もう二度と失敗しない！かき揚げを上手に作るコツを伝授します！

かき揚げは、何度やってもうまく作れない！サクサクに仕上がらない！など、かき揚げを作るときに悩んだりしたことはありませんか？中には「かき揚げは毎回失敗するから、もう作らない！お惣菜を買ってくる！」と言う人までいるそうですね。実はかき揚げを上手に作るためには、ちょっとしたコツが必要なのです。そのコツさえ掴めば、実は誰でも簡単に作れるのがかき揚げなのです。

では、かき揚げを作る際に大切なコツとはどのようなものでしょうか？何だかすごく難しそう！とか、プロでなければそのコツはマスターできなさそうね。とか思ったりしていませんか？実はかき揚げを作る際のコツと言うのは、とっても簡単なコツなんですよ。

かき揚げを上手に作るコツは、まず食材を同じ大きさ（厚み）に切ることから始まります。食材の大きさや厚みがバラバラだと、どうしても火の通り方が違ってくるので、なるべく大きさや厚みをそろえる必要があります。人参や玉ねぎ、ゴボウなど、かき揚げに使う食材すべてを同じような大きさや厚みに切りそろえましょう。まずは食材の切り方が、失敗しないかき揚げ作りのコツとも言えますね。

それでは早速、かき揚げを上手に作るコツをご紹介していきましょう。まずは衣をサクサクにするためのコツからご紹介します。かき揚げと言えど、天ぷらの一種ですよね。天ぷらの衣をサクサクにするためのコツは、まず衣の温度を低くしておくこと、油の温度を変化させないこと、この二つさえしっかりと守れば、かき揚げの衣はサクサクになるのです！

では、衣をサクサクにするコツを、一つずつ見ていきましょう。まず天ぷらの衣は、冷蔵庫で必ず冷やしておきましょう。また、かき揚げの食材も、切った後は冷蔵庫に入れておけば、衣も食材もよく冷えているため、衣の温度は必然的に低くなりますよね。次に２つめのコツですが、使用する油の量に見合った量でかき揚げを作ればいいのです。少量の油で、一度にたくさんのかき揚げを作ろうとすれば、油の温度が下がってしまいますし、大量の油を使っているのにも関わらず、１個ぐらいのかき揚げを作ろうとすれば、油の温度は上がる一方ですよね。なお、IHクッキングヒーターなら、油の温度設定ができるので、この点は便利かもしれませんね。

次にかき揚げの形をきれいに作るコツをご紹介します。まずは程よいお皿やボウルなどで、具材を合わせておき、手でふんわり掴み形を整えておきましょう。そこに衣をかけてグルグルっとまとめて下さい。この時点で、ほぼ仕上がり時の形に近くなっていることが、このやり方のコツでもあります。ここで形をある程度まとめておいて下さいね。

そこまでできたら、あとは熱した油に優しくポンと入れて下さい。油に入れた瞬間は、まだ火が通っていないので、油の中に沈んだ状態となります。コロッケなどの揚げ物は、浮いてくるのを待ちますが、かき揚げの場合は、浮いてくるまで待っていてはいけません。揚げる時のコツは、油に入れた後に箸を使って中心に窪みをつけるのがコツなのです。中央に窪み（凹み）を作ったら、次は天ぷら鍋の端っこを利用して形を整えていきましょう。

形がある程度整い、中までしっかりと火が通れば油をきって完成です！よくお店で見かけるかき揚げは、中央がすこしくぼんで（へこんで）いますよね。それが先ほど作った窪みになるわけです。このような仕上がりになれば、見た目も美味しそうなかき揚げになりますよね。揚げる時のコツは、食材に火が通る前に成形して中央に窪みを作ることにあります。

上記でご紹介した揚げ方のコツが、どうしてもうまくいかない場合には、クッキングシートを使って成形するやり方もあります。まず、クッキングシートを10cm四方ぐらいの大きさに切っておきましょう。そこに衣をあえた野菜をのせて下さい。クッキングシートの中央に直径7〜8cmぐらいになるように野菜をのせ、形を軽く整えます。ここでのコツは、ここで作った形がそのまま出来上がりの形になるので、野菜のバランスも考えながら丁寧にのせることです。

クッキングシートに野菜をのせたら、クッキングシートごとそのまま油に入れて下さい。15〜20秒ほどするとシートがスルッと剥がれてくるので、シートを箸でつまんで油から取り出しましょう。ここでのコツは、クッキングシートにのせた野菜を油に入れてからしばらくは、絶対に箸で触らないようにすることです。せっかく作った形が台無しになってしまいます。あとは数回ひっくり返しながら、全体がカラっとしてきたら完成です！

いかがでしたか？かき揚げを作るコツ、意外と簡単でしたよね。これならちょっと頑張れば、誰にでもできそうですよね。ぜひこの機会に、かき揚げ作りのコツをマスターして下さいね！