家庭で手作り果実酒を楽しみたい!簡単で美味しい果実酒の作り方
2016/10/02
ohoksavak
果実酒と言ってまず出てくるのは、やはり、梅酒でしょうか?でも、どの季節にも、旬の果実。おすすめの果実ってありますよね。そこで今回は、おすすめの果実酒の作り方をご紹介したいと思います。どの季節にも、色々な果実酒をおいしく召し上がって下さい。
保存ビンがゆったり入るくらいの大きな鍋に、たっぷりの水を入れ保存ビンを沸騰します。
※沸騰したお湯に入れると、割れる場合があって危険ですので、必ず水から入れてください。
貯蔵びんをきれいに洗って、写真のようにキッチンペーパーに伏せて、乾かします。気になる方は、洗った後、ホワイトリカーをしみこませたキッチンペーパーなどで拭いてから乾かしてもよいです。
春のおすすめ果実酒はいちごです。いちごは、傷みやすいですが、これで果実酒にしてしまえば、通年いちごが楽しめるのでおすすめです。
イチゴ:2パック
氷砂糖 :300g
レモン:1個
ホワイトリカー:900ml
1、これは1.8リットルなので半分使います。
2、イチゴを洗ってヘタをとって、未熟な部分や傷んでいる部分も整理します。
3、白い部分が苦味の元なのでちょっと贅沢に皮を剥くのがコツ です。まず、果肉も少し削るくらい、一緒に切る感じに上下を切り落とします。
4、皮の白い部分と果肉の境界線に包丁を入れ、丸みに沿って果肉を少し削るように皮を剥きます 。
5、一箇所切ったら、その隣をまた果肉を少し削りながら剥くいて、ぐるっと一周します。果肉にまだ白いところが残っていたら丁寧に切り落とします 。
6、輪切りにします。
氷砂糖は300gです。
7、全部を瓶に入れて、酒を注いで冷暗所で保管します。氷砂糖が完全に溶けるまで1日1度は容器を揺らしたりして中身を混ぜます。
8、数日で果肉から色が抜けて綺麗なピンク色になります。イチゴの香りと味がするお酒が1週間もすれば飲めるようになります。
仕込み1ヵ月後のイチゴ酒
おすすめの果実酒、というか、スイカをお酒に!?と思ったので、ついおすすめしてしまいました。すいかは老化やガン予防に効果的といわれていて。利尿作用を持つカリウムが豊富にふくまれた果物です。
すいかは、まさしく夏の果実?一番の代表ではないでしょうか。 すいかを1年楽しめるこの果実酒もやっぱりおすすめです。
すいか:700グラム
レモン:4個
氷砂糖:100グラム
35度 焼酎甲類(ホワイトリカー丸1):1.8リットル
1、洗ったすいかをくし型に切り、さらにいちょう切りにします。緑色の皮と内側の白い部分はのぞき、赤い果肉だけを使用します。
2. 氷砂糖、すいか(種はとらなくて良い)を密封容器に入れ焼酎甲類を加えて漬け込みます。
3. 漬け込んで1ヵ月後に酸味を補うため、皮をむいて半分に切ったレモンを加えます。
りんごは、まぁ、通年あるような印象もありますが、やっぱりおすすめ。というか、りんごの果実酒、甘酸っぱいりんごのお酒、絶対にあいますよね。おすすめでない訳がない。という感じです。
りんご(紅玉):1kg(きずが少ないもの)
レモン:4個(お好みで加減)
氷砂糖300g(甘さ控えめなら200g)
ホワイトリカー:1.8L(35度)
貯蔵びん:1個(4Lから5Lびんがよい)
1、りんごはよく洗って、りんごを6から8等分の適当な大きさに切ります。皮と芯は取らずにそのまま使います。
2、レモンの皮をむき、白いわたを取り除いて、実だけ輪切りにします。3から4等分でいいと思います。
3、びんに切ったりんごと輪切りにしたレモンと氷砂糖を交互に入れます。写真は4Lの保存瓶ですが、いっぱいです。りんごの1kgは、結構量が多いです。
4、ホワイトリカーを静かに注ぎ、しっかり密閉します。4L瓶でもなんとか入りましたが、りんご酒を漬けるときは5L瓶ぐらいが余裕があっていいです。
5、日のあたらない涼しい場所で保存します。たまにびんを廻して、氷砂糖を溶かします。2ヶ月でレモンを取り出し、6ヶ月でりんごを取り出します。実を取り出すときに、実のかすや種をこします。3ヶ月程度で熟成しますが、長く(6ヶ月以上)置いたほうがおいしいです。
おすすめポイントというか、冬と言えばみかんだと思います。こたつでみかんを、こたつで、みかんの果実酒なんかにしてみてはいかがでしょう?おすすめしたいのは、みかんの効能、ビタミンCもですが、カロチン、カリウム、ペクチン、ビタミンPなんかも含まれてます。風邪の予防には断然おすすめの果実酒です。
みかん:500g
氷砂糖:100g
ホワイトリカー 35度:900cc
※2リットル以上の容器が必要になります。
1、みかんは皮を剥き、横半分に切ります。4~5個分の皮を一緒に浸けるので、その分のみかんは、ぬるま湯で洗い、ワックスを落としておきます。
2、保存ビンにみかん、氷砂糖、ホワイトリカーを入れます。
3、1週間後、一緒に浸けた皮を引き上げます。匂いはしっかりみかんの匂いがしますが、味はいくらかみかんの味にが付いているくらいです。
4、1~2か月で、よさそうになったら、みかんをひきあげます。引き上げたみかんは、漉し布で絞って果汁を戻すと、果汁を加えたことで、アルコールの強い風味が弱まります。
6、7ヶ月後 香り、味ともに良好!!アルコールもすっかり落ち着いて、とってもおいしくなります。
これはもう、上の果実酒に比べて何がおすすめかでいうなら、漬けておく期間の短さだと思います。もともとがワインで、味もついているので、おすすめです。逆に皮など漬けすぎると、苦みもでるので、加減をお願いします。そして、もう一つのおすすめポイントは、安いワインが美味しく飲めてしまうところです。果物のおかげで、とっても飲みやすくなるので、このワイン失敗した。なんて時には、特におすすめです。
安いワイン:750ml(赤でも白でも大丈夫)
グラニュー糖:大さじ1(甘めがこのみなら、もう少し増やすか、ハチミツ)
オレンジ
レモン
りんご
バナナ
スパイス
◎シナモンスティック、ナツメグ、粒胡椒、クローブ、八角などあるものを。
シナモンスティックだけでも充分です。
◎くだものはその他に、桃、さくらんぼ、苺、ライム、なども合います。
スーパーで売ってる、パック入りの切ってあるパイナップルでも!
くだものを変えるといろいろな味が楽しめていいです。
1、レモンなど柑橘系は皮ごと輪切りにして入れるので、塩を使って表面のワックスなどをキレイに洗い落としましょう。
2、適当にくだものを切ります。オレンジやレモンなどは輪切りに、りんごは皮をむいてざくざく細かく、バナナは1センチずつぐらいに輪切り。のような感じです。
3、フタのできる入れ物に、ワインとグラニュー糖を入れてよくかき混ぜます。
4、切ったくだものとスパイスを入れます。
5、一晩(24時間)おきます。
6、一晩経ったらくだものとスパイスを取り出して、完成です。賞味期限は冷蔵庫で冷やして3日~1週間ぐらいです。
果実酒って、本当に色々な種類がありますが、その時にしかない果実が、お酒にすることで、通年楽しめるというのは、大人の特権ですね。のんびりした気持ちで、挑戦してみてはいかがでしょうか?
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