記事ID23983のサムネイル画像

天下の台所・大阪をお家で味わおう!大阪の郷土料理レシピ4選

天下の台所と呼ばれている大阪ならでは郷土料理は美味しくもシンプルな料理で奥深い物が多いです。今回はご自宅でも作れる大阪の郷土料理レシピをご紹介!基礎・工程もしっかりと力を入れないといけない事が大阪の郷土料理にはあります。

大阪の郷土料理レシピ:お好み焼き

お好み焼きは水と卵で溶いた小麦粉に小さく切ったキャベツ、肉、イカなどを入れ、鉄板で平たく焼いたものです。大阪のお好み焼きは広島のお好み焼きに比べ、食材を生地全体に絡ませるのでダシや山芋を加え、上質な生地作りに力を入れています。

大阪の街では様々な所にお店のある根深い郷土料理です。

材料(2人分)

豚バラ薄切り肉 4枚(約80g)
生地
・小麦粉 50g
・やまといも 50g
・だし汁 大さじ5
・しょうゆ 大さじ1/2

・キャベツの葉 3~4枚(約150g)  
・万能ねぎの小口切り 2~3本分
・揚げだま 10g
・桜えび 5g
・紅しょうがのみじん切り 大さじ2
・卵 1個
お好み焼きソース(なければとんカツソース)、削り節、青のり 各適宜
塩 粗びき黒こしょう サラダ油 マヨネーズ

大阪の郷土料理レシピ:お好み焼き①

キャベツは約1cm四方に切る。やまといもは皮をむいておろし金ですりおろす。

大きめのボウルに入れ、豚肉は長さを2等分に切り、塩、粗びき黒コショウ各少々をふる。

大阪の郷土料理レシピ:お好み焼き②

生地を作る。やまといものボウルにだし汁としょうゆを加える。

スプーンで軽く混ぜ、小麦粉を入れて、さらにまんべんなく混ぜる。

大阪の郷土料理レシピ:お好み焼き③

生地のボウルに具の材料を入れ、スプーンで空気を入れるようにして、さっくりと混ぜてタネを作る。

大阪の郷土料理レシピ:お好み焼き④

フライパンにサラダ油を薄くひき、タネの1/2の量を直径18㎝くらいに流す。タネを広げ過ぎるとふっくらと仕上がらないので厚いままにし、豚肉の1/2量を広げてのせる。

タネの周りが白っぽく固まってきたら、へらで裏返す。返したら、豚肉が香ばしくなるまで焼き、ふたをして4~5分蒸し焼きにする。残りも同様に焼く。器に盛り、ソースを塗って、マヨネーズを適宜にかけ、青のり、削り節をのせていただく。

生地にやまといもといった山芋を使うと生地にまとまりが良く、ふっくらと焼き上がります。

生地にダシを入れる事でダシの旨味を食材にも絡んで、美味しくなります。

大阪の郷土料理レシピ:たこ焼き

昔の大阪ではちょぼ焼きというたこ焼きの元祖のような食べ物がありました。家庭にある冷蔵庫の残り物を生地に入れて、包み焼く料理です。

1935年には明石焼きの影響でタコを入れるようになり、現在のタコ焼きへと発展します。各家庭に各家庭に1台はタコ焼き器があり、タコ焼きと言う郷土料理の距離は大変に近いです。

大阪の街では多くのたこ焼き店が鎬を削る激戦区となっています。

材料(30個分)

お好み焼き粉150g
水450CC
たこ足2本程度
キャベツ3枚
ねぎ適量
てんかす適量
紅しょうが適量
干しえび適量
卵2個
青海苔少々
ソース少々
かつおぶし少々

