コレステロールが気になる方へ。ヨーグルトを使ったレシピまとめ
2016/05/16
蒔子
高い悪玉コレステロール値には生活習慣を改めるのが一番ですが、食事に青魚を取り入れることでもコレステロールを下げることが期待できます!一緒に食べる副菜や、メインにしてしっかり食べられる青魚レシピをご紹介します。コレステロールが高いのが気になる方必見のまとめです。
コレステロールはビタミンDの合成に必要であり、細胞膜の材料でもあります。
人体に必要不可欠な成分で、けして悪いものと言う訳ではありません。
コレステロールを運ぶ役割を持つ血中の悪玉コレステロールが高いと運んでいるコレステロールが血管内につき、動脈硬化の原因となります。
食べ過ぎや肥満、飲酒、ストレス、たばこ等や、遺伝的な要因で悪玉コレステロールが高くなると言われています。
これらの生活習慣を改めるのが一番ですが、コレステロールを下げる食品を摂取することで食事からも悪玉コレステロールを少なくしていきましょう。
食品から摂取するコレステロールが直接血中の悪玉コレステロールに結びついているわけではないとされていますが、悪玉コレステロール値がとくに高い方はコレステロールのとくに高い食品は知っておきましょう。
フォアグラ
100gあたり650mgと肉類ではダントツです。
日常的に食べるものではありませんが、最近はファミレス等でもメニューになっており、身近になりつつある分コレステロールが高いことを知っておいて損はありません。
ほかにも鶏・豚・牛の順でレバーの部位はコレステロールが高い食材です。また、あん肝は100gあたり560gであり、魚の肝もコレステロールが高いことがわかります。
卵
100gあたり420mgです。
オムライス等では一食で3個摂取したりするのでコレステロールを抑えるならばとくに注意したい食材です。
卵に関しては、マヨネーズや洋菓子類、つなぎなどいろいろなものに使われるので、一度一日の摂取量を確認してみましょう。
ただし、卵のコレステロールの影響は諸説あり、高い栄養価を考えてもむやみに食べるのをやめるのはよくないとも言われています。コレステロール値がとびぬけて高い方以外は控える程度でもいいかもしれません。
ほかにも筋子やキャビア、明太子など魚卵もコレステロールの高い食材です。とくに筋子は100gあたり510mgと鶏卵よりも高い食材です。
ほかにも筋子やキャビア、明太子など魚卵もコレステロールの高い食材です。とくに筋子は100gあたり510mgと鶏卵よりも高い食材です。
悪玉コレステロール値が高い方にぜひ摂ってほしい食品をご紹介します。
青魚
コレステロールを下げる成分の代表・DHAとEPAが豊富に含まれている青魚です。
中性脂肪が肝臓でできるのを押さえる働きや、血液をサラサラにする効果もあるので、間接的にもコレステロール値の高い方への健康増進に期待できる成分です。
トマト
トマトのリコピンには善玉コレステロールの割合を高めてくれる作用があります。善玉コレステロールは不要な血中のコレステロールを運び出す役割を持っています。
つまり、善玉コレステロールは悪玉コレステロールが高いことでの動脈硬化のリスクを下げてくれるということです。
高いコレステロールを下げる働きのある食材は、海草類(アルギン酸)・大豆(サポニン、タンパク質)・ブロッコリーやキャベツ(SMCS)などがあります。また、水溶性の食物繊維も悪玉コレステロールを抑える働きがあります。
メインにも副菜にも取り入れやすい青魚のレシピをご紹介します。一緒に合わせる食材もコレステロールを下げるのに有効な食材を選べば、効率よく悪玉コレステロール値を下げることが期待できます。
海藻鰯の和風サラダ
摂りにくい海藻をしっかり一緒に摂れる鰯のサラダのレシピです。
鰯中1尾・塩胡椒・ニンニク少々
ワカメ大さじ2・おごのり大さじ2
レタス3枚・トマト1個・玉ねぎ1/4個
