北海道ならではの美味しい鮭の食べ方"ちゃんちゃん焼き"の作り方!
2016/03/07
YokoHiro
家庭で楽しむ果実酒といえば梅酒が定番でしょうか。蒸留酒に旬の果実を漬け込む果実酒は作り方は簡単で種類が豊富です。色とりどりで瑞々しい果物が出回る季節には果実酒作りを楽しみましょう。作り方はとてもシンプル。カラフルで美味しい、果実酒の作り方をご紹介します。
果実酒とは、果汁を発酵させて造ったお酒(ワインやシードル)のことをさしますが、日本では一般に、 焼酎などの蒸留酒に果実を漬け込んだ飲み物(梅酒やカリン酒)を果実酒とよんでいます。
果実酒の作り方はとてもシンプルです。密閉できるビンで果実を氷砂糖と蒸留酒に漬け込むだけです。
果実酒にはさまざまな効能があります。梅酒やかりん酒など昔からある果実酒には健康維持や風邪予防効果があります。爽やかないちご酒やレモン酒にはリラックス効果や疲労回復の効果が期待できます。果実酒それぞれの効能も楽しみましょう。
果実酒は飲んで楽しむだけでなく、スイーツや料理にも使えます。料理のソースに加えたり、ゼリーにしたり、生地に加えてケーキを作っても美味しです。旬の果実で果実酒を作ることで楽しみが増えます。
作り方が簡単な果実酒には、注意しなければいけないポイントがいくつかあります。
使う蒸留酒の量の2倍の容量の広口瓶を用意しましょう。ガラス製の瓶が最適です。良く洗い、十分乾燥させた清潔なものを使用しましょう。
果実酒を作るときには、新鮮で熟しすぎていないもの、キズがなく、粒がそろっている果実を選びましょう。材料を洗う時には真水を使い、水気を十分にとってから漬け込みましょう。
果実からエキスを十分引き出し、雑菌の繁殖を防いで保存するためにもアルコール分が高い蒸留酒を使いましょう。無色で無味無臭の焼酎・ホワイトリカーがおすすめです。ウィスキーやウォッカ、ブランデーでも風味良く仕上がります。
糖分は、お酒に甘みをつけるだけでなく、果実からエキスを引き出す働きもしてくれます。果実酒には純度の高い氷砂糖を使うことが一般的ですが、グラニュー糖や白糖、蜂蜜でも作れます。
家庭で楽しむ「果実酒」は、酒税法で定められている「果実酒」(ワイン等)とは異なります。酒税法では、梅酒やいちご酒などの果実酒は「リキュール」という分類になります。家庭で果実酒を作って楽しむ際に注意する点をまとめました。
「酒税法」とはお酒について定めた法律のことです。酒税法では「作ったお酒全てに税金をかける」となっています。「お酒」とは「アルコール分1%以上」のものをさし、製造するには国の許可が必要です。実は自宅での果実酒作りはこの酒税法に違反しています。しかし、「家庭で自分が飲むために果実酒を作る場合は、例外として無許可でお酒を作ってもよい」という例外的な許可が出されているので、家庭での果実酒作りは認められているのです。
1・自ら消費するために作るものでなければならない。
2・アルコール度数が、20 度以上のお酒を使用する。
3・ぶどう、山ぶどうなど、葡萄類は果実酒の材料には使えません。
4・米、麦、あわ等の穀物を漬け込むことはできません。
以上のポイントを守れば問題はありません。家庭での果実酒作りを楽しみましょう。
作り方の注意点を守って果実酒を作りましょう。作り方はどれも簡単。好みの果実を蒸留酒と氷砂糖に漬け込むだけです。おすすめの果実酒をいくつかご紹介します。
キウイは皮を剥いて漬け込みましょう。ビタミンCとカリウムが豊富で、口当たりの良い、さっぱりとした果実酒に仕上がります。
ざくろ酒も作り方は同じです。取り出したざくろの実と皮を漬け込んで作ります。皮を長い間漬けておくと渋みがでますので、5日~1週間で引き上げます。香り、酸味、渋みの調和した、絶妙なおいしさの果実酒です。
皮を剥き、輪切りにしたゆずを漬け込んで作ります。白いワタを取ってから入れる皮は、苦みが出すぎないように10日ほどで引き揚げます。ゆず独特の香りが果実酒にも生きています。お料理やカクテルのベースにおすすめの果実酒です。
パイナップルは皮をむき、中の芯を取って、細かく切って漬け込みます。甘い香りとパイナップルの風味が楽しめるお酒に仕上がります。
果実酒の作り方は簡単です。注意点さえ守れば基本的な作り方で、美味しい果実酒が出来上がります。旬の果実でいろいろ試してみましょう。カラフルで美味しいお酒が出来上がったら、料理にもスイーツにも活用してみましょう。
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