2016/04/28
o-chandesu
しそや大葉は、お刺身のつまや、梅干しの色付けに使われますが、それだけじゃもったいないんです!しそや大葉には、たくさんの栄養成分が含まれていて、その効能も私たちにうれしいものばかりです。そんなしそや大葉を使った簡単レシピをご紹介します。
しそは、シソ科シソ属の植物の総称で、赤しそ・青しそ・エゴマもしその一種です。
赤しそは、梅干しの色付けなどに使われます。青しそは、薬味や天ぷら、刺身のつま、和え物などに使われます。
大葉は青しその葉の呼称です。昔、青しそを販売する際、芽と葉を区別するために葉の部分を「大葉」という商品名で出荷していたそうです。
その後、流通量が増え、大葉が世間に浸透し、現在でも青しその葉が「大葉」として販売されています。
しそは非常に栄養価の高い野菜で、主な栄養成分として、β-カロテン・ビタミンB2・ビタミンC・カルシウム・鉄・カリウム・食物繊維・α-リノレン酸・ロズマリン酸などがあります。
しそに含まれるこれらの栄養成分には血行促進・肥満防止・腹痛・下痢・アレルギー症状の緩和・貧血の改善・リラックス効果・疲労回復・食中毒・がん・血液サラサラ等様々な効能が期待できます。
特に、青しその香り成分ペリルアルデヒドには強い殺菌作用と防腐効果があり、含有量が非常に多いβカロテンは動脈硬化やがんの抑制に働くとされています。
また、赤しそのシソニン(アントシアン色素)は花粉症やアレルギー性皮膚炎などのアレルギー症状に効果的だと言われています。
赤しそと青しその栄養成分はよく似ていますが、栄養価が高いのは青しそ、薬効が高いのは赤しそとのことです。
材料
赤紫蘇(赤しそ):200~300g
水:2L
砂糖:200~500g
クエン酸:大さじ2~3杯(レモンなどでも可)
① 赤紫蘇の葉を落として洗います。
※赤紫蘇は束の状態で売られていることが多いので、ここから葉を切ります。
② 切った赤紫蘇の葉を水でよく洗い、ザルなどに上げます。
③ 2リットルくらいのお湯を沸かして、そこに洗った赤紫蘇の葉を入れます。
④ 5分ほど煮て、ザルに取り出し絞ります。
⑤ 絞った汁を鍋に戻し、砂糖200~500g(甘さはお好みで調整)を加えます。また、色を鮮やかにすることと、少し酸味を効かせるために、クエン酸を入れます。クエン酸の代わりにレモン汁や酢でも良いです。(1~2カップ程度)
⑥ 味が決まったら、火を止めて、冷まします。
※砂糖と酸味はお好みなので、ご自身で味見をしながら入れてください。
※氷や水で割ってもいいですし、炭酸を加えても良いでしょう。また、焼酎や梅酒などのアルコールを割ってもとても美味しいです。
材料 (濃縮800cc分 )
青しそ:50枚(50g)
砂糖:500g
酢:大さじ1
クエン酸:大さじ1
① 水1リットルを沸騰させ、その中によく洗ったシソを入れ15分中火で煮て火からおろします。
② ガーゼやザルを使って濾します。 少しシソの緑色が出ています。
③ ②の液に砂糖と酢を入れさらに中火で15分煮ます。
④ 15分煮たら火を止めクエン酸を入れます。なんと色が薄いピンク色に大変身しました☆冷めたらビンに入れてください。
⑤ 濃縮ジュースですので4~5倍に薄めてお飲みください。
赤しそジュースも、青しそジュースも冷蔵庫で1年位保存できるので、旬の時期(赤しそ6月~7月/青しそ6月~9月)にたくさん作ってみてはいかがでしょうか。夏はアイスで冬はホットで、色々な割り方が出来るので、毎日飽きずに、おいしく飲んで健康な体を手に入れましょう。
材料
大葉:20~30枚
味噌:大さじ2
砂糖:小さじ1弱
すりごま:小さじ1
酒:大さじ1
みりん:大さじ1
① 大葉を細かくきざみます。
② 味噌以下の材料をあわせて鍋で加熱して混ぜます。
③ ①をあわせてなじませます。
※鍋にいれたら弱火で
材料
大葉:20枚
にんにく:2~3片
醤油:大葉とにんにくがひたひたに浸るくらい
① 大葉をキレイに洗います。
② キッチンペーパーなどで①の大葉の水気をふき取ります。
③ にんにくを適当な厚さにスライスします。
④ なるべく小さい容器に②と③を入れてひたひたになるくらいの醤油を注ぎます。
⑤ ふたをして冷蔵庫で一晩寝かせれば出来上がりです。
※減ってきたら新しい醤油、大葉を継ぎ足して使うことができます。2~3ヶ月は新しいものに作り直さなくても冷蔵庫で保存可能です。
※分量はあくまでも目安です。大葉、にんにくともにお好みの量で作ってください。
大葉味噌も大葉にんにく醤油も万能調味料ですね。大葉の香りが食欲をそそりますね。炒め物や和え物、シンプルにおにぎりに混ぜたりと、アレンジ色々出来るので、ぜひ作ってみてください。
材料(2人分)
きゅうり:2本
しそ(青じそ):2枚
味噌:大さじ3/4
① きゅうりは2~3mmの輪切りに、しそは2mmの細切りにしておきます。
② 食べる30分前に、ボウルにきゅうりとしそと味噌を入れ、味がなじむように手でもみこんで、30分たったら皿に盛って出来上がりです!
