2016/04/12
蒔子
今ではたくさんの種類があるコンポートですが、使い方がいまいちわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのまま食べるだけじゃもったいない!ちょっとアレンジするだけで、グットお洒落なコンポートの使い方が出来ますよ♪
コンポートは果物や野菜を丸ごと、もしくはカットして水や薄い砂糖水、シロップなどで煮たものです。
コンポートは砂糖の量が少なめなので素材の味を楽しむことが出来ます。砂糖が少ない分ジ保存性はないので、数日で食べきるか、食べきれないときは冷凍保存しましょう。
ちなみに…参考までですがコンポートにはもう一つ果物や花を盛る足つきの食器という意味もあるそうですよ。
一つ目の違いは糖分量です。ジャムは果物の保存性を保つために果物と同等の糖分を加えて煮詰めます。コンポートは多くても果物の半量の砂糖で煮ます。
2つ目の違いは水分の有無です。ジャムは水分を加えず、糖分と果物だけで煮込むのに対し、コンポートはシロップやワインなどを加えて煮ます。
ジャムは甘さしっかり濃厚な保存食で、コンポートは優しい甘さのさっぱり常備菜ですね。
コンポートは素材の味も食感も楽しめるので、そのままでも、ヨーグルトやアイス、パンケーキに添えるだけのシンプルな使い方でも料理がお洒落になりますが、他にも使い方のアレンジが色々あります。美味しいコンポートの使い方のレシピを集めたので、参考にしてみてください。
材料(4~6人分)
りんご:2個
三温糖:60g
レモン汁(ポッカレモン):大さじ3
ゼラチンパウダー:7g
① りんごは芯を取って12等分くらいに切り皮をむいておきます。皮は1個分だけ取っておきます。
② 鍋に水500mlと砂糖60gとレモン汁を入れ、そこにりんごの身と皮(1個分)をいれて15分中火で煮ます。
③ 煮終わったら人肌程度に冷まし、冷めたら皮を別に取り出しておきます。
④ ③のりんごの皮を大さじ2程度の分くらい刻んでおきます。
⑤ ゼラチンをお湯50mlで溶かしたものと④のりんごの皮を③のりんごの入った鍋に入れよく混ぜ、器に移します。
⑥ ⑤の器に入れたゼリーの粗熱が取れたら冷蔵庫にいれて2~3時間冷やし固めて出来上がりです!
⑦ 器に盛り付けていただいてください。
コンポートの甘さを活かした使い方ですね。リンゴの存在感もあって、触感も楽しめるのでおすすめの使い方ですよ。色々なコンポートでアレンジ出来ますね。シンプルだけど素材の味が楽しめる使い方です。
材料(1人分)
春巻の皮:1枚
りんごコンポート:50g位
バニラアイス:適量
市販のホイップクリーム:適量
飾りのミント:少量
【水溶き小麦粉】 小麦粉:水⇒1:1
① 春巻の皮に、マテルネりんごコンポートをのせて巻き、巻き終わりは水溶き小麦粉で留めます。
② ①を170℃位の揚げ油で、カラッときつね色になるまで揚げます。
③ ホイップクリームやバニラアイスをお好みで盛りつけ、ミントを飾ります。
※春巻の皮は20cm角です
※水溶き小麦粉は、小麦粉⇒小匙1と水⇒小匙1を混ぜ合わせておきます
春巻きの皮を使ったアップルパイです。バニラアイスを添えたアツアツのアップルパイ♪間違いなく美味しいコンポートの使い方ですね。春巻きの皮のパリパリ感がパイ生地のサクサク感とはまた違って、癖になりそうな使い方ですね。
材料(180ccカップ6個分)
<パンナコッタ>
生クリーム:200cc
牛乳:200cc
グラニュー糖:50g
板ゼラチン:5g
バニラエッセンス:2滴程度(またはバニラビーンズ:1/4本分)
<桃のジュレ>
コンポートの煮汁:320cc
グラニュー糖:10~20g(煮詰まり具合によって甘さが変わるのでは入れなくてもok。様子を見て入れる。)
板ゼラチン:4g(たっぷりな水でふやかしておきます。夏場は氷水で。)
