手作り煮豚を作ろう！めっちゃおいしい煮豚のかんたんレシピ

豚肉料理はたくさんありますが、似たようなレシピとしてチャーシュー・角煮・煮豚というものがあります。なんとなく一緒っぽいですが、一応それぞれレシピと特徴に違いがあります。

チャーシューは焼き豚と同じ意味で、たれに付け込んだ豚バラ肉を文字通り炙ったものです。そのままおかずや酒の肴などでも食べられることがありますが、ラーメンなどの麺類のトッピング・チャーハンなどの具材など、食材としても使われることが多いです。

角煮と煮豚はチャーシューほど明確にレシピが分かれているわけではありませんが、いくつか違いが見られます。一般的に煮豚は塊のまま煮て調理後に薄切りにする、角煮はある程度の厚みに切った肉を煮付ける、といった違いがあります。味付けも角煮は甘辛いことが多いみたいです。

チャーシュー・角煮・煮豚の違いが分かったところで早速煮豚のレシピを見ていこうと思います。人それぞれ好みはあると思いますが、ここでは基本的なレシピをご紹介いたします。

・豚肉（肩ロースorもも）の塊：500g　・ねぎ：1/2本　・しょうが：１かけ
「煮汁」
・豚肉のゆで汁：１カップ　・しょうゆ：1/2カップ　・砂糖：大さじ2　酒：大さじ2
※盛り付けのサニーレタスやプチトマトはお好みで

タコ糸で縛った豚肉をなべに入れ、たっぷりのお湯(カップ10～12)を加えて火にかけます。煮立ったら火を弱め、途中、アクをきれいに取り除きつつ20分間ほど茹でます。ゆで汁は煮汁用にカップ1をとっておきましょう。

なべに煮汁の材料を入れ火にかけます。煮立ったら弱火にし、①のゆで上がった豚肉、適当にきったねぎ・しょうがを入れ、ふたをして時々返しながら25分間くらい煮含めます。
肉の中までよく火を通すまで煮ますので、途中煮汁が少なくなったらお湯を適宜加えると良いです。

豚肉が煮上がったら取り出して冷まし、薄切りにします。煮汁はこして、ねぎとしょうがは捨てましょう。これを盛りつければ完成です。

煮豚はそのまま食べてもおいしいですが、塊肉で作るレシピなので一度には消費しきれない時もあるかと思います。何度もそのままでは飽きてしまいますので、余った煮豚をちょっとアレンジしてまた違った食べ方を楽しみましょう。簡単に作れるアレンジレシピを見ていきたいと思います。

煮豚でサンドイッチを作ってみてはいかがでしょうか？パンに野菜などと一緒に挟むだけで手間がかからないレシピなので、時間がないときにもお手軽にランチが取れます。

煮豚を具にして、玉ねぎのみじん切りと中華ダシの元を一緒に炊飯器にセットすれば、チャーハン風炊き込みご飯の出来上がりです。煮豚からいい出汁と油が出て食欲をそそります。

生春巻きの具材の一つとして煮豚は使えます。巻くだけなのでパーティーの一品としても簡単に用意できるのがうれしいですね。

角煮・煮豚のレシピと特徴で角煮に煮卵がつくことが多い、とお伝えしましたがもちろん煮豚にも卵は合います。
煮豚の余った煮汁をそのまま利用して煮卵を作れば手間もかからないと思いますし、煮汁の有効活用にもなります。

煮豚の味付けは甘辛いだけとは限りません。ここでは皆様にちょっと変わった煮豚レシピをご紹介したいと思います。レシピ的にはそんなに複雑ではないのでお手軽に作れるかと思います。

少し前に流行った塩麹ですが色々なレシピで使われています。煮豚に使っても手間なく調理できるので簡単です。塩麹に漬け込んだ豚肉をそのままビニール袋に入れて煮込むだけで完成です。

豚肉を紅茶で煮るとやわらかく仕上がる効果があるそうです。さっぱりとしたいときも紅茶を使うのはおすすめです。煮豚で使うときは最初に紅茶で煮て火を通し、仕上げに調味料と煮汁を少し加えたものでに含めればOKです。

砂糖やお酒の代わりにマーマレードを入れてみるのはいかがでしょうか？マーマレードに使われるオレンジが良い風味を出してくれるのでおいしく仕上がります。レシピらしいレシピは無く、マーマレードと同量の醤油で煮込むだけです。