2016/04/24
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柑橘系フルーツを使たジャム“マーマレード”。果実だけではなく、外側の皮も一緒に漬け込む事で美味しさがアップしていますよ。今回は、基本のジャムのレシピから、それを使ったスイーツ作りまで、マーマレードのレシピの大きさは抜群!!ぜひ参考にしてみてください♪
“マーマレード”とは、主に柑橘類を使って作ったジャムの事を指します。
イチゴなどのジャムと違い、果皮が残っているため、苦味があるのが特徴です。
パンに塗って使うのが一般的ですが、それ以外にはスペアリブのソースにも使われています。
主にオレンジ、夏ミカン、ユズ、グレープフルーツなどでつくられる。初めに実と皮を分け、皮は千切りにして水に浸す。実から果汁を絞り、皮と一緒に煮る。皮が柔らかくなったら砂糖を入れ、ペクチンの作用でゲル化するまでかき混ぜながら煮立てる。
出来上がり量:約500g
柑橘類800g
砂糖480g
[マーマレードレシピ]基本のマーマレード①
皮をよく洗い、果肉と皮に分けます。皮の白いわたは苦味が強いので極力取り除いてください。
[マーマレードレシピ]基本のマーマレード②
皮を1cm幅にスライスして水にさらします。水が黄色くなるので3〜5回位取り替えて苦味を抜きます。
最後に水を替えたら半日~1日位水にさらしたままにします。
[マーマレードレシピ]基本のマーマレード③
②の皮を鍋に移し、ヒタヒタに浸かる位の水加えて、中火から弱火で20〜30分程煮込みます。
仕上がりは水が半分位になるように火加減を調整してください。
[マーマレードレシピ]基本のマーマレード④
砂糖と果肉を加えて30分程とろ火~弱火で煮込みます。
時折全体をかき混ぜながら、通常のジャムよりも水っぽい感じになったら火を止めて、煮沸消毒した瓶に詰めて出来上がり。
冷めると少し固まるので水分をある程度残すのがポイントです。
作り過ぎた分はタッパーに入れて冷凍保存もOKです。
砂糖がたくさん入る事で防腐効果になるので、果物に対して60%としてあります。
(容量200mlの耐熱のびん5~6個分)
甘夏(無農薬のもの) 2~3個(約720g)
レモン(国産の無農薬のもの) 1個
きび砂糖(なければ砂糖) 約510g
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード①
甘夏はよく洗って水けをきる。へたを除き、皮に十文字の切り目を入れ、皮をむく。
30秒ほど湯通しするとむきやすい。
果肉はポリ袋に入れ、冷蔵庫に一晩おく。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード②
皮は一切れを縦半分に切り、横に細切りにして、水に10分ほどさらす。
軽く押さえながら水けをきり、鍋に入れる。
たっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰してから10分ほどゆでる。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード③
ざるに上げて再び水にさらし、室温に一晩おく。
レモンも同様に下処理し、皮は甘夏の皮と合わせ、果肉は冷蔵庫で保存する。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード④
甘夏の果肉は、まわりの白い部分を大まかに除き、十文字に切る。
房の中央の白い部分を縦に切り取り、フォークなどで種を除く。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード⑤
【3】の皮は水けをきり、重さを量る。
甘夏の果肉も重さを量り、水と砂糖の準備をする(下処理した甘夏とレモンの皮の重さ50%が水の目安、甘夏とレモンの皮+水の重さ40%が砂糖の目安)。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード⑥
ミキサーに甘夏の果肉を入れ、【5】で準備した水のうち、1/2カップを加える。
ふたをして20秒ほど撹拌する。
※ミキサーがなければ、水を加えずにフードプロセッサーで撹拌してもよい。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード⑦
厚手の鍋に、甘夏とレモンの皮、撹拌した果肉、残りの水(約325ml)を入れ、レモンの果肉を絞って加える。
中火にかけて煮立て、アクを除きながら10~15分煮る。
※【5】でフードプロセッサーを使用した場合は、ここで水の全量を加える。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード⑧
きび砂糖を加えて混ぜ、ひと煮立ちさせる。
ときどき底から混ぜ、絶えず煮立っている状態を保ち、アクを除きながら8~10分ほど煮る。
