2016/06/30
tsurugi
皆さんは普段、枝豆を茹でる時はどのような茹で方をしていますか?枝豆はどんな茹で方をしても味は同じでしょ?などと思っていませんか?実は枝豆は、ほんの少し手を加えるだけで今まで食べていた枝豆よりも数倍も美味しい枝豆になるんです!では、その茹で方をご紹介します。
枝豆の旬時期をご存知ですか?枝豆の美味しい茹で方を知る前に、枝豆の旬時期を知ることも大切ですね。枝豆は6~8月に美味しい時期を迎えると言います。そのためか、暑い夏場にはビールのおつまみに欠かせない存在でもありますよね。もちろん枝豆には実際にアルコールの分解を促す酵素を含んでいますので、ビールのお供にもうってつけなんですね。
枝豆には、大豆同様に良質なたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれています。また大豆には含まれないビタミンCや、野菜にはめずらしい葉酸なども含まれていますので、美味しい旬の時期にはしっかりと食べておきたいものです。では、そんな枝豆の美味しい茹で方をご紹介しましょう。
採れたての枝豆は、まだ枝に付いた状態のものが多いですよね。特に旬の時期を迎えた時には、枝付きのままが多いようです。そこで、まずは枝豆を枝から外しましょう。あまり神経質になる必要はありません。おおざっぱでいいので、次々に枝から外していきましょう。
枝からすべて外したら、次は枝豆の両端を切り落とします。少し手間な作業ですが、ここが美味しい茹で方のポイントの一つでもありますので、丁寧にしましょう。両端を切り落とすことで、より枝豆に塩味が染み込みおいしく茹で上がります。
しかしあまりたくさん切り落としすぎると、中身の実を傷つけてしまうので、適度に両端を切り落としてください。
塩もみも、美味しい茹で方の大切なポイントです。小さじ1程度の塩で塩もみをしてください。塩もみをすることで枝豆の皮にある産毛を取り除く事ができ、塩味が枝豆に浸透しやすくなるのです。また、産毛をしっかりと取ることで、枝豆の皮の口当たりも良くなると言います。面倒な工程でもありますが、しっかりと産毛を取っておきましょう。
塩もみを終えたら、次は茹で方です。まず、約1リットルのお水を沸騰させ、沸騰したところで塩を大匙2杯ほど入れましょう。その後、塩もみした枝豆をそのまま鍋に入れ、3~5分ほど茹でます。塩は適当に入れるのではなく、きちんと計って入れた方が良いです。枝豆の美味しい茹で方のポイントとして、塩分濃度が違ってくると味にばらつきが出てくるからです。
茹で方のコツは、塩もみした枝豆は洗わずそのまま茹でて下さい。洗ってしまうと、せっかくの塩分がとれてしまうので、塩もみしたら枝豆は洗わず、そのまま鍋に入れる茹で方の方が、美味しい枝豆ができるのです。また枝豆を茹ですぎてしまうと、枝豆の旨みであるアミノ酸がお湯に溶けだしてしまうので、茹で過ぎないことも大切なポイントですね。
茹であがったら、ざるにあげてしっかりと水気を切ります。水で洗い流したりしないようにしましょうね。
茹で上がったら冷水や氷水につける人もいますが、できればそれはやめて下さいね。せっかくちょうど良く塩味がついた枝豆の味が薄くなり、水っぽくなってしまいます。美味しい茹で方の最後のポイントとして、冷ます時はうちわや扇風機などを利用して下さいね。なお、塩気の強い枝豆が好みの方は、冷ます間に再び塩を振っても良いですね。
いかがでしたか?美味しい茹で方と一言で言っても、さまざまな工程がありましたね。少し手間がかかりますが、こちらの茹で方で茹でた枝豆は、特に美味しいですよ。また、茹で方にこだわるのなら、枝豆は高温で茹でる茹で方が、一番身がふっくらとして美味しく仕上がります。だからと言って茹で方を間違えると意味がありません。枝豆の茹で方で最も重要なポイントは、茹でる温度と塩分濃度にあります。
また、普通の枝豆を茶豆に近づける茹で方もあります。その茹で方は、普通の枝豆と大差はないのですが、茹でる時に「緑茶」を一緒に入れて茹でるそうです。「緑茶」を一緒にゆでる茹で方をすると、枝豆に香気成分が付着し、茶豆に少し近づくそうですよ。枝豆が旬を迎えるころには、ビールが美味しい季節でもあります。こちらの美味しい茹で方で、美味しい枝豆をたっぷりと堪能して下さいね。
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