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色艶あざやかな煮物大根のヒミツ!やって驚き!下ゆでパワー♪

大根の下ゆでって面倒だなって思っている方!一度やってみるとわかるのが、下ゆで大根の魅力です。その後の料理の味が本当に違ってきます!下ゆでした大根は、味がしみこみやすく、料理の時間も減少できて、美味しさが増します。ぜひ、ひと手間かけた大根で美味しい料理を!

レパートリーの広い大根料理 下ゆで・・・必要?

美味しそうな大根の煮物!

いろいろな料理レシピに登場する大根ですが、どんな料理が人気があるのでしょう。
お味噌汁の具材としてはもちろん、漬物でも大活躍の大根は毎日食べても飽きないものです。

でも、やっぱりダントツは煮物かな...?
甘辛い味のしみた大根って、日本料理のエースですね。おでんはもとより、鶏肉でも魚でも、煮付ける組み合わせもいろいろ楽しめる上、味も栄養もおなかに優しく、何日かおきには食べたくなるものです。煮物は調味料の配分で味も左右されますが、美味しくつくるコツって、やっぱり下ごしらえにあるのではないでしょうか。

料理の味を左右するそのひと手間とは・・・ もちろん『下ゆで』です。

いつもストックしておきたい野菜! 大根

大根は、日本人にとって昔から馴染みの深い野菜です。四季を通じて出回り、国内各地で作られ、品種の多さは野菜随一といってもよいかもしれませんね。用途も広く、煮物、サラダ、漬け物、刺身のつま、おでん、炒め物など、幅広い料理に使われます。

大根は部位によって味も変わります。甘みがある上部の部分はサラダや大根おろし、漬け物に向いています。辛味がある先端部分は炒め物や味噌汁に。中央部はほどよいかたさと甘味もあるので煮物に最適ですね。

大根の下ゆでをしてもっと美味しく!下ゆでする料理

煮物として使う場合は、下ゆでをしておくとよいでしょう。下ゆですることで、大根独特の苦味やアクが抜け、味がしみ込み易くなります。その後の料理時間は、下ゆでしない場合と比べると、おどろくほど短縮できます。おでんや、風呂吹き大根など、味がしみた大根は、本当に美味しいですね。

大根の下ゆでをするまえに

大根は、できれば葉がついた状態で買ってきて、葉も身の部分もフルに使いたいですね。買ってきたら、まず葉の部分を切り落とします。葉から水分が抜けたり、大根の栄養をどんどん吸収して、大根自体がシワシワになるのを防ぐためです。次に、新聞紙で包んで、風通しの良い冷暗所にて立てて保存するのがよいでしょう。

大根の下ゆで方法

大根の下ゆで方法①

それでは、下ゆでする手順を見てきましょう。
まずは、大根1本を料理の用途に合わせて3~5cmに輪切りにし、皮を少し厚め(2~3mm)にむきます。できれば角を面取り(丸くすることで煮崩れを防ぎます)したあと、裏側に十文字の切り込みを入れると、下ゆでするときに火の通りがよくなります。

大根の下ゆで方法②

鍋に切った大根を入れて、ひたひたになるくらいの水を入れます。下ゆでには、米のとぎ汁を使うか、水に米粒を入れることで、アクが抜けて甘みが出ます。

大根の下ゆで方法③

下ゆでは、水から火にかけます。沸騰したら、少し弱火にして15-20分程、下ゆでします。固さは好みですが、ゆで過ぎると、その後の料理で扱いづらくなりますから、少し固めでも良いかもしれません。竹串などをさして、ある程度軟らかくなったら火を止めます。これで下ゆでは終わりです。

大根の下ゆでができたら・・・

一度水を切って、そのまま料理に使います。
使いきらない場合は、下ゆでした残りを冷蔵庫で保存しておきましょう。タッパーに水を少しいれて保存すれば、1週間ほどはもちます。冷凍庫なら、1カ月程、保存がききます。
時間のある時にまとめて下ゆでしておくと便利ですね。
下ゆでした大根で、料理時間もぐっと短縮できることでしょう。

やって簡単!あると便利! 下ゆで大根のまとめ

下ゆでの準備として、大根を切るところは少々手間ではありますが、火にかけてしまえば、あっという間です。長い調理時間をかけても味の染みこまない大根で悪戦苦闘することを思ったら、下ゆでほど重宝なものはないでしょう!

昔の人は、限られた材料でも、不便な環境下でも、知恵と手間をかけることで、美味しい料理を味わってきました。やってみれば、何てことはない大根の下ゆで作業! 
下ゆでして透き通った大根はとても綺麗です。どんな味付けにもすぐに染まりますよ!そんな声が聞こえてきそうです。その透明な大根が、美味しそうな姿に変わっていく様子も、手間をかけたからこそ楽しめるというもの!

いままで面倒でやってこなかった方も、是非!一度トライしてみる価値ありです。
下ゆで大根で、美味しい食卓を楽しみましょう♪

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