記事ID17895のサムネイル画像

おもてなし料理の献立に悩む人へ!宝石箱みたい!?アクアパッツァ

おもてなし料理に手の込んだものを作ろうと献立を悩みますがそんな時は簡単にできて見た目も鮮やかなアクアパッツァがおすすめです。アクアパッツァって何?という方もいると思います。ここではその紹介と作り方をまとめていこうと思います。献立にぜひ取り入れてみてください。

おもてなし料理の献立づくりは大変

記念日やパーティーなど、お祝いごとの時の献立って悩みますよね。
普段からの献立作りでも頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
折角のお祝いごとなので、食卓も華やかに彩ることができるといいですね。

アクアパッツァってそもそも何?

アクアパッツァとは

アクアパッツァというのはイタリア語で水で薄めたワインという意味です。
コンソメ等使わず水とトマトだけ、又は白ワインを入れて煮込んだ魚のスープです。
もともとは、漁師が船の上で調理して食していたものなので魚介類を主に使います。
見栄えもするし、きらきらしていてまるで宝石箱の様ですね。
おもてなし料理を洋食にしようと思ったらぜひ献立に取り入れて欲しい一品です。

アクアパッツァに使用される食材

メインは魚

アクアパッツァといえば私のイメージだと鯛が出てきます。
お祝いごとだからでしょうか。
もちろん他の魚でも作ることができます。
献立を作る際にぼんやりと魚料理がいいなと思ったときに作るといいですね。

普段からよく見かけるタイやタラの白身魚やサバなどの青魚も使われ、周りを彩る貝類はアサリなど使われます。
魚の切り身でも作ることはできるのですが、魚の骨から良い出汁が出るので切り身より尾びれまでしっかりついたものを使うことが多いです。
そのほかにタコやイカなどをお好みで使うこともありますが好きな食材を入れて大丈夫です。
献立を作る際に余りそうなものや余ったものを入れても立派な一品になります。

アクアパッツァの作り方

アクアパッツァの材料

(A)
┌オリーブオイル 大さじ1杯
└にんにく 1片
鯛(下処理しておく) 1尾
(B)
┌あさり(殻つき、砂出しておく) 200g
│水 150ml
│白ワイン 50ml
└コンソメ 1本
プチトマト 8コ
アスパラガス 3本
イタリアンパセリ(粗みじん切り)

作り方

アクアパッツァの作り方①

フライパンに(A)を入れ、香りが出るまで火にかけます。

アクアパッツァの作り方②

鯛を入れ、両面に焼き目をつけます。
※アルミでヒレを巻いて置くと焦げずにきれいに形が残ります。

アクアパッツァの作り方③

②に(B)を入れて蓋をし、強火で10分ほど煮ます。

アクアパッツァの作り方④

③にプチトマト、アスパラガスを入れてさらに5分ほど煮ます。

アクアパッツァの作り方⑤

最後にイタリアンパセりで飾って出来上がりです。

アクアパッツァのアレンジ

切り身でアクアパッツァ

もちろん切り身でもアクアパッツァを作ってもいいですよ。
食べやすいのは切り身の方かもしれませんね。
切り身でも見た目を華やかにすれば立派な一品です。

ちょっぴり和風のアクアパッツァ

あさりの代わりに、きのこを入れてみると和風になります。
少しだけ醤油を足してみるのもいいですね。
和風な献立のときにも使えそうです。

アクアパッツァで残った出汁はリゾットに!

アクアパッツァで余った出汁を捨てるのはもったいないです。
出汁を利用してリゾットにしてしまいましょう。
最後まで美味しくいただけますよ。

アクアパッツァを使ったスパゲティ

なんとスパゲッティにもなっちゃいます!
アレンジ次第でいろんなものに使えますね。
まさに献立に悩む人への救世主といった感じです。

魚が苦手な人には鶏肉のアクアパッツァ

鶏肉のアクアパッツァ

魚が苦手という人もいますよね。
そんなときは鶏肉で作ってみましょう。

材料


鶏もも肉:2枚
ジャガイモ:中2個
サラダ油:大さじ1
スナップえんどう:10本
しめじ:1/2株
エリンギ:大1本
あさり:24個
ミニトマト:6切れ
水:160cc
オリーブオイル:大さじ3
パセリみじん切り:適量
塩胡椒:少々
オリーブオイル:適量

