【常備菜】漬けとくだけで使い方満載！玉ねぎの酢漬けのススメ

酢も玉ねぎも健康作りに役立つ食材として以前から注目されていましたが、玉ねぎの酢漬け（番組では「酢玉ねぎ」と呼ばれていました）はTVの情報番組で紹介されたことで一躍話題沸騰中で、雑誌やネットでもいまたくさん取り上げられています。

玉ねぎの酢漬けは、健康に気をつかっている人にも、たんなる玉ねぎ好き・お酢好きの人にも、毎日の料理の幅を手軽に広げたい人にも、全ての人にオススメできる常備菜です。効能と使い方を知ってご自宅の冷蔵庫に玉ねぎの酢漬けを仲間入りさせてください♪

玉ねぎには硫化アリルによるコレステロールの代謝の促進や食欲増進、ポリフェノールによるガン予防や脂肪の吸収を妨げることによるダイエット効果などさまざまな効能が期待されます。

硫化アリルは水溶性で玉ねぎを水にさらすと失われてしまいます。しかしそのままでは辛味や刺激が強いので酢漬けすることで和らげ、その酢も摂取することで玉ねぎのいいところを丸ごと取り入れることができます。

酢を毎日大さじ１〜２摂取することで内臓脂肪が減少したことが確認されています。また、血糖値の上昇を抑制する働きや食欲増進、疲労回復など毎日摂取したい効能が認められています。

しかし毎日摂取するには意識的に取り入れないと難しい食品でもあります。ドリンクなどで補ってもいいですが、玉ねぎの酢漬けとして常備することでより手軽に食卓に酢を取り入れることができます。

玉ねぎの酢漬けは、玉ねぎをスライスしてお好みの酢とはちみつに漬けるだけ！です。玉ねぎから水分がでるのでつける段階では中一個に酢大さじ５、はちみつ大さじ１ほどで十分です。新玉ねぎなら15分ほどで、普通の玉ねぎなら二晩ほどおくと食べごろになります。

もちろん玉ねぎの酢漬けの段階でのアレンジも自由にできます。醤油を加えて和風に、フルーツビネガーでフルーティーにと、よく使う使い方やお好みに合わせて調節してくださいね。１週間ほどは日持ちするので玉ねぎの酢漬けを何種類かストックしてもいいかもしれません。

そのまま食べることが少ないようなら酢漬けを作る段階であらみじんにして漬け込むと、さらにソースやドレッシングにするときに手間いらずになります。ただしスライスもみじん切りも大きくなるほど玉ねぎが酢漬けにしてなじむのに時間がかかるので気をつけてください。

玉ねぎの酢漬けはそのままでも箸休めとしておいしくいただけますが、さらにさまざまな料理にアレンジすることができます！酢漬けにした状態で常備しておけば手軽に使えますのでぜひ活用してくださいね。

冷や奴や冷やしトマトに玉ねぎの酢漬けをのせるだけで見栄えがグンと変わります♪玉ねぎの酢漬けにプラスしてイタリアンドレッシングをかければただのトマトがマリネのように大変身します。

まろやかな味の玉ねぎの酢漬けはカレーのトッピングにもぴったりです。らっきょうの甘酢漬けやインドの玉ねぎのサラダもあることから相性抜群！らっきょうはカレーにしか使わなくて余らせがちな方はぜひ玉ねぎの酢漬けで代用を♪

玉ねぎの酢漬けの玉ねぎだけを取り出して、細かく刻んでマヨネーズとまぜれば即席タルタルソース風に早変わりします！ゆで卵を加えればばっちり。家庭で思いついたときにタルタルソースを食べられるのはうれしいですね。

また、醤油やニンニクを加えて火を入れると玉ねぎの酢漬けがお肉にぴったりなソースになります。ハンバーグやステーキにそえても、お肉と一緒に炒めてもおいしいですよ！

上ではドレッシングをかけてマリネ風をご紹介しましたが、玉ねぎの酢漬けは手作りドレッシングやマリネ液の材料としても活躍します。玉ねぎをさらす時間がいらないのでサーモンや揚げた魚などと和えるだけですぐに食べられるフレッシュなマリネになります。

生の玉ねぎですが酢漬けにすることで辛味はほとんど気になりません。
なのでご紹介したアレンジ方法以外でも、いつも使っている酢の代わりとしていくらでも食卓で活躍させることができます。甘みを足してまろやかにしているのと玉ねぎの水分で薄くなっているのでマイルドで使いやすいのも特徴です。

これまであまり生玉ねぎや酢を取り入れてなかった方も玉ねぎの酢漬けから挑戦してみませんか？健康効果が期待でき、レパートリーが増えて調理の時短にもなるいいことだらけの玉ねぎの酢漬けのご紹介でした！