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あなたの「ゆべし」はどれですか?手軽で美味しい作り方おすすめ5選

郷土料理として日本全国にある「ゆべし」。ゆべしを、おうちでも手軽に楽しんでみませんか?餅粉ゆべしの作り方、白玉粉ゆべしの作り方、保存食・柚餅子(ゆべし)の作り方等々、ご家庭でも作りやすい「ゆべし」の作り方を5つ紹介します。

あなたの「ゆべし」はどれですか?作り方おすすめ5選

郷土料理として日本全国にある「ゆべし」。
元々は保存食・携帯食だったようですが、今では柚子釜、お餅、ようかん等々。
中身は柚子やくるみ、山椒、味噌等、香りも味わいもいろいろ。
「ゆべし」と一口に言っても、地域によって多種多様。
全国の「ゆべし」の食べ歩きが趣味、という方もいらっしゃるそうです。

バリエーションの豊かさは、昔からたくさんの人に親しまれてきた証拠。
そんな「ゆべし」を、おうちでも手軽に楽しんでみませんか?
ご家庭でも作りやすく、老若男女に馴染みやすい「ゆべし」の作り方を5つ紹介します。

●餅粉くるみゆべし
●白玉粉くるみゆべし
●大豆ゆべし
●ドライフルーツゆべし
●昔ながらの保存食、柚餅子(ゆべし)

餅粉を使って。くるみゆべしの作り方

もち粉を使った、くるみゆべしの作り方です。
電子レンジで簡単に作る事が出来るのは嬉しいですね。

材料(2~3人分)

もち粉 : 100g
砂糖 : 120g
醤油 : 20cc
水 : 150cc
胡桃 : 30g
片栗粉 : 適宜

餅粉くるみゆべしの作り方①

胡桃を粗みじんにします。
市販のロースト胡桃を使いましたが、もし生のものを使う場合は軽く炒ってください。

餅粉くるみゆべしの作り方②

もち粉を耐熱ボウルに量り入れておきます。
鍋に砂糖と醤油と水を入れ、焦げ付かないようかき混ぜながら、砂糖が溶けてふつふつと煮立ってくるまで煮ます。

餅粉くるみゆべしの作り方③

もち粉に②の液を3~4回に分けて加え、そのつどよく混ぜます。

餅粉くるみゆべしの作り方④

醤油砂糖と粉を混ぜる 全部混ざると、とろとろの液になります。
少しくらいダマが残っても大丈夫です。

餅粉くるみゆべしの作り方⑤

ラップをかけて電子レンジで30~40秒加熱し、取り出してよく混ぜます。
生地に火が通って、奥行きのある飴色になるまでこれを繰り返します。
(5~6回ほど)

餅粉くるみゆべしの作り方⑥

餅生地がぷっくりと膨らむので、深めの耐熱容器がお勧めです。
熱いのでやけどをしないよう注意してください。

餅粉くるみゆべしの作り方⑦

胡桃を混ぜてもう1~2回レンジにかけ、しっかり飴色になったら生地の出来上がり。

餅粉くるみゆべしの作り方⑧

平たい容器に片栗粉を敷き、生地を流しいれます。
薄めが好きな方は大きめに伸ばし、厚めが好きな方は小さめに。

餅粉くるみゆべしの作り方⑨

冷めたら適当に切り分け、片栗粉を両面にまぶして出来上がりです。

白玉粉で簡単♪くるみゆべしの作り方

白玉粉を使った、くるみゆべしの作り方です。
こちらも電子レンジを使っているので、作業も楽々です♪

材料(1人分)

○白玉粉 : 100g
○三温糖or黒糖 : 90g
○しょうゆ : 10cc
○水 : 150cc
くるみorお好きなナッツ : 40g
片栗粉 : 適量

白玉粉くるみゆべしの作り方①

砕いたくるみを、オーブントースターで2分ほど焼きます。

白玉粉くるみゆべしの作り方②

耐熱容器に○を入れて、よくまぜます。

白玉粉くるみゆべしの作り方③

電子レンジ(500w)で2分加熱して混ぜる。
これを2回くり返します。
そして、くるみを混ぜてもう一回レンジで加熱します。

白玉粉くるみゆべしの作り方④

クッキングシートで包み冷蔵庫で30分冷やす。
片栗粉を軽くまぶして、お好きな大きさに切り分けたら完成。

きなこと大豆の香りが香ばしい♪大豆ゆべしの作り方

ゆで大豆を食感のアクセントに加えた、大豆ゆべしの作り方です。
大豆・きなこ・豆乳と豆づくしで、女性には嬉しいですね。

材料 (1人分)

