お米どころ山形の人気の日本酒は？おすすめの銘酒をご紹介します！

山形県といえば、美味しいお米と数多くの果物で有名です。特にさくらんぼやラ・フランス、お米ならつや姫などをご存知の人も多いのではないでしょうか。

しかし実は山形県は、土地や風土を生かした個性豊かな日本酒を数多く育む県としても有名です。

そんな山形県の日本酒でも、買って損はない！と思えるおすすめの銘酒をご紹介します。

フルーティーな香りと、雑味のない甘味が飲む人を虜にするお酒です。山形県でも入手困難な地酒として有名です。幻の酒米と呼ばれる「龍の落とし子」を使用し、独特の味わいや香りが楽しめます。

会社名：高木酒造株式会社
住　所：〒995-0208　山形県村山市富並1826
電　話：0237-57-2131

高木酒造は知る人ぞ知る蔵元で、創業は元和元年（1615年）から400年以上続く長い酒造りの歴史があります。敷地内で汲み上げる湧き水を仕込み水として使い、1種類の酒米だけを使ったお酒造りにこだわっています。

旨味と甘味の調和が取れた、芳醇でふくよかな味わいは洋食や油っぽい食事とも相性が良く、女性にも人気のあるお酒です。

多くのコンテストや品評会で高い評価を受けています。

会社名：加藤嘉八郎酒造株式会社
住　所：〒997-1124　山形県鶴岡市大山3丁目1-38
電　話：0235-33-2008

明治5年創業の加藤嘉八郎酒造は、もともと江戸時代初期から始まった本格的な酒造りの地「大山」を代表する酒として、その名を命名しました。「酒は大山　愛の酒」というキャッチフレーズのもと、「調和」を醸し出すような酒造りを行っています。

「すれっからしの女」「親の言うことを聞かず好き勝手している女」という意味を持つばくれんという名がつけられたお酒です。ラベルに書かれている女性を指しているとか。

辛口の極を追求した通常の「ばくれん」を、限定品として生で蔵出しした一品です。硬質米である「亀の尾」を溶かす高度な醸造技術により、少し固めのキリッとした爽やかで品の良い酒質になっています。

会社名：亀の井酒造株式会社
住　所：〒992-0301　山形県鶴岡市羽黒町戸野字福ノ内1
電　話：0235-62-2307

明治8年創業の亀の井酒造は、地元羽黒町産の10種類以上の酒米を駆使し、柔らかい上品な味と香りの特徴を持つ吟醸酒を作り出しています。

初孫のベストセラーとも言われる「魔斬」は、高い熟成感と程よく感じられる酸味、苦みがスッキリとした切れ味を作り、旨味が強く感じることができる純米本辛口です。

会社名：東北醸造株式会社
住　所：〒998-0114　山形県酒田市十里塚字村東山125番地の3
電　話：0234-31-1515（代）

山形県酒田市の東北醸造は、昔ながらの伝統的な手法「生もと造り」にこだわった酒造りを行っています。また水と緑に恵まれた環境と、地域の風土に息づく豊かな味わいを実現しています。

フルーティーな香りとソフトな味わい。それでいて柔らかいお米旨味を感じることができるお酒です。のど越しも良く、日本酒初心者の方にもおすすめです。

会社名：有限会社新藤酒造店
住　所：〒992-0116　山形県米沢市竹井1331
電　話： 0238-28-3403

山形県米沢市郊外にある、周囲を田園に囲まれた地酒蔵で、代々「富久鶴」の銘酒で親しまれてきました。現在10代目である若手酒造家新藤雅信氏の醸し出す酒が注目を集め、山形県期待の酒造と注目を集めています。

山形県内でしか販売されていない超限定品である「絹」原酒。低温熟成原酒で、上槽後に濾過や加水などを行っていません。本来のふくよかな果実を思わせる香りとキレの良さ、なめらかな口当たりを愉しむことができます。

やや冷たくして飲むのがおすすめです。

会社名：株式会社小屋酒造
住　所：〒996-0212　山形県最上郡大蔵村清水2591
電　話：0233-75-2001

かつては最上川舟運で賑わいを見せた大蔵村清水にある、創業1593年の蔵元です。吟醸酒に特に力を入れていますが、山形県外にはあまり出回っていないため、知る人ぞ知る銘酒と言えるでしょう。

古くは戦国時代末期までさかのぼることができる蔵元を始め、山形県内には約50の蔵元があり、それぞれに個性のある日本酒を醸しています。

そんな山形の日本酒は全国的にも大人気。居酒屋でも山形のお酒は何かしら必ず置いてあるのではないでしょうか。

そんな山形のお酒を、日本酒だけでなくワインやウイスキーまで楽しもうというイベントが行われることもしばしば。ぜひイベントを見つけた際は立ち寄って、山形の日本酒を味わってみてください。