記事ID17695のサムネイル画像

    盛り塩って何だろう?知れば納得!「盛り塩」と「盛り塩の作り方」

    盛り塩と言う言葉は知っていても、盛り塩の作り方には色んな作法がありあそうで難しいのでは?色んな開運や厄よけの方法がありますが、中でも盛り塩は手軽に出来る物の一つではないでしょうか。簡単な盛り塩の作り方や由来、意味をご紹介致します。

    盛り塩の作り方 『盛り塩の由来』

    盛り塩の作り方 『盛り塩は中国の故事に由来されている説』

    秦の始皇帝には、沢山のお妾さんがいらしたそうです。お妾さんがあまりに多数だったので、始皇帝が自分を寵愛してくれるのは難しい事です。しかし、その中で知恵のあるお妾さんが、牛が好む塩を始皇帝の牛車が通る時間帯に合わせて置きました。すると、予想通り、始皇帝の牛車は塩の前で止まり、そしてその女性は寵愛を受けた、と説かれています。その説により、盛り塩は縁起を運ぶ(チャンスを招く)とされています。

    盛り塩の作り方 『日本での盛り塩の由来』

    日本では、奈良・平安時代には人々が家の戸口に塩を盛っていた、とされています。客の足を止める縁起物として、盛り塩が習慣となったそうです。

    盛り塩の作り方 『清めの塩』

    お相撲さんが土俵で撒く塩や、葬儀等で帰り際に頂く塩は『清めの塩』と言われています。かつて科学が未発達だった時代は、疫病等で人が亡くなる事は厄災いとされていました。その厄災から逃れるために用いられたのが『清めの塩』だったとされており、古くから塩の殺菌作用を利用した行いだったとされています。

    盛り塩の作り方 『使用する塩の種類』

    盛り塩に使う塩は、天然製法で混じりけのない物が好ましいとされています。スーパー等でみかける有名な天然塩で問題はありません。ただし、うまみ成分が添加されている物や、焼成方法の物は避けた方が良いとされています。結晶の粗い塩の方が固める際、便利です。サラサラの塩は固める際崩れやすいのでご注意ください。

    余談:色のついた天然塩 意味

    盛り塩の塩は白いものが一般的ではありますが、色のある岩塩を見かける事があります。ピンク色は恋愛・結婚・子宝、黒色は事業運に効くといわれています。自分の想う用途によって、使用する塩を変化させても問題はないと言われています。

    盛り塩の作り方 『盛り塩に適した器』

    基本的には直径5センチ程の白い陶器の器が無難とされています。また、色にも様々な力があるとされていますので、自分の想いの用途に合った色のお皿でも良いとされています。ただし、柄や装飾の激しいものはそこから良くないパワーが出る、と言う説もありますので、無難な単色の陶器をおすすめ致します。

    今ではホームセンターや、インターネットでも盛り塩用の器の購入が簡単に出来ます。自分のお好みで色を選んでみてはいかがでしょうか。また、適した器が無い際は、正方形の無地の白い紙(半紙)を敷いて、盛り塩していただいても大丈夫です。

    盛り塩の作り方 『塩の盛り方』

    盛り塩の作り方や盛り方には様々な方法があります。全てに共通して言える点は『塩を山盛り使う事』です。少量の塩を平たく器に盛っても意味がありません。塩を皿の上に盛り、山の形に整えます。山の形であれば雑でも大丈夫です。また、円錐か三角錐、四角錐の形に整えるのも良いとされています。ご自身の宗派にて盛り塩の作り方が有る場合は、そちらの作り方を参考にしてください。

    盛り塩の作り方 『インターネット等で見かける盛り塩セット』

    インターネットでもよく見かける「盛り塩の器と容器のセット」を利用すると、難しく作り方を考えなくても、形もキレイに出来て便利ですね。サラサラの塩であれば、少し霧吹きでしめらせて使うと固まりやすく崩れにくくなります。

