2016/09/30
mizuki_0114
2016/03/14 更新
あんこ好きにはたまらない一品!おしるこ・ぜんざいあったかいあんことおもちの愛称は抜群!寒い季節に食べたい!!ところでおしるこ・ぜんざいは同じあんことおもちを作ったレシピですが違うものだとご存知でしたか?今回はおしるこ・ぜんざいの豆知識を少しご紹介します。
いくつかの説はありますが、おしることは小豆を砂糖で甘く煮て、餅や白玉団子などを入れた食べ物です。おしるこを漢字で表記するとお汁粉になることから「汁(しる)」はつゆもの「粉(こ)」は実をあらわしています。なのでこしあんなどを溶かした汁に餅や白玉団子などの実をいれたものをおしることよばれています。
一方、ぜんざいとはおしること同様、小豆と砂糖で甘く煮たものに餅をいれた食べ物です。このように表記するとおしることぜんざいは同じでは?と思う方も多いと思いますが、ぜんざいを漢字で表記すると、「善哉」と書きます。仏語で「喜びを祝う」という意味を持ち年の初めにお祝いするときなどに食べられ、「善哉(ぜんざい)餅」ともいわれております。その名のとおりぜんざいは餅にあんこをのして食べるものです。
おしることぜんざいの由来をご紹介しましたが実は日本の東西でも「おしるこ・ぜんざい」は呼び方や食べ方が全く異なります。関東の「おしるこ」とは、粒あん・こしあんを溶かしたものにお餅や白玉団子をいれたものをおしること呼びます。そして、「ぜんざい」は汁気のないあんこを餅や白玉団子に乗せたものをぜんざいと呼びます。一方関西では、「おしるこ」はこしあんを溶かしたものに白玉団子を入れたものをおしること呼びます。「ぜんざい」は粒あんを溶かしたものに餅をいれたものをぜんざいと呼びます。このように東と西ではおしることぜんざいの食べ方が異なります。今回は大きく東西で分けましたが、地域によってまたおしることぜんざいの食べ方は異なります。
冬の寒い時期にほっこり身体が温まる食べ物を食べたくなるときに「おしるこ」「ぜんざい」が無性に食べたくなりませんか?いくつかの「おしるこ」「ぜんざい」が美味しくいただけるお店をご紹介します。
京都の祇園にあるお店。京都といえば甘味。祇園 徳屋さんではおしるこやぜんざいだけでなくそのほかの甘味も味わえます。観光の休憩にあたたかいおしるこやぜんざいはいかがですか?
田舎しるこ。粒あんを溶かしたものに焼いたお餅をいれたもの。あんこの甘さとお餅の香ばしさが最高のおしるこです。他にも抹茶ババロアが人気のお店
粒あんを溶かした中にお餅を入れたおしるこ(田舎しるこ)のほかにお餅の上にこしあんをのせさらに栗をのせたぜんざい(栗ぜんざい)どちらも捨てがたくどちらをたべるか決めがたい!!そのくらいおしるこもぜんざいも絶品!
市販のあんこ(こしあん)
水
白玉団子
塩
お鍋にあんことお水を入れ火にかけます。あんこを水で溶かしながら混ぜ、沸騰したら火を止め塩を入れます。お椀に白玉団子をいれ溶かしたあんこを注ぎます。簡単におしるこの完成です。
ゆであずき
砂糖
栗の甘露煮
餅
お餅をこんがり色がつくまで焼きます。お鍋に小豆と砂糖をいれて温めます。汁気がなくなれば火を止めます。お椀に焼いたお餅とあんこをのせ最後に栗をのせればぜんざいの完成です。
どうでしたか?知っているようで知らなかった方もいたのではないでしょうか?おしることぜんざいは地域などで呼び方も食べ方も全く異なります。同じ材料を用いているのに違う食べ物とは不思議ですね。寒い季節に家族みんなでこたつに入りながらでも、観光の休憩に立ち寄ったお店で食べるのもそれぞれの美味しさがありますよね。今回は、関西風のおしること関東風のぜんざいをご紹介させていただきました。お家でも簡単に作れてしまうおしることぜんざい。冷え切った体に温かいおしることぜんざいで心も身体もあたためてみてはどうですか。あんこの甘さとお餅の香ばしさがあなたの身体に染みわたり笑顔にさせてくれるに間違いないです。違いを知った分より一層美味しさがわかるかもしれませんね。
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