作り方

鶏肉のアクアパッツァの作り方①

じゃがいもを塩ゆでします。
※時間短縮に電子レンジを使ってもいいです。
スナップえんどうも塩ゆでし、冷水につけ半分に裂きます。
※冷水につけるとえんどうのきれいな緑が保たれます。色止めと言われたりも。

鶏肉のアクアパッツァの作り方②

鶏肉に塩こしょうを強めにします。
フライパンにオリーブオイルを熱し、皮を下にして弱火でじっくり焼きます。

鶏肉のアクアパッツァの作り方③

皮がパリパリになり8割くらい火が通ったら取り出します。

鶏肉のアクアパッツァの作り方④
エリンギをスライスします。しめじは石づきをとります。
フライパンできのこ類を炒め、③の鶏肉をカットします。

鶏肉のアクアパッツァの作り方⑤
きのこ類に火が通ったら、鶏肉を戻してミニトマトとあさりと水を入れ蓋をして強火にかけます。

鶏肉のアクアパッツァの作り方⑥
あさりの口が開いたら、①加えて鶏肉に火が通ったらお皿に盛ります。

鶏肉のアクアパッツァのつくり方⑦

最後にアクアパッツァのソースをつくります。
残りの液体の中にオリーブオイルとパセリを加え、揺すって乳化させます。
それをお肉の上にかければ完成です。

アクアパッツァに合う!?献立作りの参考に!

献立 主食

オープンサンド

バゲットを切っただけでもいいですが、簡単にできるのでこういったものを献立に取り入れてみるのはどうでしょうか?

オープンサンド②

あまりバゲットを出さない家庭もあると思うのでお手軽なものを紹介します。
これは食パンを縦に長く切ったものの上に具材をのせています。
食パンでも見栄えがしますね。
ぜひ献立作りの際は参考にしてみてください。

フォカッチャ

イタリア料理でよく出てくる平らなパンです。
生地はピザとよく似ています。
アクアパッツァが出されるときの献立によく組み込まれているものです。

白米

もちろん白米でも大丈夫です。
献立作りをしていると主食を迷いますが、一周回って白米というのもいいですね。

献立 副菜

ミートソースのマカロニサラダ

献立に迷ったらおしゃれにパスタはいかがですか?
アクアパッツァに白米は違和感を覚える方もいると思うのでパスタを献立に取り入れるといいですね。

オムレツやキッシュ

私が献立に迷ったときによく作るものです。
お祝いごとなら見栄えがして簡単にしたいのでよく献立を立てるときに使います。

ツナのディップ

画像のようにおしゃれに盛り付けてもいいですね。
簡単でおしゃれ!は献立作りの味方です。
手の込んだものに見えるようにするのも献立作りのコツです。

献立 汁物

コンソメスープ

野菜不足になりがちなので野菜たっぷりのスープでバランスを取りましょう。
献立に迷ったら難しいことは考えず、王道のコンソメスープはいかがですか?

ひよこ豆のスープ

”まごはやさしい”という言葉を知っていますか?
これを献立を立てるときに全て満たすとバランスがとれるというものの頭文字をとったものです。
この”ま”にあたるのが豆なので豆の入ったスープを取り入れてみるのも良いと思います。

トマトと卵の中華スープ

メインの作るのに手がいっぱいになるとスープまで手がまわらなかったりします。
そんなときは家にあるもので作りましょう。
アクアパッツァを作るときにトマトが余ると思うのでスープに使うといいですね。
献立を立て、様子を見ながら他のものを作るようにすると無駄がないです。

まとめ

アクアパッツァはとても見栄えのするものです。
献立を立てるときに、メインをドンッと決めてしまえばあとの料理をつくるのも楽になりますね。
応用できるようになると献立作りが楽しくなります。
一緒に並べると良さそうなものもいくつか出してみました。
献立作りの参考にしてみてください。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