食の王国岡山県で、食べておくべきうなぎの名店５選をご紹介

岡山県児島湾の吉井川と旭川が海へと注ぎ込む汽水域は、希少種青うなぎの数少ない生息地です。
青うなぎは「幻のうなぎ」とも言われるほど漁獲量が少なく、岡山以外でもごく限られた店でしか食べることができません。

海水と淡水が混じる汽水域では通常淡水に生息するうなぎとはえさが違い、あなじゃこを主食としています。そのため青うなぎの身にはアミノ酸が多く、うまみの多いおいしいうなぎになると言われているのです。

こちらのうじょう亭では、天然うなぎならではのとろけるような脂と、炭火で焼いた香ばしいおいしさを楽しめる白焼きが絶品。岡山県外からのお客さんも多い店です。

青うなぎの収穫量や時期により提供される数が限られますので、お店に直接お問い合わせの上訪れてみてください。

厳選された大きな国産うなぎを一匹まるごと贅沢に使っていますので、やわらかく、ボリュームがありますが、こんがりと焼かれたうなぎはしつこさがなく、いくらでも食べられます。
また上品なうなぎの肝吸いや焼き物もおいしく召し上がれます。
蒲焼に使うタレはうなぎの頭と骨でしっかりとだしをとり、旨み豊かで、うなぎのおいしさを引き立ててくれます。

岡山市内だけではなく、遠くから来られる方も多い、岡山のうなぎの名店です。

活魚料理で岡山では有名なうおじま自慢のひつまぶしは、白焼きか蒲焼きかを選べます。
写真は、上が蒲焼き、したが白焼きのうなぎのひつまぶしです。

岡山でうなぎの養殖を本業とするうなせんは、うな丼並、大、特大の三つのメニューのみのお店。
朝から次々に焼き上げられたうなぎは、注文を通したらすぐにもう一度あぶってタレを絡めて提供されますので待ち時間も短く、お値段もリーズナブルに設定されていますので、気軽にうなぎを食べたい方にはオススメの店です。

お客さんもサラリーマンや中高年層から若いカップルまで客層が広く、地元岡山で愛されているお店だということがわかります。
店の方も気さくに話して下さり、満足のランチになります。

岡山では数少ないうなぎ専門店で連日行列のできるうなぎの名店「くりはら」は、待ったかいがある、と思わせる店です。
店内も駐車場も広く、ゆったりとした作りになっています。
メニューはほぼうなぎ料理のみですが、岡山を代表するうなぎ屋さんですので、いつもお客さんがいっぱいです。

やわらかく厚いうなぎの身は、焼き加減も絶妙で食通をうならせるおいしさ。肝吸いの肝もプリっとしていてこれはぜひ食べるべきです。
お値段もリーズナブルで、満足感いっぱいです。

岡山県倉敷市の美しい街並みの中にある吉井旅館が経営する乱亭は、情緒のあるお店で、ゆっくりとうなぎのおいしさを楽しめる店です。

倉敷市は岡山市の西に位置し、美観地区と呼ばれる昔ながらの景観を保存した地域は、岡山県きっての観光スポットです。その中で老舗の吉井旅館は、うなぎ料理の他カフェや会席料理も評価が高く、岡山を訪れたらぜひ足をのばしてみたい場所です。
うなぎはやや小ぶりで、上品な薄味のタレが、うなぎ本来の風味を引き立てています。

桃やマスカットなど、フルーツのイメージの強い岡山県ですが、おだやかな瀬戸内気候の岡山で食べるうなぎもきっとおいしいはず。岡山のうなぎの名店、足を延ばして訪れてみてください。