    盛り塩の作り方 『盛り塩の取り替え時期・盛り塩の処分』

    盛り塩の作り方 『取り替え時期』

    本来盛り塩は、毎日変えるのが良いのですが、。盛り塩の交換は、1週間に1度行いましょう。置きっぱなしにしておくと、悪気がつくとされています。また、塩が雨水に濡れてしまった場合はすぐ取り替えましょう。

    盛り塩の作り方 交換する時期『古来からの風習をなぞって』

    日本では古来より、毎月1日と15日は神さまの日と呼ばれています。その日に盛り塩を交換する風習の土地もあるとされています。

    盛り塩の作り方 処分方法

    本来、交換した古い塩は焼いてしまう方が良いとされていますが、住居等では火事の原因となり大変危険です。交換した塩に関してはゴミ箱に捨てても構いませんが、すぐに「ゴミを廃棄出来る日」が望ましいです。放置して置くと「塩についた邪気が再気する」と言われています。シンクに流してしまうのも方法としてありますが、バスソルト等に利用するのはやめましょう。また、処分する塩を絶対に食べないでください。放置された塩は不衛生ですし、塩についた邪気を自分の中に吸収してしまう事になります。

    盛り塩の作り方 盛り塩を置く場所

    盛り塩の作り方 玄関や店の軒先『厄よけ』

    玄関に置く場合は、玄関の内側、外側問わず置いていただいて大丈夫です。両サイドに一対でおいてください。

    お店の軒先等に置くのは、盛り塩には、良い人を招き、悪い人を寄せつけない効果や、良い気を招き、悪い気を寄せつけない効果がある、とされているからです。

    また、お風呂やトイレ等に置くと、浄化効果が上がると言われています。徹底的に厄よけを意識して置く場合は、一般的に家屋や店全体から見て「北東」と「南西」に置くと良いとされています。

    盛り塩の作り方 部屋 (子供部屋や勉強部屋)『集中力アップ』

    部屋の四隅に盛り塩を置きます。四隅に置く事で結界が張られて、集中力がアップすると言われます。また、パソコン等の横に盛り塩を置くとネット上のネガティブな影響から身を守る事が出来るそうです。

    盛り塩の作り方 部屋 自室『恋愛運アップ』

    片思いの人は「南東」「西」「南」に置くと良いと言われています。浮気防止は「南東」「南」に置くと良いとされています。あまりたくさん塩を置きたくない人は、恋愛運アップの方角「南東」に置くと良いと言われています。

    盛り塩を寝室に置くと、安眠に繋がると言われています。こちらの置き方も四隅に置くと結界が張られて良い、とされています。

    盛り塩の作り方 水回り『金運アップ』

    トイレやお風呂やキッチン等の水回りに盛り塩を置くと、金運アップと言われています。水が溜まる場所には悪気が溜まりやすくなると言われているので、水回りに盛り塩を置く際は、まずキレイに掃除して置くと効果がアップします。

    盛り塩の作り方 盛り塩を置いてはいけない場所

    基本的に盛り塩は東西南北の中心に置いてはいけない、とされています。鬼門、裏鬼門などに盛り塩を置く際は、中心ではなく、お寺の仁王門や神社の狛犬のように、一対で門のように設置すると良いとされています。ただし、家の鬼門がどこかを探すのは磁北で計りながらやらなければならないので、気軽に盛り塩が出来るものではありません。やはり、まずは玄関等、身近な所から盛り塩を置くと良いでしょう。

    盛り塩の作り方 まとめ

    盛り塩の作り方や置き方等をご紹介いたしました。盛り塩の作り方に関してはあまり気負わずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。色々調べて行く行程に置いて、盛り塩の作り方も色んな意見が多数あり「コレが確実に正しい作り方だ!」と断言するのは難しいようです。上記に記載した作り方を参考に、気軽に盛り塩をしてみてはいかがでしょうか。少しでも皆様の運気が上がる事を祈っています。

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