材料も3つで、とっても簡単です。箸休めも一品にいかがでしょうか。
材料(2~3人分)
鶏挽肉:300g
酒: 大匙1
塩:小匙1/3
大葉(みじん切り):10枚分
☆塩:小匙1/3~1/2
☆ごま油:大匙2
☆鶏ガラスープの素:小匙1/2
① ボウルに鶏挽肉、酒、塩を加えよく練ります。大葉のみじん切りを加え混ぜます。
② 手にサラダ油(分量外)をつけて丸めます。18個のつくね団子を作ります。
③ 耐熱皿にのせ、600Wの電子レンジに1分かけ、1度取り出します。
④ 均等に熱が回るよう、つくね団子を並べ替えて更に600Wで1分加熱します。後で焼くので、充分火が通らなくて大丈夫です。
⑤ ☆をよく混ぜ合わせ、ゴマ塩ダレを作っておきます。
⑥ フライパンに⑤のタレを温め、④のつくねを入れます。弱火~中火弱で、5分ほどかけてじっくりと焼きます。
⑦ 表面に美味しそうな焼き色がつけば出来上がり♪
お肉との相性も抜群ですね。大葉プラス塩ダレでお箸が止まりません!しそが苦手なお子さんでもこれなら喜んで食べてくれそうですね。
材料
マカロニ:50g
カニカマ:5〜6本
大葉:5〜6枚(最大10枚までOK)
塩昆布:15g
卵:1個
クリームチーズ:2個(60g)
●ソース
マヨネーズ:大4
牛乳:大2
砂糖:小1
ごま油:小1
ミルクポーション(コーヒー用):2個
☆ポン酢(仕上げ用) 適量
① ☆以外の調味料を合わせてシェイクしておきます。
※蓋付き瓶が便利です。
② 卵は耐熱容器に割り入れ楊枝でぷすぷす数ヶ所刺してふんわりラップをかけ500Wで約1分半弱レンチンします。
※黄身が破れても大丈夫◎
③ レンチンが終わったら泡立て器やフォークで細かくします。
④ マカロニは表示通りに茹でてサラダ油を絡めておきます。
※和テイストなのでオリーブオイルは使いませんでした。
⑤ 材料をボウルに入れます。
カニカマはほぐす&大葉は千切り&クリチはダイス状に切り&塩昆布はハサミでザックリ切る。
⑥ ソースを再度シェイクして具材とよーく混ぜ合わせ、薄ければポン酢で味を整えます。
⑦ 出来上がりです。白胡麻はお好みで◎
チーズにマヨネーズ…こちらも大葉との相性バッチリの食材ですね。さらにごま油を加えることで、風味が増し食欲そそる一品になりますね。
いかがでしたでしょうか。もう、「しそ」は脇役ではなく、主役級の存在ですね!!すぐに作れるレシピもたくさんありますので、気になるレシピがありましたら、試してみてくださいね。
「しそ」は手間もかからず、プランターでも作れるので、興味のある方はご自分で育ててみてください!!
「しそ」の力で体の中から健康にきれいになりましょう。
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