桃太郎でも有名!「晴れの国」岡山県の美味しい郷土料理をご紹介♪
「晴れの国」とも言われる岡山県。桃太郎のお話でも有名な岡山県には美味しい郷土料理がたくさんあるのです。今回はそんな岡山県の美味しい郷土料理の作り方をご紹介します♪岡山県に行ったことのある人もない人も、思わずほっこりしてしまうような郷土料理が満載です。
中国地方にある「岡山県」。桃太郎の物語が有名な都道府県というイメージが強い場所ですね。では、岡山県とはどんなところなのでしょうか。岡山県は、全国で1番晴れの日が多いと言われており、「晴れの国」とも呼ばれています。瀬戸内海と面しており、温暖な気候や豊かな自然が特徴的な県です。
桃やブドウなど、フルーツの生産が盛んな岡山県は、有名な温泉があったり都会からのアクセスも良かったりといい事づくめの県なんです。温暖な気候やこれらのメリットから、岡山県はとても住みやすい場所だとも言われており、田舎暮らしに憧れる人にはおすすめの県でもあります。
そんな温かい岡山県の郷土料理は、どのようなものがあるのでしょうか。郷土料理とは、地方特有の料理のことで、日本には数多くの郷土料理が存在しています。今回は、岡山県の郷土料理を紹介していきます!
岡山の郷土料理① しのうどん
岡山県の郷土料理一つ目は「しのうどん」です。名前は聞いたことがなくても、多くのテレビでも取り上げられているので見たことのある人は多いはず。しのうどんとは、幅2㎝・長さ約1mの太長~いうどんのことです。岡山県の郷土料理で、円通寺で修行者が好んで食べたと言われています。
岡山県の郷土料理「しのうどん」は、インターネットでお取り寄せすることも出来ます。では、長くて太い郷土料理「しのうどん」のゆで方を見てみましょう。
岡山郷土料理「しのうどん」のゆで方
① 大きな鍋にたっぷり水を入れて沸騰させる。麺をほぐして入れる。
②鍋の中で麺が踊る程度に火加減を調整する。
③好みの硬さになるまでゆで、水の中でしっかりと麺を洗う。
郷土料理「しのうどん」は、太さも長さも普通のうどんとは違います。なので、ゆで時間は少し長くなります。ただし、ゆで方は普通のうどんと同じです。最後にしっかりと麺を水で洗うのがポイントです。もちもちとした食感が楽しい郷土料理です。
岡山の郷土料理② ばらずし
岡山県の郷土料理二つ目は「ばらずし」です。ばらずしは倹約令をかいくぐるための工夫からうまれたと言われており、たくさんの具材が贅沢に乗っているのでハレの食としても親しまれています。
ばらずしに乗せる具材は各家庭で異なっており、正解はありません。家庭ごとに好みの具材を乗せられるのも嬉しいですね。では、岡山の郷土料理「ばらずし」の作り方を見てみましょう。
ひなまつり~岡山県ばら寿司
材料 (二人分)
ごはん 3合
■ 寿司酢(酢 60cc・砂糖 60g・塩 12g)
■ 具材 (干ししいたけ・れんこん・ごぼう・にんじん・ちくわ・えび・まつかさいか)
岡山郷土料理「ばらずし」レシピ
①ごはんを炊く。具材は味付け等の下準備をしておく。
②ごはんに寿司酢を混ぜ、具材も混ぜ込む。
③錦糸卵などで飾り付ける。
ばらずしは野菜もたくさん食べられるので子どもにもおすすめの郷土料理です。ひな祭りや子どもの日などのごちそうに作ってみてくださいね♪
岡山の郷土料理③ けんびき焼き
岡山県の郷土料理三つ目は「けんびき焼き」です。けんびき焼きとは、小麦粉で作った生地にあんこを包んだ田舎のお菓子です。けんびきとは「疲れ」を意味する言葉で、疲れをいやしてくれる甘いお菓子として昔から岡山県の人々に愛されています。
けんびき焼き
材料(5人分)
小麦粉 100グラム
熱湯
こしあん 100グラム
みょうがの葉 5枚
岡山郷土料理「けんびき焼き」レシピ
①あんこを丸める。
②小麦粉に熱湯を加えてこねる。
③丸めたあんを中に入れて包む。
④みょうがの葉で団子を包むように巻く。
⑤フライパンを熱し、サラダ油をひいて④を焼く。
けんびき焼きは、みょうがの葉で団子を包み、両面こんがり焼き色がつくまで焼くのがポイントです。カリカリとした食感が美味しく、あんこの甘さを引き立てます。疲れが取れるような素朴な甘みがほっこりする郷土料理です。
岡山の郷土料理④ きびだんご
岡山県の郷土料理四つ目は「きびだんご」です。この郷土料理があるために、岡山県の桃太郎伝説は全国的にも有名になりました。きびだんごは、その昔国のお偉いさんに献上されていたとも言われています。
簡単☆シンプルなもちもちきびだんご☆
材料
もちきび 1合
水 1合よりやや少なめ
塩 ひとつまみ
きび砂糖 20g
■ コーティング用きなこ 適量
岡山郷土料理「きびだんご」レシピ
①もちきび水洗いし、1時間くらい水に浸けておく。塩ひとつまみを入れ、炊飯器で炊く。
② ボウルに取り出し、砂糖を加える。麺棒で混ぜながらすり潰す。
③ 一口サイズに丸め、きなこをまぶす。
きびだんごを丸めるときは、手をしっかりと水で濡らしておくとくっつきません。きなこでコーティングしてあるので、きびの味になれない子どもでも美味しく食べられますね。
今回は晴れの国岡山県の郷土料理を紹介しました。どれもほっこり温かみを感じる郷土料理ばかりです。家でも簡単に作れるものもあるので、ぜひ試してみてくださいね♪岡山県の郷土料理を食べて、心も体もほっこりしましょう。