2016/05/31
蒔子
2016/05/20 更新
はちみつが健康に良いことは知られていますね。はちみつにも国産と外国産があり、お値段も国産の方が高くなっています。我が家のはちみつの活躍はプレーンヨーグルトに入れてたり、トーストにバターと一緒に塗ったり。高いな、とは思いながらも国産のはちみつを使っています。
とろっとした、独特の香りと上品な甘さ。
国産のはちみつはとても綺麗な色をしています。
スーパーマーケットでは、中国産やハンガリー産、マヌカハニーで有名なニュージーランド産など外国産のはちみつが棚には多く並んでいるかもしれません。
値段も国産の半額ほどで手に入るものもあるようです。
けれども、国産のはちみつにはお値段には代えられない魅力があります。
はちみつ専門店に行くと、こんな花からも蜜を集めるの?と思うような花の名前がついたはちみつが並んでいます。
国産はちみつで代表的なれんげ・アカシヤ・みかん・とちなどはもちろんのこと、そばや栗・菜の花などもあります。
また、花の名前を聞いただけでは、どんな花をつけるのか知らない名前のはちみつもあります。
シナノキ・ハゼ・くろがねもち、などどんな花から採取された蜜なのでしょう。
ミツバチが集めた蜜の蜜源の花として一番多いのがこの「れんげ」です。
国産のはちみつの中では3割強がこのれんげ蜜です。
国産はちみつの中では最もポピュラーなことから「はちみつの王様」とも呼ばれています。
まろやかなコクがありソフトでまろやかな舌ざわりで、きれいな淡い色調が日本人の好みにぴったり合っています。
国内産のハチミツの中では、もっとも癖のない種類です。
れんげ、アカシヤ、みかん、クローバーなど花の名前がついて売られてるはちみつは、蜜蜂がほぼ一種類の花から集めてきた蜜がらできています。
けれどもこの百花蜜はいくつもの花から集められた蜜です。
ふつう蜜蜂は一種類の花から蜜を集める習性を持っていますが、その花の蜜の分泌量が少なかったり、開花が遅れていたりすると他の花からも集めてくるようです。
百花蜜は味も色もそのハチミツによって個性がまったく違います。
どんな味になのかは、食べてみるまでわからない、ワクワク感のあるはちみつとも言えます。
色が濃いものは癖があり、色の薄いものはあっさりした味の傾向がありますので、お好みで選んでみては、いかがでしょう。
「れんげ」がはちみつの王様なら、女王様はこの「アカシヤ」です。
冬の寒い時期にも固まることなく、とろっとした状態が保たれます。
また、くせがなく上品な甘さで、あと味もすっきり目です。はちみつ独特の喉がやけるような甘みがないので、はちみつを食べなれない人にも食べやすいのではないでしょうか。
果物としてみかんやりんごを食べることは多いですが、この樹が綺麗な花を咲かせる時期にはフルティーな蜜が蜜蜂によって集められます。
国産はちみつの採取量でみかんというのは、レンゲについで多いのです。
クローバーのはちみつ、と聞いたとき、クローバーの花って?と思いました。
クローバーの花とは、「シロツメクサ」のことです。子どもの頃花を摘んで首飾りを作ったあの白い花です。
クローバーのはちみつは世界で一番生産量の多いはちみつです。
コストコに行くと国産はちみつはあまり見かけませんが、「CLOVER」と書かれたはちみつが並んでいます。
欧米では人気のはちみつです。
甘みが強めで、クセはなく、優しい花の香りと、淡い色が特徴です。
クローバーの蜜は寒い地方のはちみつです。カナダなどが有名な産地ですが、国産で有名な産地は北海道です。北海道の広い大地一面にこの花が咲いている様子も素敵でしょうね。
日本の春と言えば、満開の桜。
その桜の花からもはちみつが取れるのは驚きです。
桜から蜜を採取するのは桜の樹がたくさんある日本ならでは、という感じがしますね。
国産のさくらのはちみつは、さっぱりした味わいと爽やかな桜のかおりが特徴です。
さくらの種類はソメイヨシノであったり、ヤマザクラであったりしますが、どちらも春の香りを楽しめる貴重なはちみつです。
そばの花からとれるはちみつはとても個性的です。
独特の香りと黒砂糖のような濃い味、甘みと共に苦味も感じられます。
万人に好まれるクセのない、れんげやアカシヤと違い、好みの分かれるはちみつです。どちらかと言うと、大人向けのお味で、スパイスの効いた料理に合います。
鉄分が豊富なハチミツの中でも、抜群の鉄分量で、なんとレンゲはちみつの50倍です。
このため、貧血気味の女性の方にオススメです。
さらにいろいろな種類のハチミツの中でもミネラル分が特に多いことで知られています。
国産そばはちみつの採取地は国産のそば粉の産地でもある、北海道や長野です。
国産はちみつは外国産より高いイメージですが、その国産のなかでももっと高いのは「ニホンミツバチ」が集めた蜂蜜です。国産のほかのはちみつより3倍ぐらいのお値段がします。
ニホンミツバチが集めてくる蜜が西洋ミツバチよりずっと少ないことと、野生のミツバチですので、「気まま」です。巣箱が気に入らないとすぐにお引越ししてしまいます。
味も他の国産はちみつとはちがうようです。
ニホンミツバチはいろいろな花から蜜を集めるので「百花蜜」ということになります。。
国産の花別はちみつ生産量はレンゲが3割強、雑みつが3割強、ミカンが13%、アカシアが10%弱、トチが約8%、クローバーが約4%となっているようですが、他にもいろいろな種類の国産はちみつがあります。
流通量は少ないようですが、国産の向日葵のはちみつもあります。採取地の代表は茨城県です。
自分好みのはちみつをみつける。
いろいろな種類のはちみつを試してみる。
国産はちみつは種類が多いのでこんな楽しみ方が出来ますね。
サイズもお徳用の大きいサイズからちょっとお試しにちょうどいいサイズも見かけます。
個人的にはゴールデンウィークに長野の南相木村「滝見の湯」というところでみかけた「ニホンミツバチのはちみつ」というのを是非次回は購入してみたいです。
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