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焼き肉や鍋でおなじみの「もつ」のカロリーってどれくらい?

ホルモンの一種である「もつ」は、昨今ブームのもつ鍋や、焼き肉でもお馴染です。他にも煮込みや鉄板焼きなど多彩なメニューで楽しめるもつですが、カロリーは高いのでしょうか?カロリーを抑えるコツ、もつの調理法、上手な食べ方をご紹介していきます。

もつのカロリーは、意外に低い?

「もつ」とは?

もつは牛や豚、鶏の内臓肉のことを総称してもつといいます。ですので、具体的にこの部分がもつというわけではないのです。肝臓や心臓を赤もつ、胃や腸などを白もつと言います。

出典:https://welq.jp

牛もつのカロリー

牛肉の部位別に100gあたりのカロリーはどれくらいでしょうか。

・カルビ 460キロカロリー
・ハラミ 340キロカロリー
・タン 260キロカロリー
・もつ 150キロカロリー

脂身のぷるぷるとした食感が人気のもつは、カロリーが高そうなイメージを持っている方も多いと思いますが、他の部位と比較してみると圧倒的に低カロリーであることが分かります。

やはりホルモンだけあって、100gあたり150kcalと牛肉の中では低カロリーです。もつは食べてみるとやわらかく、脂身のような食感がしますが、あれは脂身だけではなく、コラーゲンの食感でもあります。

出典:http://www.diet-pinky.com

豚もつのカロリー

豚もつのカロリーは、100gあたり、およそ179キロカロリーです。やはり豚肉の他の部位と比較すると、もつは低カロリーといえるようです。

豚もつは100g換算で179kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は44.69g。脂質が多く13.8g、たんぱく質が11.7g、炭水化物が0gとなっており、ビタミン・ミネラルではビタミンKとビタミンB12の成分が高い。

出典:http://calorie.slism.jp

もつをより低カロリーに食すには?

もつは、お肉の中ではカロリーが低い部位なので、ダイエットを気にする方も取り入れて良いでしょう。もつの特徴のひとつに「噛みごたえ」があげられます。もつを食べる時には自然と良く噛むので、咀嚼回数が増えるため、満腹感を得やすい食品といえます。

調理の前のひと手間

もつを調理する前に、下茹でをしましょう。これだけのひと手間でもつの余分な脂を落とし、よりヘルシーに食べられます。下茹でをすると、カロリーを減らせるだけではく、気になる臭みも消すことができます。

食べるときのひと工夫

食べる際のちょっとした工夫でよりカロリーを抑えてもつを食べられます。焼き肉の場合は、プレートではなく網焼きにすると余分な脂が落ちるので、カロリーを抑えられます。もつ鍋の場合は、煮込む際にもつの余分な脂はスープの中に溶け出します。食べる前にアクをきれいに取り除くことで、余分な脂を減らすことができ、より低カロリーになります。

もつの臭みを消すには、下ごしらえがポイント

もつは好きだけど臭みが気になる、という方は多いのではないでしょうか?もつ焼き、もつ鍋など調理の手間が少ないメニューで活躍するもつですが、調理の前に「下茹で」をすると臭みが気にならず美味しく頂けます。また、気になるカロリーも減らせるので、ちょっとした手間ですが味わいには大きな差が出る調理のポイントです。

下茹でをする際に、お湯だけではなく酒や生姜を加えて茹でると、より上手に臭みを消すことができます。もつ独特のにおいが苦手だという方はぜひお試しください。

こだわりの特製おだしで湯通しをする効果でもつ特有の臭みが取れ、極上の味わいに仕上がります。 もつのアクは血液等が固まったもので雑味や臭みがあります。 湯通しをしたもつで作る鍋はもつの旨みを十分に堪能できるのは勿論、もつ以外の具材の味も守ります。

出典:http://yonosukehonten.net

もつの美容と健康効果は?

もつにはコラーゲンがたっぷり!

もつが美肌や美容に良いといわれるのを聞いたことはありませんか?その理由はもつにはコラーゲンが含まれているからです。それなら、もつを食べれば翌朝にはぷるぷるお肌になれそう、と思うでしょうが、残念ながらもつだけでは、コラーゲンがうまく吸収されません。ビタミンCを含む食材と一緒に食べることで、コラーゲンが活きてきます。

美容と健康には「もつ鍋」!

コラーゲンとビタミンCを一緒に摂ることで、体内でのコラーゲン再合成が活発になり、お肌に運ばれるコラーゲン量が増えるということになります。

出典:http://kirei-torisetsu.com

美容と健康の観点から、効果的にもつを食すには「もつ鍋」がお薦めです。もつ鍋は、キャベツ、ニラ、ニンニクなど、ビタミンCが豊富な大量の野菜とともにもつを調理します。このため、もつのコラーゲンを体内に吸収できると同時に、たくさんの野菜を一度に無理なく摂れるので、美容や健康につながります。

もつ鍋はカロリーが低く、コラーゲンやビタミンをたっぷり摂れるもつ鍋は、美容やダイエットを気にする方にお薦めのメニューです。

キャベツ・ニラ・もやし・にんにく・・・これらのお野菜は実はビタミンCが豊富に含まれています。そのため、もつと一緒に食べることで、体内でコラーゲン生成が活発化されるのです。すなわち美肌の効果があるということです。

出典:http://kirei-torisetsu.com

まとめ

もつは他の肉にくらべ、低カロリーなので、肉料理をする際に、他の部位をもつに変えるだけで、カロリーを抑えることにつながるでしょう。ただし、カロリーは低めでもコレステロールや中性脂肪を上昇させることもあるので食べ過ぎは要注意です。

下ごしらえや調理のポイントをふまえて、より美味しく低カロリーなもつを楽しみましょう。もつを食べる時は、ビタミンCを摂ることも忘れずに。美容に健康に、きっとつながります。

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