2016/04/24
nium
2016/03/20 更新
洋菓子作りの基本的な存在に位置するジェノワーズ。このジェノワーズさえ極めれば基本ができているのでどんなレシピもアレンジもしやすく失敗しないです♪今回はそんな基本的なジェノワーズの作り方からアレンジレシピまでご紹介いたします♪
ジェノワーズは、小麦粉、卵、砂糖、バターを材料とし、「共立て法」で作るスポンジケーキのことです。 ショートケーキなどの土台として、広く利用されています。 ジェノワーズという単語そのものは「ジェノバ風の」という意味を持ちます。 他方、別立て法で作られたスポンジケーキは「ヴィエノワーズ」と呼ばれます
5号(直径15cm)、重さ:207gほどでカロリー:617kcalになります。
目安で言うと子供茶碗1杯分のご飯が約100gほどで150kcalなのでカロリーだけで言うとおおよそ子供茶碗2杯分+さらに2倍というケーキはやはり高カロリーは否めないです。
材料 (18cm丸型)
卵(L)3個(室温に戻しておく)
砂糖80g
A 薄力粉80g
A コーンスターチ10g
牛乳大2
バター30g
基本的なジェノワーズのレシピ☆1
下準備。型に敷き紙を引く。Aの粉類を合わせて振るっておく。バターを耐熱容器に入れてレンジにかけ溶かしておく。(50度に保温しておく)
基本的なジェノワーズのレシピ☆2
卵に砂糖を3回に分け加えながらハンドミキサー高速で泡立てて行く。
基本的なジェノワーズのレシピ☆3
※冷蔵庫から出したての卵使用の場合は湯煎にかけて卵を室温くらいまで温めながら泡立てる。ハンドミキサーを使用しない場合は35度くらいにまで湯煎で温めながら泡立てる。温まった時点で湯煎から外す事。(どちらも温めすぎに注意)
基本的なジェノワーズのレシピ☆4
泡立ちのキメが細かくなりすくい上げると一瞬生地が泡だて器の中にこもってゆっくりふらふら落ち、その跡がそのまましばらく残るくらいまで泡立てる。(私のハンドミキサーで高速約4分くらい)
基本的なジェノワーズのレシピ☆5
その後ハンドミキサーを低速にして全体の泡立ちのキメを整える。(私のハンドミキサーで低速2分くらい)キメがさらに細かくなり生地の固さもさっきより緩みます
基本的なジェノワーズのレシピ☆6
その中に牛乳を加えて綺麗に混ぜ合わせる。
基本的なジェノワーズのレシピ☆7
仕上がりはふっくらつやつやになるようにしましょう。
基本的なジェノワーズのレシピ☆8
Aの粉類を数回に分けて加えてゆく。粉を入れる時は低い位置から。(高い位置からだと粉の重みが泡を消す要因になります)少しずつ散らすように加えてダマが出来ない様に気をつけて。(私は約6回くらいに分けて入れます)
基本的なジェノワーズのレシピ☆9
※混ぜ方はゴムベラでボールの底から水平にすくい上げるように。ボールをゴムベラの動きに合わせて回転させると良いです。泡立ちを潰さないように注意しながら粉っぽさがなくなるまで良く混ぜて下さい。途中ボールの周囲につく生地もかき落しながら混ぜ込む。
基本的なジェノワーズのレシピ☆10
保温していたバターの中にお玉1杯分くらいの生地を入れて泡だて器でよく混ぜる。(バターは冷めていると沈みやすく生地馴染みが悪いので気をつけて下さい)
基本的なジェノワーズのレシピ☆11
10を9に混ぜ込みます。この時もゴムベラでボールの底から生地をすくう様に。(こうすると混ざり難いバターが無理なく生地に混ざります)バターを入れてからの作業は手早く行って下さい。(泡が消え易いので)
基本的なジェノワーズのレシピ☆12
仕上がった生地はカサは減りますがツヤツヤし全体はふっくら。この状態がベストです。
基本的なジェノワーズのレシピ☆13
生地を型に低い位置から流し込む。型を低い所から台に数回落とし大きな泡を消す。(出来る人は40cmくらい離した所から生地の表面に軽く霧吹きを)
基本的なジェノワーズのレシピ☆14
注:ボールの周囲に残った生地は火の通り易い型の端に散らす様に入れて下さい。(真ん中に入れると膨らみが悪くなります)
基本的なジェノワーズのレシピ☆15
180度に予熱したオーブンで焼き出し途中生地が型いっぱいまで膨らんで薄いきつね色になってきたらオーブンを170度に下げる。(トータル約28分焼く)
基本的なジェノワーズのレシピ☆16
焼きあがったら型ごと20cmくらい上から台に落とし蒸気を抜き。(焼きチヂミ防止の為)
基本的なジェノワーズのレシピ☆17
敷き紙ごとスポンジを型から出す。触れるくらいに冷めたら敷き紙を外す。あら熱が取れたら網やラップを引いた台などに逆さに乗せる。
基本的なジェノワーズのレシピ☆18
乾燥防止の為すっぽりビニールなどで覆い完全に冷めるまで置いておく。(台の場合は外した型を被せておくと便利)
基本的なジェノワーズのレシピ☆19
出来上がり。半日以上経ってからのデコがオススメです。こちらは網の上で休ませた物。
基本的なジェノワーズのレシピ☆20
こちらはラップを敷いた台の上で休ませた物。
~作り方のポイント~
作業を頭に入れてすべての工程を手早く行って下さい。オーブンは早めに予熱開始。生地を混ぜる時は練らない様ゴムベラでボールの底からすくう様に。でもしっかり粉を混ぜ込んで下さい。コーンスターチは好みで入れたり省いたりして下さい。もっとフワフワ感を欲しい場合は20gに増やすと良いです。
これぞ王道のジェノワーズの作り方なのでお菓子作りが好きな人はしっかりとマスターしてください!