<仕上げ用>
桃のコンポート:3個分
<パンナコッタ>
① 鍋に生クリーム、牛乳、グラニュー糖を入れ火にかけ沸騰させます。(バニラビーンズを使用する場合は一緒に入れてください。)
② 沸騰したら火を止め、ゼラチンを入れ溶かしてバニラエッセンスを加えます。
③ 容器に流し冷蔵庫で冷やし固めます。(バニラビーンズを使用した場合は氷水に当て
冷やしてとろみをつけてから容器に流す。)
<桃のジュレ>
① コンポートの煮汁とグラニュー糖を鍋に入れ、グラニュー糖が溶けたら火を止めます。
② ゼラチンを加え混ぜて溶かし、氷水に当てて冷やします。
<仕上げ>
① パンナコッタを冷蔵庫から取り出し、桃のコンポートを乗せジュレ液を流し入れます。
② 冷蔵庫で1~2時間冷やし固めます。
白とピンクの色合いが可愛らしいコンポートの使い方ですね。パンナコッタの濃厚な味わいに桃のコンポートのさっぱりとした甘さが加わって、最後まで飽きの来ないコンポートの使い方です。柑橘系のコンポートやトマトのコンポートでアレンジしてみても美味しそうですね。
材料(4人分)
苺のコンポート:150g
プレーンヨーグルト:200g(水切りしたもの100g使用する)
生クリーム(脂肪分45~47%):100㏄
砂糖:20g
① ヨーグルトを水切りします。ボウルにざるを乗せ、ざるにペーパータオルを敷き、ヨーグルトを入れます。冷蔵庫で3時間以上水切りします。
② ボウルに生クリームと砂糖を入れ、ボウルの底を氷水に当てながら、泡立て器(ハンドミキサー)で九分立てにします。(ピンと角がたってからさらに泡立て、多少ボソついた感じになるまで)
③ 別のボウルに水切りヨーグルト(100g)と苺のコンポートを入れ、泡立て器でしっかり混ぜ合わせます。
④ ②に③を加え、全体がなじむまでよく混ぜ合わせます。
⑤ ボウルにラップをし、冷凍庫で1時間冷やします。取出して全体を混ぜ合わせます。同じ作業をさらに2回繰り返します。(しっかり固まるのに3時間以上かかります)。
途中でかき混ぜるのが面倒な場合、タッパーなどに移し替えそのまま冷やし固めてもOKです。(その場合固めに仕上がります。)
※しっかり固まったアイスは少々かたいので、食べる10~15分前に冷凍庫から出して常温に置いておくと、柔らかくなって盛りつけやすいです。
苺のコンポートでさっぱりフローズンヨーグルトです。暑い季節にもおススメのコンポートの使い方ですね。こちらも他のコンポートでアレンジできますね。味はもちろん、見た目もオシャレなコンポートの使い方ですね。
材料(1人分)
切り餅:1枚
あんこ:15g
スライスチーズ:3/4枚
コンポート ラズベリー:小さじ1
コンポート ブルーベリー:小さじ1
コンポート オレンジ:小さじ1
マーガリン :適宜
① 切り餅を水平に3等分して使います。1枚ずつマーガリンを塗っておきます。
② 今回は自家製あんこを使いました。市販のものでも大丈夫です。
③ お餅に5gずつ乗せ、チーズをかぶせます。
④ オーブントースターでチーズが溶けるまで焼きます。1200Wで2分くらい。
⑤ コンポートを乗せれば完成です。
意外な組み合わせのコンポートの使い方です。餠+あんこ+チーズ+コンポート⁉こんなコンポートの使い方って…と思いますが、チーズの塩気に甘すぎないあんこと甘すぎないコンポートが合うそうですよ。どんな味なのか試してみたくなるコンポートの使い方ですよね。
いかがでしたでしょうか。コンポートの使い方って色々あるんですね。ジャムの様に甘くなく、素材の味が楽しめるので、コンポートは市販のものもありますし、簡単に手作りできますので、色々な料理に使ってみましょう。新しい使い方が見つかるかもしれませんよ。
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