2016/04/18
su-chama
賞味期限の長いこんにゃくは気が付くと過ぎてしまい、いつまで食べてもいいのか困ります。また使い残ったこんにゃくの賞味期限はいつまで大丈夫なのか。そんなこんにゃくに関する賞味期限を調べました。こんにゃくの賞味期限と保存方法をまとめましたのでご紹介します。
お店で買う商品には賞味期限が印字されています。賞味期限とは劣化が割かし遅い食品に印字されています。製造者が安全面、味、風味などすべての品質が維持されると保証できる期間が賞味期限となるのです。
賞味期限は品質を問う部分に執着しているので比較的長く衛生上保存ができるこんにゃくなどの加工食品に用いられます。
開封前のものはパックに記載されています。賞味期限はおよそ30日~90日間と表記されていることが多いです。
こんにゃくは製造時に加熱殺菌されます。またこんにゃくのパック内の水分はアク水と言われ、こんにゃくと同じ濃度のアルカリ性の薬品が使用されています。アルカリ水にも殺菌作用がありますので、賞味期限を長く設けることが出来るのです。
賞味期限が過ぎた場合であっても保存状態が悪くなければ半年以上持つことも出来ます。その場合、賞味期限が過ぎたこんにゃくは、離水し当初より縮んでしまい硬くなったり、歯ごたえが変わってしまったりしますが、食べても問題はありません。
こんにゃくを食べることのできる賞味期限の境目として、こんにゃくは痛むと強烈な腐敗臭を放ちます。またドロドロに溶けていきますので、このような状態になったら決して食べてはいけません。開封前の袋がパンパンになっていたら開封せずに処分をしたほうがいいでしょう。
使い残ったこんにゃくも水に膜が張っていたり、こんにゃく自体がぬめっていたりしたら食べるのをやめましょう。
こんにゃくは市販で販売されている場合、冷蔵スペースに陳列されていることが多い食品です。ご家庭でも冷蔵庫で保管するのが好ましいでしょう。
しかし、直射日光を避け涼しい場所で保管をしても問題ありません。その場合、標記の賞味期限より早く傷む可能性がありますので注意しましょう。
いちど開封してしまった場合は、パック内にアク水を残しておくことをお勧めします。ボウルなどにアク水を張り、使い残ったこんにゃくを入れて冷蔵庫で保存をしましょう。
開封後の賞味期限はおよそ1週間~1か月間程度になります。
パック内のアク水を使用したほうが長期保存ができますが、捨ててしまった場合でも水道水で代用できます。ですが、賞味期限は若干短くなりますのでお早めにお召し上がりください。
こんにゃくを冷凍して保存することも出来ます。ただ、冷凍保存の場合賞味期限はおよそ1ヶ月間程度になります。冷凍こんにゃくは一度開封してしまうことと、加熱など処理をすることがあるため通常の賞味期限よりも短くなるので、冷凍する場合はおやめにお召し上がるようにしましょう。
こんにゃくを冷凍すると、こんにゃく内の水分が抜けスカスカのスポンジ状になります。水などで戻してももとには戻りません。そのため食感が全く変わってしまいます。冷凍することによりこんにゃく独特の匂もなくなります。
一見冷凍してしまうと失敗したように思いがちですが、冷凍したこんにゃくの食感を生かした調理も多数あります。
冷凍こんにゃくは噛みごたえのある食感に変化します。その食感はお肉の食感に近くなると言われ、お肉よりも断然低カロリーなのでダイエットメニューに一躍買っています。唐揚げなどにすれば、こんにゃくだとは気づかないほどなんです。いちど試してみてください。
冷凍こんにゃくは水分が抜けたスポンジ状態なので、味の染み込みがとてもよくなります。食感は変わってしまいますが、煮物なのよく味のしみたものになるのでおいしく出来上がります。
いかがでしたでしょうか。こんにゃくの賞味期限期限はもともと長く設けてありますが、保存状態ではさらに半年も持つことが出来る食品でした。
さらに賞味期限が長く設定できるのはパック内のアク水によるものでした。開封後すぐに捨ててしまっていたアク水は使い残ったときの為に保管しておくといいです。
賞味期限が切れてしまったこんにゃくは、すぐ捨ててしまわず一度状態を確認してからお使いいただけたらと思います。
こんにゃくにも丸いものや糸状のもの等さまざまな種類がありおもしろい食材なのでぜひ食卓に活用してみてください。
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