ゆで大豆 : 100g
白玉粉 : 100g
黒砂糖 : 120g
豆乳 : 150cc
きなこ : 大さじ5

大豆ゆべしの作り方①

白玉粉を口径約20cmの耐熱ボウルに入れ、 スプーンの背でていねいに粒を細かくつぶす。
豆乳を少しずつ加えてのばし、黒砂糖を加える。
白玉粉と黒砂糖の粒がなくなるまで、むらなく混ぜる。

大豆ゆべしの作り方②

ラップをせずに電子レンジ(600W)に5分かけて取り出し、ゆで大豆を加え、水でぬらした木べらで、1分ほどしっかり混ぜて、餅のような生地にする。

大豆ゆべしの作り方③

バットにきなこの1/2量を広げ、生地を落とし入れ、上から残りのきなこをふる。
かるく粗熱を取ったら、厚さ1.5cmくらいにのばし、四角く切り分けて皿に盛る。
バットに残ったきなこをかけていただく。

甘味と食感が楽しい♪ドライフルーツゆべしの作り方

ドライフルーツを加えた、ゆべしの作り方です。
砂糖を使っているのでクセもなく、お子様にも喜ばれそうです♪

材料(4人分)

白玉粉 : 140g
水 : 200cc
砂糖 : 小さじ2(6g)
●干しあんず : 6個
●くるみ : 4個
●干しプルーン : 4個
●ドライクランベリー : 20g

甘味と食感が楽しい♪ドライフルーツゆべしの作り方

① ●は粗みじんにする。

② 耐熱ボウルに白玉粉、砂糖を入れ、水を少しずつ加え、よく練る。
   ラップをかけて電子レンジ(600W)で約4分加熱する。取り出して1度全体を混ぜる。

③ ①を加え、再びラップをかけて電子レンジで約3分加熱し、全体を大きく混ぜる。

④ バットに片栗粉を敷き、③を1cm厚さになるよう広げる。
   粗熱がとれたら食べやすい大きさに切る。

昔ながらの保存食・柚餅子(ゆべし)の作り方

西日本でよく作られる、昔ながらのゆべしの作り方です。
完成まで日がかかりますが、完成したものをいただく時の感動もひとしお♪
柚子がたくさん手に入った時は是非お試し下さい。

材 料(約10人分)

柚子 : 小さ目6個
○合わせ味噌 : 200g
○砂糖 : 60~70g
○みりん : 大さじ2
柚子の絞り汁 : 大さじ2~3
胡桃 : 50g

柚餅子(ゆべし)の作り方①

写真のように、蓋になるよう柚子の上部をカットして中身を取り出し、取り出した果実は絞っておきます。

柚餅子(ゆべし)の作り方②

胡桃をフライパンで軽く乾煎りする。
鍋に●を入れて中弱火で加熱し写真のような感じまになるまで練ります。柚子の絞り汁を加え、胡桃を混ぜたら火を止めます。

柚餅子(ゆべし)の作り方③

②を①の柚子の8分目弱まで詰めます。詰め過ぎると蒸している時に、あふれてきます。

柚餅子(ゆべし)の作り方④

蒸し器に並べて30分蒸します。蒸している最中に中の具があふれてきたら、キッチンペーパー等で拭き取ります。

柚餅子(ゆべし)の作り方⑤

蒸し上がった柚子を冷まし、半紙1枚又はキッチンペーパーで包み紐で縛ります。

柚餅子(ゆべし)の作り方⑥

雨で濡れない軒下か寒風の当たる場所に下げて1か月~2か月干します。
干して数日間は半紙が湿ってくる時があるので、その場合は半紙を交換して下さい。

柚餅子(ゆべし)の作り方⑦

干して10日目の柚子です。半紙が汁で湿ってたので交換します。

柚餅子(ゆべし)の作り方⑧

1~2ヶ月干して、写真のようになれば完成。
ジップ袋に入れ、冷蔵庫で一年間保存が可能。

柚餅子(ゆべし)の作り方⑨

スライスしてお茶うけに、または酒の肴、ご飯のお供にもどうぞ。

餅粉ゆべしの作り方、白玉粉ゆべしの作り方、保存食・柚餅子(ゆべし)の作り方etc…
5つのゆべしの作り方を紹介しましたが、いかがでしたか?
ご家庭でも、色々なゆべしを楽しんでみて下さいね♪

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