今夜のおかずにいかがでしょう!絶品ソースで食べるコロッケレシピ
2016/05/10
harename
2016/04/07 更新
回転寿司に行くと、よく、えんがわが廻ってきます。大葉を添えたにぎりや軍艦で。私は、この寿司ネタ、えんがわが大好きです。さっぱりした中にも、独特の噛み応えと、味に個性を感じます。今回は、この寿司ネタ、えんがわについてご紹介します。
えんがわ(縁側、エンガワ)とは、魚の部位の通称で、刺身や寿司のネタの一つ。ヒラメ、カレイの鰭(ひれ)を動かすための筋肉のことをいい、コリコリとした舌触りが好まれる。身の形が家屋の縁側に似ていることからそう呼ばれる。
えんがわの握り寿司は、通称「寿司の王様」と呼ばれ、古来より貴族にたしなまれていた。
寿司ネタで「えんがわ」といえば、本来は「ヒラメのえんがわ」を指す。基本的にヒラメ一匹から僅か4貫分しか取れないため、珍味とされていて高価である。店舗により価格はまちまちであるが、大トロに匹敵する価格で販売されていることが多い。
回転寿司で単に「えんがわ」と表示して安価で販売されている場合、カラスガレイやアブラガレイ、オヒョウといったカレイ目の代用魚のえんがわが使われている。
・・・とのことです(ウィキペディアより)。
なるほど、回転寿司で口にしている寿司ネタ、えんがわは、まがい物かも知れないってことですね。そういえば、以前、回転しない寿司屋さんでつまんだ寿司ネタ、えんがわは、一味違ったような記憶があります。
では、高級寿司ネタ、えんがわの美味さの秘密と、その謎について、えんがわを使ったレシピを織り交ぜながら、ご紹介していきましょう。
「左ヒラメに右カレイ」ってコトバ聞いたことありませんか?つまり、眼を上にして置いた状態で、左側に眼があるのが、ヒラメで右側に眼があるのが、カレイです。海外に行くと必ずしも、そうではないようですが、日本では、ほぼ間違いなく「左ヒラメに右カレイ」が当てはまるそうです。
それから、口で見分ける方法もあります。ヒラメは口が裂けた怖い顔をしているのに対して、カレイの口は、おちょぼ口で優しい顔をしているそうです。
眼と口で見分けがつく・・・面白いですね。
寿司ネタ、えんがわ・にぎり
材 料(1人分)
ヒラメのエンガワ・・・四半身分
ご飯約・・・80g
すし酢・・・大さじ1
練りワサビ・・・適量
寿司ネタ、えんがわ・にぎり・・・レシピ1
ヒラメの四半身から、えんがわを切り離します。
寿司ネタ、えんがわ・にぎり・・・レシピ2
尾側から切り込み、左手で皮を揺すって引きながら包丁を滑らせて皮をひきます。
寿司ネタ、えんがわ・にぎり・・・レシピ3
10cm弱にぶつ切りします(写真上)。手前は刺身の昆布〆で、別レシピの分です。
寿司ネタ、えんがわ・にぎり・・・レシピ4
炊き立てのご飯を丼に盛り、すし酢を回しかけてヘラで切るように混ぜ合わせます。
扇がずにそのまま冷まします。
写真は別レシピの分も含めて8貫分のすし飯です。
寿司ネタ、えんがわ・にぎり・・・レシピ5
手を濡れ布巾で適度に濡らして少量(20g程度)のすし飯を取り、軽く握ったらワサビをぬり、その上にエンガワを載せて形を整えます。
皿に盛り付けて出来上がりです。
やはり、えんがわの王道は、にぎり寿司ですね。それも、本物(?)のヒラメのえんがわ・・・。じっくり、お楽しみください。どうですか?ヒラメとカレイの味の違いが、わかるでしょうか?
寿司ネタ、えんがわを使った柚子胡椒
材料 (一人分)
カレイのエンガワ・・・適量
柚子胡椒・・・適量
麺つゆ ・・・適量
寿司ネタ、えんがわを使った柚子胡椒・・・レシピ1
えんがわをカットし、余分な水分と脂を丁寧に拭き取ります。
寿司ネタ、えんがわを使った柚子胡椒・・・レシピ2
柚子胡椒をお好みの分量乗せます。
思ったより多目でも大丈夫です!
寿司ネタ、えんがわを使った柚子胡椒・・・レシピ3
麺つゆをかけ回して、柚子胡椒をよーく溶きます。
まんべんなく溶けたら、葱を散らしてサックリ混ぜれば出来上がり!
手軽に手に入る、カレイのえんがわで、ちょっとしたおつまみはいかがですか?柚子胡椒の風味が、えんがわのコリコリ感と、素敵なハーモニーを奏でてくれそうですね。
結局のところ、高級寿司ネタといわれる、ヒラメのえんがわも、カレイのえんがわも、どちらも美味しいですね。
背びれ部分のコリコリ感と味の深みの秘密は、ヒラメやカレイは、浮き袋の無い魚なのです。つまり、泳ぐときは、背ビレと腹ビレを駆使して泳ぐ必要があるのです。それが、ヒラメもカレイも背びれの付け根のえんがわが発達している理由だそうです。
やはり、どちらのえんがわも美味しい秘密がありました。
ただし、ヒラメの主食が魚であるのに対して、カレイの主食は虫です。どうやら、そのあたりに運動量の違いが生じるようです。つまり、魚を追っかけるためのヒラメの背びれのほうが、より運動量が豊富になるのです。
その分、高級寿司ネタ、ヒラメのえんがわの方が美味しいという理屈になるようです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局