ちなみに私が製菓学校で習ったコツはしっかり混ぜるところは空気を沢山いれこむように入れて混ぜすぎてはいけないところは程よくしか混ぜないのがコツと教わりました♪
ぜひみなさんも挑戦してみてください☆
材料(直径18㎝の丸型1台分)
卵ーーーーーーーーーーーーーー172g
グラニュー糖ーーーーーーーーー100g
転化糖ーーーーーーーーーーーー10g
無塩バターーーーーーーーーーー30g
牛乳ーーーーーーーーーーーーー50g
発芽玄米パウダーーーーーーーー85.5g
リファリーヌレジェールーーーー15g
バニラエッセンスーーーーーーー少々
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆①
ボウルに卵を割り入れて、
泡立て器で全体が均等になるように撹拌する。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆②
①にグラニュー糖を加えて湯せんにかけ、
泡立て器でかき混ぜながらグラニュー糖を溶かす。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆③
左の人差し指の先を②のボウルに中に入れてみて温かく感じたら、
すぐに湯せんから外して、転化糖とバニラエッセンスを加えて、
今度はハンドミクサーの高速で泡立てる。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆④
持ち上げて約1.5㎝幅のリボン状に落ちてくるようになったら、ハンドミクサーを低速にし、密で均等な泡になるようにキメを整える。糸ようじがしっかり立てるようになればOK。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆⑤
合わせてふるった発芽玄米パウダーとリファリーヌレジェールを
ふり入れながら、右手はゴムバラでまぜる。
ゴムべらをボウルに底からすくいあげるようにしながら優しく混ぜる。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆⑥
このタイミングに合わせて、鍋に入れて一緒に沸騰させた無塩バターと牛乳を
火からおろし、⑤生地の一部を加えて素早く混ぜる。
これを⑤のボウルに戻して、手早くではあるが優しく混ぜる。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆⑦
⑥を底と周りにオーブンペーパーを貼りつけた型に入れて、
ふきんを敷いた台にトントンと、3回くらい型ごと打ちつけてから、
160℃の予熱を入れたオーブンに入れて40分焼く。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆⑧
焼き上がったら、ふきんを敷いた台にトントンと、
3回くらい型ごと思いっきり打ちつけて、余分な空気を抜く。
これは焼き縮みを防ぐため。
米粉で作るジェノワーズのレシピ☆⑨
⑧を網の上に逆さにして方から抜いて、
すぐに底面と周りのペーパーをはずしてから冷ます。
※小麦粉で作るジェノワーズでは、スポンジが完全に冷めたら、
ラップで包み、冷蔵庫の中で一晩寝かせると、水分が均等に広がり、
全体がしっとりと美味しくなるわけですが、
米粉の場合はそんなことしなくてもいいわよ♪
完全に冷めた時点でショートケーキ作りに進んでいいです。
小麦粉でなく米粉にすることによって小麦粉にはないマイルドさ、なめらかさのある味わい深いジェノワーズになります♪米粉を使うことによってさらにふんわりとした仕上がりになるのでぜひ作ってみて欲しいジェノワーズの一つです☆
材 料(18cm人分)
卵L3個
きび糖(グラニュー糖)90g
薄力粉70g
コーンスターチ20g
無糖ココア10g
牛乳、バター20gずつ
油10g
お湯を沸かし、合わせた牛乳、バター、油を湯煎して溶かす。
ふわふわココアジェノワーズレシピ☆1
型にオイルを塗り紙を敷く。
卵をミキサーで湯煎しながら温め、砂糖を3回に分けて加え高速→中速→低速でしっかり泡立てる
ふわふわココアジェノワーズレシピ☆2
薄力粉.コーンスターチ.ココアを振るいながら合わせてゴムヘラで下からすくうように混ぜ合わせる。
溶かしたバター液を合わせてさらに混ぜ合わせる。
ふわふわココアジェノワーズレシピ☆3
型に流し入れて軽く数回落とし、余分な空気抜きをする、天板なし170℃で30〜35分焼く。
焼けたら少し上から落とし、型から出して冷ます。粗熱がとれたらビニール袋に入れて冷蔵保存。
工程もすごく簡単で作りやすいです♪ココアなどの粉類は事前に振るいをかけておきましょう。理想は繰り返して3回ふるいにかけて粉に空気を含ませることです。
今回はいろいろなジェノワーズのレシピをご紹介しましたがどれも基本を忠実にすれば失敗することはありませんのでぜひ挑戦する時は落ち着いて作ってみてください☆
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