豆腐の底力！！豆腐一丁のカロリーと知っておきたいその栄養効果！

豆腐は、大豆の搾り汁（豆乳）を
にがりなどによって固めた加工食品です。

発祥は中国とされていますが、東アジアと東南アジア地域で、
古くから食されている大豆加工食品であり、日常的に食べられています。

加工法や調理法は各国ごとに異なり、日本の豆腐は白く柔らかい食感を持つ
「日本独特の食品」として発達してきました。
江戸時代に庶民に普及し、豆腐料理の本「豆腐百珍」は
当時のベストセラーになりました。

一丁に明確な定義は無く、地域や商品によって異なりますが、
都市部では、豆腐一丁約300〜350g。
地方では若干大きめの350〜400g、
沖縄では豆腐1丁1kgほどのものが売られています。
なので豆腐1丁と言われた場合は、300g前後のものを想定すると良いです。

また、なぜ豆腐を『一丁』というのか、実は明確な答えはないようですが、
昔は二個一セットで売っていたため、丁半の偶数の意味からきたという説などが
あげられています。
豆腐一丁のほかにも、包丁一丁、一丁前、料理一丁などにも使われていますね。

豆腐一丁のカロリーは、どのくらいか、
ご存知でしょうか。

絹ごし豆腐のカロリーは、
100gあたり56カロリーなので、
豆腐一丁300gあたり168カロリー

木綿豆腐のカロリーは、
100gあたり72カロリーなので、
豆腐一丁300gあたり216カロリーです。

同じ大豆から作られていても、精製方法によって、
木綿豆腐一丁の方がカロリーは高くなっています。

豆腐といっても、絹ごし、木綿のほかにも
種類は様々あります。

100gあたり
焼き豆腐 88カロリー
沖縄豆腐(島豆腐) 106カロリー
おぼろ豆腐(ゆし豆腐) 50カロリー

豆腐一丁300gで考えると、
焼き豆腐 264カロリー
沖縄豆腐(島豆腐) 318カロリー
おぼろ豆腐(ゆし豆腐) 150カロリー
になります。

豆腐一丁の栄養価はどのくらいでしょう。

原料である大豆には、
良質なタンパク質や脂質の含有量が多く含まれています。
タンパク質は、血液や筋肉などの体をつくる主要な成分で、
豆腐一丁で肉や魚、卵と同等のタンパク質が取れるんです。

絹ごし豆腐は水分を多く含んでいるので、
ビタミンB1 、カリウム、ビタミンkが木綿よりも多く、
木綿豆腐は凝縮されてるので、
タンパク質、カルシウム、ビタミンEが絹よりも多くなっています。

同じ豆腐であっても、栄養価にも違いがあります。

大豆から豆乳を絞りとった残りがおからです。

カロリーは、豆腐一丁の約倍の100g110カロリーとなりますが、
豆腐一丁と比べると、おからには大豆の繊維質が豊富。
また豆腐ほどではありませんが、タンパク質・脂質等も含まれ、
栄養面でも機能食品としても優れています。

カロリー低めなのに栄養価の高い木綿豆腐は、
ダイエットにピッタリの食材！

木綿豆腐１丁のタンパク質（20.4g）を他の食品で摂るとすると、
ご飯 茶わん６杯（790g）、豚肉 ソテー用１枚（124g）
若鶏皮付きもも 1/2枚（118g）、卵 3.5個（165g）
になるんです！

サラダにいれて、野菜と一緒に食べたり、
火を通して、豆腐一丁まるごとステーキにしたり。
豆腐一丁で、カンタンに栄養が取れるのも魅力ですね。

柔らかく舌触りの良い絹ごし豆腐は、
そのまま冷や奴でも湯豆腐でも、満足感たっぷり♪

豆腐一丁にネギやキノコなど、野菜をのせるだけレシピで、
栄養満点な料理になります。

主食のご飯やパンの代わりにもなり、
また、淡白な味なので、ホットケーキミックスに混ぜたり、
ご飯代わりにグラタンにしたり、用途は様々！

豆腐一丁そのままで食べたり、
煮たり焼いたり、ペーストにしたり。
どんな料理にもなれる豆腐！

豆腐一丁だけで、主菜にも副菜にも、汁物、スイーツにも、
一食出来上がっちゃいますね！
豆腐一丁のカロリーは少ないのですが、タンパク質や脂質など
大豆の栄養は高いので、食べすぎには注意が必要です。

和食以外にもレシピが豊富なので、
カロリーを気にしながら、毎日取り入れることができます。

ローカロリー食材の豆腐ですが、木綿豆腐一丁と同じくらいの
カロリーの食材を見てみましょう。

ご飯茶わん／軽く１杯
６枚切り食パン／１枚とバター５ｇ
バナナ／２本
とうもろこし／大１本
卵／大２個
茹でうどん／Ⅰ玉（200ｇ）
納豆／（100ｇ位）パック 2 個半
さけ切り身／（70ｇ位）
サーロインステーキ／大 1 枚
豚ロース／小 1 枚
ささ身／5 枚
ショートケーキ／小１個
ビール／（中）２杯半

以外とたくさんありますね。
カロリーだけでなく、栄養素を考えて食事を取ることが
大切なことなので、食べすぎや一品食いには気をつけましょう。