いろいろなお肉の部位でもとっても美味しい!すき焼きレシピ5選
2016/08/05
morizow
皆さんはホルモンは好きですか?日本人がホルモンを食べ始めたのは戦後ですが、牛を全部残さず全ての部位を食べる韓国に方々が日本に広めた、牛肉の内蔵の部位がとても人気です。もともと焼肉として食べられなかった部分なので安価でもあります。さあ作ってみましょう!
皆さんは「ホルモン」と聞いて何を想像されますか?男性ホルモン、女性ホルモンなどの「生理活性物質」のことを指す言葉でもありますが、今日ご紹介するのは食べ物です。焼肉店などで目にする「ホルモン」です。
ホルモンという名前は、もともと「放る(ほうる)もん」という言葉から来ています。日本人はもともと牛や豚の普通の部位の肉しか食べず、内臓は食べなかったため、精肉業者は内臓を捨てていました。なので、主に関西の言葉で「捨てる=放(ほう)る」から、「放るもん」・・・「ホルモン」と転じました。
食肉文化がもっと昔からあった韓国・朝鮮の方は、内蔵も美味しいことをちゃんと知っていて、精肉業者が「放る」もんをタダ同然で入手していました。韓国料理店から美味しい肉の食べ方として、ホルモン焼きは広まりました。今では人気メニューの一つですね!
豚ホルモン:約200g
玉ねぎ:1個
*味噌:小さじ2強
*コチュジャン:小さじ2
サラダ油:適量
ビールのおつまみにピッタリです。辛いのが苦手な方はコチュジャンの量を調節して下さい。
ボウルに*の材料を入れ良く混ぜ合わせます。その中にホルモンと玉ねぎを加えて、味噌を全体に絡めます。
冷蔵庫で寝かし、1~2時間漬け込みます。
フライパンに油をひいて、加熱します。ホルモンに火が通れば、辛味噌ホルモン~こてっちゃん風~の完成です。
手順②で、時間が無ければ肉の漬け込み30分ぐらいでも良いですが、漬け込み時間が長い方が味がよく馴染みます。手順③で、玉ねぎの方が肉より早く火が通るので、途中で玉ねぎを先にお皿に移すと良いです。
シマチョウ(生):200g
キャベツの葉:3枚
味噌大さじ:1/2
醤油大さじ:1/2
にんにく:1かけ
酒:大さじ1/2
砂糖:小さじ1
コチュジャン:小さじ1
生のホルモンをキャベツと一緒に味噌味の炒め物にしました。ホルモンの焼き肉をイメージしたレシピです。
材料の調味料すべてを混ぜ合わせ、その中にシマチョウを入れてもみこみ、しばらく置きます。
キャベツは食べやすい大きさに切ります。
フライパンに油を入れて火にかけ、手順①の肉を炒めます。
半分ほど火が通ったら、そこにキャベツを加えて炒め合わせます。これで、ホルモンとキャベツの味噌炒めの出来上がりです。
味噌の量は、使われる味噌の塩分の量で加減してください。
白モツ(*豚の腸:ゆでたもの):200g
キャベツ:2枚
にら:1ワ
たまねぎ(小):1/2コ
【合わせ調味料】
にんにく:1かけ
赤みそ(豆みそ):大さじ2
酒:大さじ2
黒砂糖:大さじ2
だしじょうゆ(市販):大さじ2
ごま油
焼肉店などでは辛めに調理されることが多いのですが、このレシピは少し甘めの味付けになっています。焼肉店で敬遠されていた方も是非!
キャベツは一口大に、にらは4~5cm長さに切ります。たまねぎは縦に7~8mm幅に切り、にんにくは薄い輪切りにします。
【合わせ調味料】を混ぜます。
フライパンにごま油大さじ2を熱し、にんにくを入れてサッと炒め、一口大に切った白モツを加えます。油がなじんだら、たまねぎ、キャベツ、にらの順に加えて炒め合わせ、【合わせ調味料】を加えて手早くからめ、器に盛ります。これで、ハイパワーホルモン炒めの出来上がりです。
一般的な焼肉店風と違って甘めの味付けのため、下処理をしっかりしていないと少し臭みが気になる場合もあります。焼肉店等でもホルモンは特に下処理に時間をかけていますので、下準備はしっかりとしてから調理してくださいね!
ホルモン:300g
キャベツ:1/4玉
白ネギ:1本
もやし:1袋
うどん:2玉
ホルモンうどんのたれ:大さじ3
サラダ油:大さじ1
ブラックペッパー:適量
一味唐辛子:お好みで
岡山県津山市がB級グルメ選手権で出品し、今や名物となったホルモンうどんです。焼肉店のメニューにはおそらくありませんが、野菜たっぷりでボリューム満点の満足料理です。
キャベツはざく切りに、白ネギは2~3cmに切ります。
鍋で湯を沸かし、ホルモンを下茹でします。
フライパンに油を熱し、ネギ・キャベツ・もやしを炒めます。
手順③にうどんを加えます。ほぐしにくいので、手順②の茹で汁をお玉1/2ほど加えてほぐすと炒めやすいです。
茹でて水気を切ったホルモンを加え、炒めます。
手順⑤にタレをまわしいれ、混ぜ合わせます。
ブラックペッパーを振って味を整え、お皿に盛り付けます。これで、B級グルメ!野菜たっぷりホルモンうどんの出来上がりです。食べる時、お好みで一味唐辛子をかけて下さい。
このレシピでは、全体が脂っこくならないようにするため、また炒める時間を短くするために、ホルモンを下茹でします。下茹でせずに、ホルモンを最初にしっかりと炒めても良いです。その場合は、出てきた脂をキッチンペーパーで拭き取りましょう。
いかがでしたか?ホルモンは焼肉屋さんなどでしか食べられないと思っていた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、お家でも簡単に作れることがわかっていただけたと思います。スーパーの精肉コーナーでもホルモンは見かけますが、精肉業者によって下処理の度合いが違うので、ホルモンは新鮮、かつ、しっかりした処理してくれる肉を扱っているところをさがして入手してくださいね!
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