[マーマレードレシピ]甘夏とレモンのマーマレード⑨
びんを煮沸消毒する。
鍋にびんとふた、あればパッキンを入れて水を加え、ふたをして火にかける。
沸騰した状態で10分ほど煮沸し、トングなどでざるに上げて乾かす(熱湯でやけどしないように注意する)。
手袋をし、びんが熱いうちに熱いジャムを詰めてふたをする。
逆さにしてさます(びんのタイプによっては、ジャムが吹くことがあるので注意する)。
煮沸消毒したびんにジャムを詰めれば、未開封で半年ほど常温保存可能。
伊予かん1個
グラニュー糖 120g
■ 水
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード①
伊予柑は、熱湯をかけて、よく洗っておく。
四つ割りにして、果肉は袋から出しておく。
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード②
皮の裏側の白い部分を包丁でこそげとったら、薄切りにし水にさらして、もみ洗いをする。
水を2~3回替えて苦味をとる。
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード③
水にさらした皮の水気をしっかり絞る。
果肉は薄皮を剥く。
ここで下処理を終えた皮と果肉の重量を量っておく。
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード④
鍋に③の皮と果肉を入れ、ひたひたの水を注いで火にかける。
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード⑤
蓋をして弱火で煮ていく。
皮が十分に軟らかくなるまで、途中水を足しながら炊いていく。
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード⑥
皮が十分な軟らかさになったら、砂糖を加える。
今回、砂糖の量は④の重量の6割とした。(甘さの加減は お好みで。)
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード⑦
砂糖を入れたら蓋無しで、アクをとりながら弱火で30分程度煮詰めていく。
ヘラで混ぜながら焦がさないように。
[マーマレードレシピ]伊予柑のマーマレード⑧
冷水に落として濃度を確認する。
濃度が少しゆるくても冷めると固まるので、煮詰めすぎないように。
煮沸した瓶にいれて完成。
薄切りにした皮は、丁寧にもみ洗いをして水を2~3回替えて苦味をぬくこと。
皮が十分に軟らかくなってからお砂糖を入れること。
弱火で焦がさないように注意して。
お砂糖の量は皮と果肉の重量をしっかり量って事前に割合を決めておくこと。
(6人分)
バター80g
グラニュー糖80g
卵2個
薄力粉120g
ベーキングパウダー小さじ1/2
マーマレードジャム100g
コアントロー小さじ1
「オレンジマーマレードケーキ」レシピ①
柔らかくしたバターにグラニュー糖を加え、泡だて器で白っぽくなるまでよく混ぜる。
「オレンジマーマレードケーキ」レシピ②
溶きほぐした卵を2~3回に分けて加え、ふわっとするまでよく混ぜる。
「オレンジマーマレードケーキ」レシピ③
ふるった粉類を加え、ゴムべらで混ぜ合わせる。
「オレンジマーマレードケーキ」レシピ④
マーマレードジャムとコアントローを加え、練らないように混ぜ合わせる。
「オレンジマーマレードケーキ」レシピ⑤
型に流し入れ、170℃に予熱したオーブンで40分~50分焼く。
焼き上がったら型から外し、ケーキクーラーの上で冷ます。
(18㎝ケーキ型1台分)
チョコレート120g
無塩バター60g
生クリーム60cc
きび糖 50g
卵3個
薄力粉25g
ココアパウダー20g
オレンジマーマレード40g
「マーマレードなガトーショコラ」レシピ①
チョコレートとバターを湯煎にかけて溶かし、 溶けたら湯煎から外して生クリーム、オレンジマーマレードを加えて混ぜる。
「マーマレードなガトーショコラ」レシピ②
別のボールに卵黄全部と砂糖の半分の量を入れて、白っぽくなるまですり混ぜ、1.に加えてよく混ぜる。
「マーマレードなガトーショコラ」レシピ③
②にふるった薄力粉とココアを入れ、泡だて器で混ぜる。
「マーマレードなガトーショコラ」レシピ④
別のボールに卵白を入れて泡立て、残りの砂糖を少しずつ入れてしっかり角が立つくらいのメレンゲを作る。
「マーマレードなガトーショコラ」レシピ⑤
③に④のメレンゲの1/3量を入れて、泡が見えなくなるまで泡だて器でよく混ぜる。
「マーマレードなガトーショコラ」レシピ⑥
ゴムベラに持ち替えて、残りのメレンゲを2回に分けて入れ、泡がつぶれないようさっくり優しく混ぜる。
「マーマレードなガトーショコラ」レシピ⑦
生地を型に流し、170~180℃に温めたオーブンに入れて35分焼く。
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