大阪の郷土料理レシピ:たこ焼き①

たこ30個分にキャベツ、しょうがはみじん切りにねぎは小口切りにする。タコ焼き器を温めておく。

大阪の郷土料理レシピ:たこ焼き②

大きめのボウルにお好み焼き粉・卵・水を入れ、粉のだまが無くなるくらいでよく混ぜる。

大阪の郷土料理レシピ:たこ焼き③

温まったたこ焼き器に②をあふれそうになるくらいまで流し入れる。

続けて、タコ・キャベツ・ネギ・天かす・紅ショウガ・干しエビを入れ、しばらく置く。

大阪の郷土料理レシピ:たこ焼き④

ふわっと膨らんできたら、串でひっくり返し、全体的にきれいに焼き色がついて丸型になれば、出来上がりです。

大阪の郷土料理レシピ:たこ焼き⑤

お好みでかつお節・青のり・ソースをかけてお召し上がりください。

たこ焼き器に油を敷いておくと、たこ焼きの表面はカリッと中はトロッと焼き上がり、美味しくお召し上がれます。出来立ては大変熱いので注意しましょう。

大阪の郷土料理レシピ:きつねうどん

大阪のきつねうどんは醤油と砂糖で甘辛く煮た薄揚げをうどんの上にのせた料理できつねうどんの発祥には諸説あり、1893年に大阪の松葉屋で始まったものもあります。

名前の由来は商売繁盛の神様、狐の好物である油揚げを使うことで縁起の良い物と考えられる事からきつねうどんは誕生した説もある郷土料理です。

材料(2人分)

うどん・・・2玉
だし汁・・・5と1/2カップ
塩・・・小さじ1
薄口しょうゆ・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1

『きつねあげ』

うすあげ・・・4枚
醤油・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ2
みりん・・・大さじ1
だし汁・・・1カップ

きざみねぎ
お好みで七味

大阪の郷土料理レシピ:きつねうどん①

混合けずり節でダシを取り、揚げを焚く用とうどん用に分けておく。

大阪の郷土料理レシピ:きつねうどん②

あげを炊きます。だし汁、醤油、砂糖、みりんを鍋に入れ、油切りしたあげをいれます。

落し蓋をし、弱火で煮汁が無くなるまで煮ます。

大阪の郷土料理レシピ:きつねうどん③

大きな鍋にだし汁、うどん用のすべての材料を入れ、全てを器に盛れば完成です。

大阪のきつねうどんはあっさりとした薄口しょうゆでスッキリとしたダシと甘辛く煮たあげの相性が良く、あげの味をダシと調和して、美味しく食べれます。

大阪の郷土料理レシピ:肉吸い

肉吸いは大阪の郷土料理で肉うどんからうどんを抜いたもの料理です。かつおや昆布のダシを使ったスープにたっぷりの牛肉や豆腐に卵が入っているシンプルな作りです。

大阪の難波千日前にあるうどん屋「千とせ」が発祥で口コミで世間に次第に広まり、店一番のメニューになりました。

材料(2~3人分)

豚薄切り肉200~250g
豆腐1丁
玉ねぎ1個
ネギ2本
★水600cc
★薄口醤油 大さじ3
★みりん 大さじ2
★和風顆粒だし 大さじ1
★酒大さじ1

大阪の郷土料理レシピ:肉吸い①

豚肉をサッと湯がいて、取り出します。

大阪の郷土料理レシピ:肉吸い②

★印を火にかけて、玉ねぎを入れて5分くらい湯がいてから豆腐を入れます。

大阪の郷土料理レシピ:肉吸い③

豚肉を戻し入れてから5分湯がいたら、ネギを散らして器を盛り、お好みで一味唐辛子をふりかけて完成です。

レシピでは豚肉を使っていますが肉吸いは肉のダシを余すことなく生かす汁物でしっかりとダシを生かすと最高の汁物になりますが調味料を入れ過ぎて、バランスを壊さないようにしましょう。

最後に

今回、紹介した大阪の郷土料理レシピは郷土料理の一部分でまだまだ大阪には盛り沢山な郷土料理が今回のレシピで一度、簡易的に大阪を感じ、旅行で行った際にもっと良い大阪を感じれます。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