2016/03/26
ローズマリー☆
鍋料理や煮物、炒め物などに幅広く使われる糸こんにゃく。カロリーが低く食物繊維も豊富なため、ダイエット中の人にも好まれたりしますよね。そんな糸こんにゃくの下ごしらえの仕方をご存知ですか?糸こんにゃくは下ごしらえのひと手間を加えることで、より美味しくなるのです!
皆さんは糸こんにゃくを調理する際、下ごしらえを行っていますか?下ごしらえってどうやってするの?と思っている方、ぜひこの機会に下ごしらえの方法を覚えて下さいね。糸こんにゃくは下ごしらえのひと手間で、かなり美味しくなるのです!では、なぜ糸こんにゃくは下ごしらえが必要なのかをご存知ですか?
糸こんにゃくは製造過程で水酸化カルシウムを使っているのですが、これが独特の臭みを出す原因にもなります。また、糸こんにゃくのほとんどが水分でできているので水っぽくて味がしみこみにくいのも特徴です。ですがこれらは、実は下ごしらえすることによって臭みを取ったり、調味料などの味をしみ込みやすくするできるわけです。もちろん糸こんにゃくと同様に、普通の板こんにゃくも調理する前には下ごしらえをした方がいいですね。
それでは早速、糸こんにゃくの下ごしらえの方法をご紹介します。まず、下ごしらえの第一工程として、糸こんにゃくを水洗いしておきましょう。糸こんにゃくをザルに入れて、さっと水洗いしておきます。
水洗いした糸こんにゃくは、軽く茹でておきます。沸騰したお湯に糸こんにゃくを入れて、再び煮立ったら2分程ゆでて下さい。茹であがったらザルにあげて水気を切っておきましょう。
糸こんにゃくの下ごしらえで軽くゆでるのにも、ちゃんとそれなりに理由があります。実は沸騰したお湯の中に糸こんにゃくを入れてゆでると、糸こんにゃくの臭みが抜けて、さらに味も染み込みやすくなり、歯ごたえもよくなるのです。なおゆで時間は、再び煮立ってから2~3分くらいがベストです。ゆで過ぎてしまうとかたくなってしまうので気を付けましょう。
次の下ごしらえは、糸こんにゃくを食べやすい長さに適当に切っておくことです。糸こんにゃくはかなり長いため、そのままだと食べる時に食べづらかったりしますよね。そのため、荒熱が取れたら適当な長さに切っておくと良いでしょう。特に小さいお子さんやお年寄りが食べる場合には、糸こんにゃくは弾力があるので噛み切りにくいため、少し短めに切った方が良いかもしれませんね。
適当な長さに切った後は、鍋やフライパンに入れて少し弱めの中火でからいりしてください。水のはじける音が勢いよくするかと思いますが、混ぜながら様子を見ていると水分が飛んでいくのがわかってくるかと思います。ぷるぷるとした音になれば火を止めて下さいね。以上で糸こんにゃくの下ごしらえは終了です。お疲れさまでした。
糸こんにゃくを煮物や炒めものにする際には、下ごしらえでからいりをしておくことで味が染み込みやすく、さらに糸こんにゃくの水っぽさもぬけるため、より美味しく仕上がります。糸こんにゃくを調理しても「味が全くしない!!」と思っていた人は、ぜひ一度この下ごしらえを試してみて下さいね!下ごしらえをするだけで、今までの糸こんにゃくとは全く違った味になりますよ!
いかがでしたか?糸こんにゃくの下ごしらえはにはお湯を沸かしたりからいりしたりと、少し手間がかかるのですが、この下ごしらえをしないまま調理してしまうと、出来上がった料理が糸こんにゃくの独特の臭みがしたり、水っぽくて味がほとんど染み込んでいなかったりするのです。
少し手間な工程かもしれませんが、この下ごしらえをするとしないとでは、出来上がった料理の香りと味が、大幅に違ってくると言うわけですね。となれば手間を惜しまず、しっかりと下ごしらえをしておきたいものです。もちろん今回の下ごしらえの方法は、糸こんにゃくだけに限らず板こんにゃくの下ごしらえにも使えますので、どちらのこんにゃくを使うにしても、下ごしらえを行うようにすると良いですね。
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