サラダ油大さじ1・酢大さじ1・醤油大さじ1
塩胡椒少々・砂糖ひとつまみ
1・鰯の下ごしらえ
鰯は開いて食べやすい大きさに切り、塩胡椒とおろしたニンニクをまぶしておく。
フライパンに油を熱し、鰯を焼き目が軽くつくようにしっかりと焼く。
2・野菜と海藻の準備
ワカメとおごのりは塩抜きし、レタスとトマトとともに食べやすい大きさに切る。
玉ねぎはスライスして水にさらしておく。
野菜と海藻を先に皿に盛る。
2の皿に焼いた鰯を盛りつけ、合わせた調味料を回しかけて出来上がり。
メインは肉がいい!というかたでも合わせやすい副菜です。生野菜も摂れるので総合的にヘルシーな献立になりやすいメニューです。
干物と大根の甘酢あえ
干物を使って手軽に作れる副菜レシピです。
アジの干物1枚
大根1/5本
おろし生姜小さじ1
酢大さじ1
だし汁大さじ1
砂糖大さじ1/2
1・干物を焼く
魚焼きグリル等でアジを焼く。
あら熱がとれたら手でほぐしながら骨を取り除いておく。
2・大根と合わせる
大根は薄い半月切りにして塩少々をまぶしておく。
水気をしっかりしぼってほぐしたアジと合わせる。
酢・だし汁・砂糖を混ぜた甘酢と和えて、おろし生姜をもってできあがり。
さっぱりとした甘酢和えで箸休めやお酒のおともにもぴったりですね。
残った干物を使ってもいいかもしれません。
鯖のトマト煮
青魚と一緒にトマトも摂れるレシピです!
鯖4切・塩胡椒少々・小麦粉
玉ねぎ1個・トマト缶1缶・水200cc
醤油大さじ1・砂糖大さじ1・にんにく2片
コンソメ1ヶ・鷹の爪2本・ローリエ1枚
1・鯖を焼く
鯖に塩胡椒をし、小麦粉をまぶしてはたく。
フライパンに油を熱し、皮を下にして入れて焼く。
2・煮込む
1cm角に切った玉ねぎ、鯖、他全ての材料を鍋に入れて20分煮込む。
仕上げにお好みでパセリをふってできあがり。
青魚とトマト、なかなか挑戦しない方も多いかもしれませんが実は相性ぴったりです。和食のローテーションになりがちな青魚のメニューのバリエーションを広げるのに役立つレシピですね!
鰯と豆腐のハンバーグ
青魚の食べ辛さが苦手な方におすすめのメインです。
鰯2尾
豆腐1/2丁・卵1個
パン粉1カップ・味噌小さじ1・生姜すりおろし少々
醤油大さじ2・みりん大さじ2
酒大さじ2・砂糖大さじ1
1・鰯をたたく
おろした鰯を包丁でよくたたく。
2・材料を混ぜる
鰯・豆腐・卵・パン粉・味噌・生姜をよく混ぜ合わせる。
3・ソースを作る
醤油・みりん・酒・砂糖をフライパンで熱し、とろみがついたらハンバーグにかけてできあがり。
お好みでネギ等の薬味をのせたり、大根おろしとポン酢でさっぱりと食べることができます。小さめに作ればお弁当にも入れられますね!
冷や汁風ダレ
宮崎の郷土料理、「冷や汁」風の、そうめんや冷や麦に使えるタレです。大豆もたっぷりなのでサポニンやタンパク質もしっかり摂れます。
アジの干物1枚・もめん豆腐1/2丁
きゅうり1本・青じそ6枚
豆乳1/2カップ・だし汁2カップ
すりごま(白)1/2カップ・味噌50g
1・干物を焼いて豆腐と合わせる
アジの干物を魚焼きグリル等で焼き、あら熱がとれたら骨を外して豆腐と一緒に木べらで粗くつぶす。
2・豆乳ダレを作る
豆乳・だし汁・すりごま・味噌をよく混ぜ合わせる。
アジと豆腐を合わせたものに少しずつ加えて混ぜ合わせる。
薄い小口切りにしたきゅうりを加えて冷やしておく。
食べる直前にちぎった青じそを加えて、香りよく仕上げて出来上がり。
アジと豆腐は粗めにほぐすと食感が残って食べ応えもアップします。
飽きがちな青魚・冷たい麺メニューにも役立つレシピですね!
悪玉コレステロールが高い方に大きな味方となる青魚。生活習慣の改善とともに副菜やメインに積極的においしく取り入れて動脈硬化などを予防しましょう。
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