うな重やうな丼だけじゃない！うなぎのせいろ蒸しの作り方とは？

一口にうなぎといっても、その食べ方はいろいろあります。関東ではうな重やうな丼がメジャーですし、名古屋のうなぎ料理といったらひつまぶしですよね。うなぎのせいろ蒸しもうなぎの食べ方のひとつで、九州・福岡ではせいろ蒸しは特に人気のある料理です。

柳川の郷土料理であるうなぎのせいろ蒸しは、タレで味付けしたご飯の上に、うなぎの蒲焼き、錦糸玉子を乗せてせいろで蒸して作ります。うな重やうな丼とはまた一味違った味と食感が楽しめるので、まだせいろ蒸しを食べたことがない方には、ぜひ一度食べていただきたいお味です。

今回は、そんなうなぎのせいろ蒸しをお家で楽しめるよう、作り方をご紹介します。

米 3 合
うなぎの白焼き 2 尾
たまご 2 個
塩、砂糖 適宜
オタフクかば焼のたれ 大さじ 6

①お米を通常より少なめの水加減で炊きます。
②溶き卵に塩･砂糖で味をつけて焼き、５ｍｍ.幅の錦糸卵を作ります。
③ご飯に蒲焼きのたれをかけて混ぜたら、器に入れて蒸し器で１０分ほど蒸します。

④蒸したご飯の上に、３～４㎝幅に切ったうなぎの白焼きを並べて蒲焼きのたれを軽く塗って、上に錦糸卵を散らします。
⑤蒸し器で２～３分蒸したら完成！

市販の蒲焼きのたれを使って作る、簡単にできるうなぎのせいろ蒸しのレシピです。蒸す時間も意外と短く、手間もあまりかからないのでおすすめです。蒲焼きのたれをたっぷり染み込ませて、美味しいうなぎのせいろ蒸しを作りましょう♪

うなぎのかば焼き…１尾分
溶き卵…1/2個分
温かいご飯…どんぶり２杯分
かば焼きに付属のたれ…１袋
・砂糖、サラダ油

①ボウルにご飯とたれを入れて混ぜます。
②うなぎを４～５cm幅に切ります。
③器にご飯をいれ、その上にうなぎをのせます。

④深さのあるフライパンに、小さめのバット用の網をのせたら、網がつからないくらいの水を入れて火にかけます。
⑤沸騰したら③の器を網にのせてふたをし、強めの中火で約15分蒸します。

⑥ボウルに、溶き卵、砂糖を入れて混ぜ、フライパンで焼いて細切りにして錦糸卵を作ります。
⑦⑤が蒸し上がったら、錦糸卵をのせたら完成！

蒸し器がなくても簡単にうなぎのせいろ蒸しができちゃうお手軽レシピです。大き目のフライパンと網があればＯＫなので、一人暮らしのお家でもチャレンジできそうですね♪最後に蒸す工程も省略してはいますが、十分うなぎのせいろ蒸しの美味しさを味わうことができますよ。

うなぎの蒲焼き1尾
ご飯丼2杯
うなぎタレ70ｍｌ
たまご1個
山椒お好みで
わさびお好みで

①炊飯器でお米を炊き、炊き上がったらそのままたれを絡めて保温します。
②うなぎを食べやすいサイズに切り、器に盛ったご飯の上にのせます。
③錦糸卵を作ってうなぎの上に乗せます。
④蒸し器で5分～10分蒸したら完成！

最初にご飯を蒸す工程を、炊飯器の保温機能で代用した、時短レシピです。忙しい毎日の食事作りでも、たまにはちょっと豪華にうなぎのせいろ蒸しはいかがでしょうか？わさびや山椒を添えれば、アクセントになって最後まで美味しく食べられますよ。

いかがでしたでしょうか？
うなぎのせいろ蒸しの作り方をご紹介しました。うなぎのせいろ蒸しというと、手間も時間もかかりそうで、家ではなかなか作れないようなイメージだったかもしれませんが、意外と簡単に作れるんです。せいろ蒸しといえども、せいろがなくても作れるせいろ蒸しのレシピをご紹介したので、ぜひ試してみてくださいね。

なかなか本場までせいろ蒸しを食べに行くのは難しいかもしれませんが、おうちで簡単にせいろ蒸しが味わえるならうれしいですよね。本場・柳川でせいろ蒸しを食べたことがある人も、きっと納得の絶品せいろ蒸しが作れることでしょう。せいろ蒸しは、とっても美味しいうなぎ料理です。土用の丑の日は、ぜひうなぎのせいろ蒸しを食べて精をつけましょう！