なレシピですね。
見た目も色鮮やかでおしゃれなので、ホームパーティのおもてなし料理としても良いですね!

アンチョビを使ったレシピ②:ブロッコリーとアンチョビのパスタ

(材料2人分)
菜の花 80g
スパゲッティ 160g
ブロッコリー (太い茎以外) 80g
アンチョビ 3枚
にんにく (薄切り) 1かけ分
塩 少々
オリーブ油 大さじ2
粗挽き黒胡椒 少々

⑴ブロッコリーは太い茎を切る。菜の花を4cm程度に切り、アンチョビはみじん切りにする。
⑵ スパゲッティをゆでる。ブロッコリーをゆで上がり4分前に入れて、菜の花は1分前に入れ、一緒に茹でる。
⑶オリーブ油とにんにくをフライパンで熱し、にんにくに色がつくまで弱火で炒める。
⑷ ⑵がゆで上がったら湯をきり、⑶に加える。アンチョビを入れて混ぜ、器に盛る。最後に黒こしょう少々をふる。

アンチョビを使ったパスタのレシピです。
シンプルなパスタでも、アンチョビが入ると本格的な味になるので便利ですね。
具を自分でアレンジしてみるのも楽しくて良いですね!

オイルサーディンとアンチョビのまとめ

いかがでしたか?オイルサーディンとアンチョビの違いがわかってスッキリしましたね!
周りにも自慢して教えちゃいましょう!
最近では100円ショップでも売られているようなので、今回紹介したレシピをぜひお試しください!違いを確かめるために、食べ比べてみても良いかもしれませんね!

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