簡単、楽しい！キャンプでしか味わえない、キャンプご飯を楽しもう！

キャンプでご飯を食べるために必要になってくるのが、飯盒（はんごう）と呼ばれる、ご飯を炊く携帯用調理器具・食器です。素材は一般的にアルミ製です。形状は、角型や楕円形のものがありますが、キャンプ用コンロによる使用が多くなった最近の日本でのレジャー用には、円筒形のものが増えてきました。楕円形のものは、均一に火が当たりにくい焚き火での炊飯でも、対流によって全体に熱が回りやすく、簡単にご飯がが炊けるので、焚き火で炊く本格派にはこちらがおすすめです。せっかくキャンプするなら挑戦したいですよね。

飯ごうの価格は様々ですが、スタンダードな、4号炊きの物であれば１０００円～です。形状は値段に関係ないので、焚き火でご飯を炊くのか、ダッチコンロで炊くのかが、選ぶポイントになってきます。4号炊きがスタンダードですが、人数や使い方によっては5号炊きの物のあります。焚き火で炊くのは火加減など気をつけなくてはいけないので、一度に多めに炊いて、おにぎりにしておくという方法もあります。

キャンプの荷物をふやさないためにも、お米は自宅で人数やメニューに応じて計量し、袋に小分けしておくと便利です。お米を研ぎ、水を入れます。通常の飯ごうであれば水の量はメモリが付いているので、メモリ通りに入れましょう。水を入れたら蓋をして３０分間浸しておきましょう。まずは飯盒を弱火で１０分ほど火にかけます。飯盒から湯気が吹き出てきたら、強火にし、強火で１０分～１５分ほど火にかけます。だんだん蒸気の量が減ってきます。ほんのりご飯の焦げたにおいがしてきたら、炊けた合図です。飯盒を火から下ろし蒸らしましょう。お焦げの美味しいご飯の出来上がりです。

キャンプ場で作るご飯はお家と違って不便なので、簡単なメニューになりがちです。中でも、カレー、シチューなどは季節を問わずキャンプの定番中の定番ご飯メニューです。キャンプ初心者であれば、お家で作って、キャンプ場では、ご飯を炊いて、カレーを温めるだけなんて方法もあります。カレーや、シチューなら煮込んでいる間、焚き火の火加減を調節できるのでご飯をお焦げだらけにしなくて済みます。

ご飯をメインに楽しむなら、パエリヤや炊き込みご飯がおすすめ。炊き込みご飯は、季節の野菜をいれて簡単。秋の炊き込みご飯はたくさんの種類のキノコを入れた、キノコの炊き込みご飯ががおすすめ！寒い冬のキャンプにはチーズたっぷりのリゾット。あつあつのチーズであたたまります。

ご飯がすすむメニューはお酒のあてにもぴったり。キャンプならではの、簡単に作れるホイル焼きメニューがおすすめ。事前に用意していけば、後片付けも簡単で、いろいろな味を楽しめます。キャンプご飯で定番のハンバーグもお家で具材を調理して、ホイルに入れて用意しておけば、煮込みハンバーグにアレンジできます。アヒージョやモッァレラチーズチーズのフォンデュなども簡単で楽しいメニューです。キャンプ場でゆっくりお酒を楽しみながら、あったまるメニューです。

キャンプの荷物はできるだけコンパクトで、機能的な物がいいですよね。キャンプでご飯を食べるときはワンプレートが便利です。バーベキューをしながらだと、片手がふさがっているので、お皿を持ちにくいなんてことも、指を入れる穴があると持ちやすく便利。しかも、穴がパスタスケールになっていたりととっても機能的。見た目にもかわいくてかさばらないのも嬉しいですよね。

子供がたくさんいるキャンプはお肉を取りに立ったら「あれ？どれが僕のお皿？」なんてことがよくあります。お皿がカラフルだと、自分の色を選ぶのも楽しくて、お皿が分からなくなくなりますよね。せっかくのキャンプご飯、味気ないお皿よりかわいいお皿でご飯をさらに楽しくしましょう。

のんびり自然を満喫するために来たキャンプも、ご飯の支度に追われてなかなか楽しめない・・・そんなことがないように、お家で少し下準備をしておくと、料理時間を短縮できて、ゆっくり楽しめます。下準備をしておくだけで、ゴミも荷物も減るので、一石二鳥かも。

キャンプでしかできない食事を楽しむなら燻製器がおすすめです。お家ではもくもく煙が出てできませんよね。キャンプならではの便利グッズや調理器具を使って、ご飯を作るところからみんなで楽しめるキャンプにしたいですね。