色々な食材と組み合わせて味付けも変えて☆ちょっと違うかぶの浅漬け
2016/05/05
az2az
旬の季節にだけ登場する新鮮なかぶは、思いがけず栄養もあり、使い勝手のいい野菜です。浅漬け、クリームシチュー、炒め物、まだまだそれだけじゃない。しかも保存が簡単!かぶの保存方法を知って、便利なかぶをまるごとおいしく食べてしまいましょう。
かぶは古くから日本で食べられており、種類も多く、栄養価もとても高い野菜です。
かぶの白い部分には消化酵素が多く含まれ、免疫力を高めてくれるビタミンCも含まれています。またかぶの辛み成分であるグルコシアネートは活性酸素を抑制する働きがありますので、老化防止に効果が期待できます。
かぶの旬は冬場になります。おいしいかぶは白い部分に張りがあり、葉の緑色が鮮やかなものです。
かぶの葉はカロテンやカルシウム、ビタミンCが多く含まれていますので、捨てずに食べてください。
またかぶは小さいので、ひとり暮らしや少人数の家庭でも使いやすく、特に葉の部分は彩りや汁物の浮き実に、炒め物にと活躍してくれますよ。
葉付きのかぶを買った時は、すぐに葉と白い根を切り離してください。そのまま保存すると、葉が根の栄養を吸い上げて、すぐにスが入ってしまいます。
数日でしたら、かぶの根の部分は袋に入れて野菜室で、葉の部分は濡れた新聞紙に包んで野菜室か、軽くゆでて冷蔵保存ができます。
かぶの白い部分は、使いやすい大きさに切ったりスライスをしたりして、そのまま冷凍します。使うときは凍ったまま調理してください。冷凍したものは生食には向きません。またかぶの白い部分は、すり下ろして冷凍することもできます。
かぶの葉は軽くゆでて使いやすい大きさに切り、冷凍します。どちらも冷凍保存用の袋や容器に入れて保存してください。
冷凍保存をしたかぶは、そのまま解凍すると柔らかくなってしまいますので、シチューや煮物が向いています。スライスをして冷凍保存したかぶは、炒め物にも使えますし、すりおろしてスープや汁物にしてもおいしいです。
≪材料≫
冷凍保存しておいたかぶ 2個分
油揚げ 1枚
煮汁
だし汁 1と1/2カップ
しょうゆ 大さじ1
みりん 小さじ1/2
≪作り方≫
1.油揚げはざるに入れて熱湯を回しかけ、3cm四方に切る。
2.鍋に煮汁の材料を入れて中火にかけ、煮立ったら冷凍保存しておいたかぶを加える。
3.再び煮立ったら、約2分煮る。保存しておいたかぶの葉と油揚げを加えてひと煮立ちさせ、器に盛る。
☆POINT☆
シチューや煮物に使うときは、ほかの具材を入れた後に凍ったままのかぶを入れて、そのまま調理します。
すぐにやわらかくなりますので、調理時間も短く効率が良いです。
≪材料≫
冷凍保存しておいたかぶ 3個分
冷凍保存しておいたかぶの葉 適量
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ2
ごま油 大さじ2
≪作り方≫
1.フライパンにごま油を熱し、冷凍保存しておいたかぶと葉をを入れて炒める。
2.しょうゆとみりんを加え、よく和えるように混ぜながら炒める。
3.全体にしょうゆが馴染み、水分が飛べば出来上がり。
ソーセージと、洋風の炒め物にも
☆POINT☆
もう一品ほしいとき、これはパパッと作ることができるのでとても重宝するレシピです。
≪材料≫
冷凍保存しておいたかぶ 2個分
だし汁
みそ
冷凍保存しておいたかぶの葉 適量
≪作り方≫
1.鍋にだし汁4カップとかぶを入れて強火にかける。
2.煮立ったら中火にし、ふたをして再沸騰したら葉を加え、再び煮立ったらみそ大さじ4を溶き入れる。
3.さっと煮て椀に注ぐ。
☆POINT☆
やさしい味のかぶの味噌汁です。どんな料理にも合いますよ。
≪材料≫
すりおろして冷凍保存しておいたかぶ 大1個(約150g)
冷凍保存しておいたかぶの葉 少々
だし汁 1カップ
うす口しょうゆ(またはしょうゆ) 小さじ1
水溶き片栗粉
・片栗粉…小さじ1
・水…小さじ2
≪作り方≫
1.鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらうす口しょうゆを加えて混ぜる。
2.水溶き片栗粉を加え、少しとろみがついたら、冷凍保存しておいたかぶを加えて混ぜ、さっと煮る。器に盛り、かぶの葉をのせる。
☆POINT☆
すりおろして冷凍保存できるのは助かりますね。ひと手間かけたような料理が簡単にできます。
かぶは見た目も風味も大根に似ており、大根の代わりとして料理に広く使うことのできる野菜です。冷蔵冷凍での保存がこのように簡単にできるとなると、これはかなり使える範囲が広くなりますね。
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