2016/02/11 更新
- 季節(2630)
豆から選ぶ!おいしいアイスコーヒーの豆知識と作り方まとめ
おいしいアイスコーヒーをおうちでも手軽に楽しみたい!でもどんな豆がいいの?お店の味がなかなか出せない・・そんな悩みをお持ちの方、おいしいコーヒー豆とアイスコーヒーの作り方の知識を深め、豊かなコーヒーのある生活を送ってくださいね(^^♪
コーヒーショップへ行くと実に様々なコーヒー豆があります。アイスコーヒーにするための豆は基本どんな種類でもよく、自分のお気に入りの豆があればそのコーヒー豆で作るのが一番です。しかし一つのコーヒー豆も煎り方によっては味が然違ってきます。焙煎について詳しく知っておくと、豆の特徴に加えアイスコーヒーに適しているかどうかもわかってきますよね。
コーヒー豆の焙煎度合いで変わるアイスコーヒー味の違い
深煎りになればなるほど、苦みが強く、酸味が薄くなってくるのがわかりますよね。
アイスコーヒーを入れる際の豆はフルシティローストぐらいがちょうどいいといわれています。
次は、アイスコーヒーのためのコーヒー豆の挽き方についてみていきましょう。
コーヒー豆の挽き方で変わるアイスコーヒー味の違い
この表を見ていくと細挽きになればなるほど酸味が強く、苦みが強くなっていくのがわかります。あとの項目でご説明する「水出し」には細引きのアイスコーヒー用に挽かれたものが
いいとされています。
お店で売られている一般的なコーヒー豆は中細挽きの状態のものが多いです。これは一般的な家庭に普及しているペーパードリップ式のものに適していています。次はいよいよコーヒーのいれ方についてみていきましょう!
アイスコーヒーを作るには、まずお湯で抽出し、それを冷やして薄めて作る方法があります。まずホットコーヒーの手順と同じ手順をアイスコーヒーでも行います。
ペーパードリップ方式
最も手軽に自宅でコーヒーを楽しむために広く普及しているコーヒー抽出方法です。ペーパーフィルターも安価に手に入り気軽にコーヒーを楽しむことができます!
ネルドリップ方式
ネル地のフィルターを使って抽出します。ネル地のもつ「蒸らし」の特徴を最大限に生かしたコーヒー抽出方法です。
サイフォン方式
本格的な喫茶店ではよく見られますが、なかなか若い方は見慣れない器具ではないでしょうか。蒸気圧を利用してコーヒーを抽出する方法です。
プレス方式
上からコーヒー豆を浸して押してコーヒーを抽出していく方式です。コーヒーの旨みをダイレクトに感じられます。
見慣れたものも見慣れないものもいろいろとあって楽しみ方もたくさんありますよね!今回は一般的に普及しているペーパードリップ方式でアイスコーヒーの手軽な入れ方をみていきたいと思います(^^♪
手順その① 必要なものを用意する
必要な器具 「ドリッパー」、「ペーパーフィルター」、「サーバー」、「ポット」水、コーヒー豆
※アイスコーヒー用のコーヒー豆は「深煎り」のものを用意しましょう。焙煎度合いでいうと「フルシティロースト」のコーヒー豆が最も適しているといえます。
手順その② 蒸らし
適温のお湯を注ぎ、コーヒー豆をじっくりと蒸らします。
約95℃のお湯が最もコーヒー抽出に向いているといわれています。
コーヒー豆の量は12g~15g、お湯の量は140ccくらいの濃さがよいでしょう。アイスコーヒーは氷の解けた水で薄めて飲むものですから、ホットで飲むよりも濃いめに抽出しておく必要があります。
手順その③ 急冷!グラスに注ぐ
たくさんの氷を入れたグラスに一気に注ぐ!!
時間をかけて冷やしてしまうと、コーヒー液が濁ってしまいます。急速に冷やして透明度の高いアイスコーヒーを作りましょう!
水出しコーヒーは苦みが少なく、さっぱりとした味わいで暑い夏にはがぶがぶ飲むことができる手軽なアイスコーヒーの作り方です。水出しコーヒーポットもいろいろと種類がでていますので少しご紹介します。使う豆は「細挽き」のコーヒー豆をご用意ください。
器具を使ってアイスコーヒー豆から抽出する方法
器具もたくさん出ています。おしゃれなものが多いですよ♪
イワキ iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー 水出しコーヒー/コーヒーポット/アイスコーヒーメーカー
アイスコーヒー用の豆を中央部分にセットし、上から水を注ぐとゆっくりコーヒー豆に浸透し下のポットの部分にアイスコーヒーが抽出されていきます。スタイリッシュで便利な商品ですよね(^^♪
ハリオ 水出し珈琲ポット8杯用 1,000ml MCPN-14B
こちらも水を入れたポットにアイスコーヒー用の豆を入れ抽出させて作る水出しのアイスコーヒーポットです。夜セットすれば翌朝には出来立てのアイスコーヒーが手軽に飲めますよね♪
アイスコーヒー用の豆の焙煎・挽き方・入れ方を簡単にご説明してきましたがいかがだったでしょうか。寒い冬が終わるとすぐに暖かいアイスコーヒーのおいしい季節がやってきます。アイスコーヒーのいれかたやコーヒー豆の知識を深めていくと一杯のコーヒーでもとても豊かに感じられますよね。