家で温泉卵を上手に作る方法は?温泉卵は時間を守れば簡単に作れる!
2016/03/28
MOR
トロトロの半熟から、しっかり固まった固ゆでまであるゆでたまご。どの固さがお好みでしょうか。いざ作ってみると、柔らかすぎて殻が上手に剥けなかったり、固すぎて使いたい料理に向いていなかったりと時間管理も難しい。今回はゆでたまごのゆで時間について調べます。
ゆでたまごとは卵料理の一つで、鶏卵を殻のままゆでて固まらせたものを言います。一般的にはゆでたまごと言いますが、地域によっては「うでたまご」と呼ぶこともあるそうです。
日本でも、お弁当に入れたり、付け合わせとして食べたり馴染み深いゆでたまごですが、ポーランドでは非常に好まれる料理の一つなのです。
たまごは熱を加えると白身から先に固まり始めますが、完全に固まるのは白身の方が遅いのです。この白身と黄身の固まる時間差がゆでたまごの固さを変えることのできるポイントでもあります。
まずは基本のゆでたまごの作り方を紹介します。ゆでる時間はお好みの固さになるように調整が必要です。
ゆでたまごを作るときはまず、常温に戻しておきます。冷蔵庫の中で冷えた卵を茹でてしまうと、ヒビが入ったり薄皮と白身がくっついてしまい、皮が剥きにくくなってしまいます。
常温に戻したたまごですが、皮を剥きやすくするために小さなヒビや穴を開けます。薄皮と白身の間に水が入り込み剥きやすくなるんです。自分でやるのが難しければ、100均などでも卵の穴あけ器という便利グッズも売っています。
お鍋に水を入れて沸騰したら、卵をおたまにのせて優しくお湯の中に入れます。
好みの固さになるように時間を決めてたまごをゆでます。時間が来たらすぐに取り出して冷水につけます。冷めたら皮を剥いて完成です。
3〜4分の短時間ゆでた場合は、白身はとりあえず固まったけれど、黄身はほぼ固まっておらず液状のままです。そのため、皮を剥くときは慎重に剥く必要がありそうです。
ゆでたまごをそのまま食べてもいいですし、温泉たまご程は柔らかくありませんが、白身を割って黄身をソースにサラダと絡めたり、ディップしても美味しくいただける固さではないでしょうか?
先ほどより時間を2分長くすると、白身はほとんど固まっているように見えます。黄身も外側から徐々に固まってきているようです。とろっと流れ出てはこないものの、固まっているところと柔らかいところが合わさった様な固さです。
5〜6分程度の時間ゆでた場合、黄身が柔らかいので皮を剥いた後も煮込む行程のある、おでんなどにもオススメです。おでんに入っているたまごは、固まっているものが多いですが、半熟たまごとおでんのおだしの組み合わせは絶妙なんです。たまにはこんなおでんのたまごもいかがでしょうか?
さらに時間を2分程長くすると、黄身のとろみはほとんどなく固まりきってはいないものの流れ出てはこない程の固さになります。これが所謂、半熟といった固さのゆでたまごになります。
半熟のゆでたまごであれば、豚の角煮などに添える、煮たまごにもオススメではないでしょうか?一緒に煮込むのであればもう少し柔らかい方がいいかもしれませんが、ジップロックなどに煮汁と卵を入れておいておけば味がしみ込んでおいしく作ることができます。
ほぼ固まっているゆでたまご。時間が経つにつれて1〜2分の差であっという間に固まってしまいます。とろみはなく、白身も固まっていますね。
ゆでたまごを潰してマヨネーズなどとあわせてパンに挟めば、白身の食感も黄身の味もしっかり味わえるサンドイッチになりますね。半熟が食べたかったのに少し長い時間ゆでてしまったというときには、サンドイッチにアレンジしてみてもいいかもしれません。
完全に固まっています。これ以降ゆでていくと、少しパサパサしたゆでたまごになります。あわてて食べると喉につっかえてしまうこともあるので水分を摂りながらゆっくり食べるのがいいでしょう。
コブサラダにして他の食材と一緒にしてみたり、そぼろ状にして野菜サラダにかけてもきれいに仕上がりそうです。
固くゆでてしまったたまごはダイエットにもオススメなのです。栄養価が高いのはもちろん、ゆでたまご1個は100kcal未満なのです。
ゆでているだけなので油を使った調理などもしていないのでかなりヘルシーです。
さらにうれしいのは腹持ちの良さです。固ゆでにすることでゆでたまごは腹持ちがよくなるので空腹感を満たすことができてダイエット食としても注目されているんです。
今回はゆでたまごのゆで時間について紹介しましたがいかがでしたでしょうか?お好みの固さにゆでておいしいゆでたまごを楽しんでください。また、ゆで時間によって活用の仕方も様々です。いろんなゆでたまごをお試しください。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局