2015/10/18
みゆきち28
素揚げという調理方法を皆さんはやったことありますか?素揚げをすると野菜は焼くや煮るとは違う、野菜の別の色を見せます。せっかくの料理で違った調理方法も試してみませんか?今回は素揚げのメリット・コツ・レシピを紹介します。是非、料理で実践してみましょう。
野菜を素揚げする事で油のコーティングが貼られるので、野菜の色は濃く鮮やかになります。ナスやピーマンは本来の色よりも色が強く、食材の存在感が引き立ちます。
素揚げという高温の油で素早く火を通すことで食材の栄養は逃げにくく、食材の水分は抜けると食材に味が染みやすくなります。
野菜を素揚げにすると油により、カロリーが増えると思われますが実は逆で天ぷらよりも低いのです。
生のサツマイモは70g/106カロリーで天ぷらにすると235カロリーになり、素揚げでは156カロリーと1.5倍に留まっていて、意外とカロリーが上がりませんでした。
この事から、素揚げをしたからといって、急激に太る原因にはなりません。
素揚げをする上で野菜は薄く切るのがコツです。薄く切らない食材の中まで火が通らずに表面に油が回り、重たくなってしまいます。
野菜には柔らかい野菜と硬い野菜があるので、火が通る計算が必要です。素揚げの最適な時間として、柔らかい野菜は8分で硬い野菜は10分と2分の差があります。
素揚げで焦げてしまうと野菜が台無しになるので揚げる時は目を離さないで微調整しましょう。
素揚げをする際に気を付けないといけないのは油の温度です。素揚げの温度は野菜によって、差があります。柔らかい野菜は150℃で硬い野菜は160℃なので、時間も考慮すると硬い野菜から入れるのがベストです。
素揚げをする際に注意してほしい事は野菜を必ず油と接するようにしましょう。野菜を入れ過ぎると野菜に熱は行き渡らず、油の温度も急速に下がってします。
材料
レンコン小さめ1パック
人参小1本
ごぼう1本
甘長ししとう1パック
ズッキーニ1本
野菜の皮はピーターで剥き、レンコンは縦に3分割にして、それぞれを更に3分割します。
このようなサイズで切り、野菜は長く細かく切るのが良いです。
ごぼうとズッキーニは4分割にします。
野菜の歯応えを残すように大きく長くを意識するような感じにして、何もつけずに揚げます。
揚げ上がりの合図は細かくなるタイミングで取り出しましょう。
甘長ししとうは破裂しないように包丁で2ヶ所ほど、刺して穴を空けましょう。
生の野菜スティックが飽きたら、素揚げという一工夫で新しい野菜スティックが出来上がります。素揚げをする事で生で食べれなかった野菜も食べれるので安心です。
材料(1人分)
カレールウ適量
豚肉150g
玉ねぎ1/2個
アスパラ2本
レンコン適量
茄子1本
温玉 (お好みで)1個
にんにく (すりおろし)大さじ1
鍋に油を入れ、ニンニク・玉ねぎ・豚肉を加え炒めます。
途中から水を加えて、カレールウを入れて煮込みます。
アスパラ・レンコン・ナスは食べやすい大きさで切り、適切な温度に上げた油の鍋に入れて素揚げします。
①のカレーの上に②の素揚げ野菜をトッピングして完成です。お好みで温泉卵を添えてください。
カレーの入る野菜は少なめにして、素揚げした野菜を多くしましょう。カレーの味は少し濃いめにすると素揚げ野菜に絡みます。アレンジとして、豚肉を挽き肉したりして、夏野菜カレーの様にすると良いです。
材料
なす1本
ブロッコリー半分
トマト一つ
塩ひとつまみ
◎ごま油大さじ1、
醤油大さじ2
リンゴ酢大さじ2
はちみつ大さじ1
ごま大さじ1
ナスは乱切りにして、切り込みを入れます。ブロッコリーは小さめに切り、素揚げをして油を切ったら、塩を振りかけます。
◎を合わせたら、カットしたトマトを合わせて、①を入れてよく混ぜ合わせて、完成です。
サッと素揚げした野菜とみずみずしいトマトの対照的な食材同士のサラダという新しいサラダです。素揚げした野菜は水分が抜けているので、味の染み込みがよく、サッパリと召し上がれます。
素揚げのメリット・コツ・レシピはいかがでしょうか?ちょっとしたひと手間で今までの料理にアレンジが入ります。料理に一工夫入れた時には素揚げという調理方法も活用してみましょう。
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